表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ABDUCTION!! ~IN THE ANOTHER WORLD~(凍結)  作者: 迦楼羅カイ
第2部 リメイカー副将と東の大陸
108/208

第106話 面会

相変わらずの低い文章力。一年経っても進歩しない。

なんやかんやあって王様と面会だが…………。伝える事が多いな。整理しようか。


1.世界征服企んでるのはリメイカーという組織で、俺らの世界の人間とか、細い美人とかがいる。


2.海に流されたりもしたけれど、俺達は元気です。


3.一年間修行して強くなったよ!細い美人にボコボコにされたけど。


4.仲間が増えました。


5.これからはリメイカーをシメて情報を吐かせるつもり。


6.メレンがこの城のすっごい剣ひっこ抜いて持ってきたよ。


これくらいかな。で、王様に会って1から5までを話す。


「そうか…………リメイカー、お主らの世界の者まで……………。それは大変かもしれんな…………。」


「はい、なので一年修行を行い…………十分とは言いがたいかもしれませんが、かなり強くなれたと自負しております。」


「そうか、それは頼もしい事だ……………、しかし、この世界の者を仲間にするとは……………危険ではないのか?」


「あちらから望んでついてきましたし…………実力は俺達に劣りません。問題ないと思います。」


キュリアちゃんは戦ってるのを見てないから分からんが、ジェルスも結構強いって言ってたし、大丈夫だろ。


「……………まあ、それはお主らに任せよう。で、これからどうするのだ?リメイカーの本拠地に乗り込むか?」


「いえ、西の大陸はとても広大なうえ、敵の罠がどこにあるかもわかりません。なので、あちらから来るのを待って、それと戦い、情報収集する予定です。」


「そうか…………それもお主らに任せるとするか。上手くいく事を願っているよ。」


「はい。ありがとうございます。」


ところで、何で俺一人だけで喋っているんだろう?ジェルスとメレンも何か喋ってくれよ。めっちゃ緊張するんだぞ、これ。


あ、そうそう、6を話さないと。忘れる所だった。ジェルス曰く、本来は入るだけで重罪らしいからな。


「ところで王様、このお城の二階の隠し通路に剣がありますよね?」


「何?あの通路を?普通なら重罪だが……………そなたらなら特別だ。不問としよう。」


「実はその剣……………メレンがひっこぬいて持ってきたんですが……………。」


「はっはっは。特別だと言っただろう。構わん構わん。」


あ、何かあっさりだな。


「気にするな、あの剣を持っていくくらい………………、って、えええぇぇええぇーーーーーーーッッ!!?」


うわ、びっくりしたなぁ。いきなり叫ぶなよ。心臓にも悪いぞ。


「ええぇッ!!?あの剣を!?な、どうしッ、ええぇえぇぇッッ!!?」


焦りすぎてキャラ崩壊してます。落ち着いてください。ほら、王様がキョドってるから周りの兵士も焦ってるじゃあないですか。


「ご……………ゴホン!!そ、そそそれは…………本当かアッ!?」


「落ち着いてください!!」


声裏返っとる!


「すー、はー、すー、はー、…………すまぬ、何せ、恐ろしい力を持つ上に持ち主を選ぶ剣なのだ。まさか持てる者がおるとは思わなかったからな……………。」


「……………そうですか……………。」


俺からしたら王様のキャラ崩壊の方が想定外だよ。


「………………メレン殿、本当にあの剣を?」


ここでメレンが初めて口を開いた。


「はい。この剣ですよね?」


そう言ってあの剣を引っ張りだす。兵士の方からどよめきが起こる。ビビりすぎじゃないか?


「…………本当に…………抜いたのか…………闇の剣、ソルアを……………。」


「確か…………ジェルスから聞いた話によると…………昔世界を破壊しようとした人が持っていた、と…………。」


「そうだ。その剣は本当にそれほどの力を持っている。だから、隠し通路に封じていたのだが……………。」


と、その時、兵士の一人が声を発した。


「でも、そのような力なら、リメイカーにも……………ッ!!」


それはごもっともだ。扱えればの話だがな。


「でも、この剣、とっても重くて、扱えないんです……………。」


そう言って重そうに持って別次元にしまいこんだ。兵士の方から落胆したような声が聞こえる。


「まぁその剣はメレン殿に譲るとしよう。メレン殿なら悪用もしないだろうしな。」


まず使うだろうか?メレンは素手と魔法が充分強いからあんなデカイ剣に頼らないと思う。


「思いがけない知らせもあったが、とりあえずは希望の持てる話で安心したよ。下がってよいぞ。新たな仲間達も三階の部屋を自由に使うといい。」


「わかりました。では、失礼します。」


そう言って俺達は玉座を出て、三階の部屋へと向かう。結局王様と喋ったの俺ばかり……………。


「じゃあ、今日はもうゆっくり休もう。解散。」


5人と別れて、去年俺が使っていた部屋に入ると、疲れがどっと出てきた。久々の遠距離歩行だったしな………………。


まぁ、まずは、ゆっくりと風呂にでも入るとしようかな……………。

書いてる途中であの剣は誰にも触れられないのにどうやって封印したんだ、という事に気づきました。どうしようかと考えた結果…………。


封印の魔法です。触れる事はできずとも、縛る事くらいはできると思うのです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ