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プロローグ―2

 ―――聖欧歴1912年、9月10日9時


 ―――「壊れた槍の担い手」まで、後3か月21日、15時間。




「―――よぅ、兄ちゃん。やたら大荷物だが、これからどっか行くのか?」


 ひたすら客引きをしていた露店を営む男が、ある青年の姿を目にして呼びとめた。

 立ち止まった青年は、ただ視線だけで応えた。


「やたら大きな剣だなぁそいつは。しかも見かけねぇ顔だし、つい声をかけちまったぜ」


 露店の男はそんな事を言いつつ、改めて青年の姿に注目する。

 青年は精悍(せいかん)な顔立ちであるが、その(あお)の鋭い瞳には確固たる意志が宿っている。見事な銀髪を首まで伸ばしているが整えてなく無造作、長身のせいでスマートに見えるものの、よく見るとかなりがっちりとした体躯。

 黒のパンツに、同じく黒いシャツ、その上に足まで伸びる薄汚れた長袖コートを羽織っている。所々に煤けているコートには、今まで彼がどれほどの修羅場を潜り抜けたのかを物語っているように見える。右手には保護するためのガントレットが取り付けられており、全体的に見た目よりも機能性を重視した装いだった。


 しかし、彼よりも大きく存在感を放っているのは、その背中に背負う別のモノだった。麻袋に覆われ姿形は把握できないが、上から覗く(こしら)えのある取っ手でそれの正体が剣であることが分かる。大きさを見る限り、彼の身長と同じぐらいになると思われた。その先端が彼の足まで伸びているので、相当な大剣のはずだ。

 それを背負いながら悠然とここまで歩いてきた彼の姿は、付近の民にとっては若さに似合わぬ力の持ち主だと思ったことだろう。実際まだ若く、最近成人したばかりの年頃だ。かなり前から、成長期の段階から筋肉がつき、その剣を振ってきたため筋力は成熟している。


「それに、その立つ雰囲気……あまり見かけんが、傭兵かい?」


 そんな姿の青年に、露店の男が質問すると。


「……いや、違うな。今から騎士に成りに行くただの現在無職だ」


 一言だけを残して、青年は露店の前を後にする。

 彼が目指す先は、この国“聖王国レイザーランス”が擁する騎士団の本部。



 銀髪の青年は露店の男の言う通り、今いるこの国の人間ではない。昔は傭兵だった。世界各地を放浪し、金になる仕事を請け負って依頼者の兵となり生きてきた。

 僅かに生計を立てていたものの不安定な生活だった為、安定した仕事を探していた。だが、とある事情からあまり居て不自然だと思われる場所に行く気はなかった。特に彼は背負う剣を肌身離さず持ち歩く為に、嫌でも悪目立ちするのだ。噂を立てられ、あまり有名に成りたくなかった彼は、ここぞという働くところがなかったのだった。

 そんな彼は、ある噂に導かれて長い旅路を越えて聖王国へと入国してきた。


 本来の目的地に向かいながら、青年は手に持つこの国に関するガイドブックを開く。


「―――“かつて、魔鬼戦争で唯一残った古の王国は、その後興国した国々によって、『聖』の名を冠されたという”」


 千年以上の歴史を持つここ、聖王国レイザーランスは伝統と魔働の知識を重んじる国家であり、魔働エネルギーを有して動力、燃料、個人の魔力回復など日常生活と軍用品で様々な用途に使用される鉱物資源、“働石(どうせき)”の豊富な産出国である。技術力は他の二大国家に比べて低いものの、洗練された空気と魔働の実力、そして国民の連帯力はかなり高いと言っても良い。

 長年大きな国家間との戦争も無く、確固たる独立と平和を享受している民衆はひたすらに忙しく生活している。

 ここの国立図書館は長年の歴史が詰まった知識の宝庫として、国内外の歴史学者が足しげく通っている程の大きさだ。学校の授業は国の生い立ちから読み書き、そして魔働の実力を高める為のカリキュラムも充実している。


「……そして、なおかつこの国にはある軍隊が存在していた。

 ―――それが、“蒼衣(そうい)騎士団(きしだん)”」


 千年前、鬼神の軍勢がかつての聖王国に攻め入って来た際、自らを引き換えに撃退したと言われる聖騎士。

 彼の者が羽織っていたとされる蒼い衣に由来して組織された“蒼衣(そうい)騎士団(きしだん)”は、聖王国が誇る最高の軍隊だ。

 国民がまさに輝ける騎士の集まりであることに、尊敬の念を向けるのは無理ない。彼らの錬度は凄まじく高い魔力と戦闘力を持ち、人を護る覚悟と意識、そして誇り高く存在する彼らは、国の子供たちが口を揃えて将来なりたい職業なのだった。

 彼らの仕事は実に国内の隅から隅まで多岐にわたる。定期的に辺境の村にまで巡回に来るほどの誠意ある行動に、誰しもが称賛する。山賊や凶暴化した魔物が現れて襲われても、連絡する方法がつきさえすれば馬を飛ばしてでも騎士団が飛んで来てくれる。

 まさに安全と安心を保障してくれる彼らの理想は、太陽となって民達を輝かせてくれるのだ。


 民は今の生活になんとか付いていくだけで精いっぱいなので、こうして自分の仕事に集中できていた。


「うむ。確かに、今まで見てきた他国の中でも、かなりの活気だな……」


 銀髪の青年はガイドブックから目を離し、自身が歩く街並みと光景を観察する。

 あらゆる喧騒の中心地、聖王国の聖都は伝統ある街並みを残しつつも、働石によって働く街灯や噴水、あらゆる生活用品が充実した場所だ。人口密集は国内最大を誇り、商業の中心でもあるのは当然のこと。

 城下町から北方面にある、王が住まうフェード城は聖都の高く聳えるシンボルであり、国政を取り仕切っている。

 その近くに、彼の目的地が存在するのだ。


 やがて、青年にまとわりつく喧騒は離れ、精練された空気が漂ってくる。

 “蒼衣の騎士団”本部が所有する地区へと入ったのだ。

 騎士団本部は、城の真横に位置している。


「ここか……」


 長い壁を伝い、ようやくその終点へと辿り着いた青年は、遥かに高い厳かな門の前に立ち止まり、見上げた。

 門の鉄格子の間から中を見ることができるが、詰め所の入り口が見えるだけで後は芝生が広がっているだけだ。

 城と同等の面積を誇る騎士団本部は、大規模な訓練も考えられて訓練場を広く作っている。また、詰め所はあらゆるデスクワークや交流も考えて設計されており、詰められるように寮も完備されている。

 中から僅かであるが、騎士たちの掛け声が一定のペースで聞こえてくる。


「ここが、俺が探し求めた唯一の職。安定した生活を得る場所……」


 傭兵しか仕事がなく、他の真っ当な職に就けなかった彼はある噂に頼った。

 聖王国が擁する“蒼衣の騎士団”は国と王に忠誠を誓い、命を賭す覚悟を持つなら来る者拒まずの制度を持っている、と。

 無論、それは国民に限った話ではあるが、男はこの剣を持っても不思議ではなく、尚且つ安定した生活が得られるというこの条件に僅かでも希望を見出したのだった。

 忠誠など形だけで済ませられる。さらに言えば戦いに赴く以上人は死ぬものだ、と考えている男は騎士団の制度に関してなんら問題はないと思い至り、こうして遠路はるばる訪れた。


 そうして聖王国にようやく辿り着いた。

 前もって騎士登用試験の受験申請を済ませ、試験当日の今日に彼はこの門を叩こうとして立っている。


「……行くか」


 ポツリと口を動かした後、男は門を開いて騎士団本部へと直行した。




 入り口で見張りをしている騎士に指示されて、目的地である試験会場へ向かう男。

 第一試験は面接であり、前もって渡している書類審査の後、それを元に試験官との質疑応答が行われる。

 詰め所の中は広いので、初めて来た者は建物の見取り図を持ってしても迷いやすく、時間通りに来られる保証がない。それ故最初の試験は時間を決めていない事になっている。

 男にとって時間を決められていないというのは非常に助かっており、こうして余裕を持って来ることができた。


 見張りから渡された見取り図を見ながら、右、左、左、上、右と曲がりくねった通路を進む。

 こんな面倒な作りをしてて大丈夫か、と男は思いつつも、見取り図から現在地を確認しながら壁伝いに歩いていく。

 その状態が続いていたので、少し注意力散漫になってしまった男は、曲がり角から人影が出てきても気づくのに遅れてしまった。


「っと……!」

「きゃっ……!」


 向こうも気づかなかったようで、曲がり角での鉢合わせに止まることもできずに衝突する二人。

 男は長身だった為に倒れることはなかったが、もう一人は衝撃を抑えきれずに尻もちをついた。


「……いたた……」


 尻もちをついたその人は、尻を撫でながら何が起こったかを把握したようだった。

 男は直ぐにその人物に手を差し伸べる。


「すまない。前方不注意になってぶつかってしまったようだ。……大丈夫か?」


 男はその時になって、ようやくぶつかった相手の姿を認識することができた。

 腰まで伸びる黒いストレートヘアーが印象的な女だった。

 歳は男と大差ない、むしろ少し年下の少女。日焼けしていない端正な顔立ちで華奢な体格をしているが、腕っ節は鍛えているようで多少の筋肉が垣間見える。

 肩に甲冑の肩当てを付け、衝撃吸収の白い拵えをした軽鎧に、その下にはグレーのタートルネックを着こなしているのが分かる。下は軽くスリットの入ったタイトスカート、それに脚を覆う黒いタイツで多少堅苦しい印象で纏められている。また、腰の左側には純白の盾とその傍にブロードソードをぶら下げている。

 男から差し出された手を女が気づいて取ると、ありがとうとお礼を告げて身体を起こした。


「こちらこそ御免なさい。私も考え事をしていて良く前を見ていなかったから」


 礼儀正しくお辞儀をして、背筋をピッと伸ばして男を見る女。その瞳は凛々しく少し生真面目な印象を与えていた。先ほどの装いと握った彼女の手が剣を持つ独特の痣を感じたので、もしかしたら騎士団の関係者かと、男は見つめながら思った。


「それはお互い様だ。ここに来るのは初めてなものでな。見取り図を見ながら目的地に向かっていたのだが、図を見るのに夢中になったからな。怪我が無いなら良いのだが」


 男は慇懃(いんぎん)な口調で言葉を返し、見たところ怪我を負わせなかったので時間をそれほど取られない事に安堵していた。


「そうだったの……。私は大丈夫だし、そちらも平気そうだからお互い様というものね。ところで、ここは初めて来たと言ったみたいだけど、何か用事でもあるのかしら? 見たところ騎士団の方ではないようだけれど」

「ああ。これから騎士登用試験を受けるところなんだ。面接会場に向かうところでな」


 手短に男は理由を伝えると、女は驚いた表情で「まぁ」と返した。


「あの騎士登用試験? ということは、貴方も受験者なのね」

「……も? ということは君もか」


 意外な接点があった二人はお互い、驚きの色を見せていた。

 特に男は表情に出さないが、内心とまどいがあった。

 確かに彼女の格好は騎士団の詰め所で行動するには好都合な格好だった。

 しかし、こうして腰に剣と盾をぶら下げて騎士団に入ろうと志している女性を今まで見たことが無かった。無論、男は騎士と関わった事は多くないが、それでも道中に見かけた騎士団の中に女性は皆無だった。

 実力のある女性が圧倒的に少ないからだろう。しかも嫁入り前であろう女が男所帯の騎士団に入ろうということ自体、常識ではないからだ。

 見つめ合う二人だったが、先に口にしたのは女だった。


「私もついさっき面接を受けてきたところなの。貴方と同じ、騎士登用試験のね。見えないかもしれないけれど、私も騎士になるつもりなの。それなりの戦闘は自信もあるし、度胸だってあるつもり。何より、私は騎士団に入って果たしたい目標もあるの」


 男がおどろいている理由を彼女も悟ったのだろうか、自分が試験を受ける理由を説明した。


「目標? 騎士団でしかできない事なのか?」

「勿論よ。貴方も、同じ理由なのでしょう?」


 そう女に尋ねられて、咄嗟に男は答えることができなかった。まさか安定した生活を求めて、とはこの生真面目そうな女に対して言えるような理由であるかどうか怪しかったからだ。

 沈黙は肯定と受け取ったのだろうか、女は嬉しそうに話を続ける。


「でも嬉しいわ。貴方みたいな若い人が皆と同じ志を持って国を護る立場に立とうとしている事。見たところ、貴方もそれなりに腕が立ちそうだし、きっと最終選考でも行けるかもしれないわね。……えぇ~と―――」

「……ゼスだ」


 女が男の名前を言おうとして、まだ聞いてなかったから歯切れを悪くしたと悟った男―――ゼスは、端的に名乗った。


「私の名前はシェリー・アイオライト=ブランシェ。長いからシェリーで構わないわ」


 黒髪の女―――シェリーは未来の同志に軽く微笑んで続きを紡いだ。


「ゼスさんにも、緊張なく実力を発揮できる事を祈ってるわ。願わくは、私と一緒に騎士になれると良いわね」


 と、突然シェリーは何かを思い出したように、頭を軽く下げた。


「あ、ごめんなさいゼスさん。長く引き留めてしまったわね。試験があるんでしょう? 私もこの後用事があるから、そろそろ行かないと……」

「……ああ、構わない。今度は気をつけろよ」

「ええ、ありがとう。そっちも試験頑張って」


 お互い会釈して、シェリーはゼスが来た道へと歩き始める。

 ゼスも彼女を横目で見つつ、お互い横切って別れたのであった。


 ―――この時、シェリーがゼスを横切った瞬間、彼の背中に背負っていた大きい袋が僅かに震えたのを誰も気づくことはなかった。




* * * * *




 シェリーと別れたゼスは無事に面接試験を受け、これに見事合格した。

 他の受験者と比べると外国人であるため、態度と半ば面接官の偏見から忠誠を誓う云々に対して評価は底辺だったが、冷静な判断と戦略眼を買われ何とか合格ラインを越えることができた。

 むしろそれは、他の考査で優秀な成績を収めなければ途端に不合格になりかねない事であった。


 翌日の第二考査は場所を訓練場に移動し、村に山賊が襲撃し、広場に子供が取り残されているという想定で行われた。


「それでは、考査を開始する。始めっ!」


 剣をもった山賊達は少なかったが、厄介なのは遠距離から弓を使って狙撃してくる山賊が、それよりも多く居たことだ。

 援護として味方側にいるのは、魔働術を使う術者一人のみ。

 大半の受験者はまず子供を安全な処に逃がし、術者と協力して山賊達を撃退した。

 しかし、失念してはならないのは、子供を逃がしている最中に援護の術者が集中砲火にさらされて、援護の手を無くしてしまうということだ。その一瞬の判断が遅れて、子供を逃がしても術者が倒れる結果を招き、不合格になった受験者も少なからず居た。

 護衛対象者を無傷で護りきり、味方の被害は最小限にさせることがこの試験の本質だった。


 これをゼスの場合は、まず子供を術者に任せ、その援護に回った。子供を逃がした後に彼自身が囮となって弓兵の注意を牽き付け、術者にはたった一発の術式で彼らの前に立つ(やぐら)を倒すことを指示した。建築物を利用することで大半の弓兵を沈黙させ、残りは各個撃破する。

 村の建築物を壊して山賊を倒す乱暴な戦法に眉をひそめる試験官はいたが、子供と術者を無傷で助けて、尚且つ迅速に山賊達を撃退したその判断に異を唱える者など皆無だった。


「……まぁ、傭兵なら常套手段だったがな」


 ゼスはそんな感想を漏らして、次の考査へと進む。




 第三考査は勇気と忠誠心を試す試験だった。

 主君が住まう居住区に次から次へと襲いかかる敵兵を撃退し、一人も通さない事が前提とされた。

 援軍はなく、多勢に無勢な状況で戦い続けることはかなりの難易度である。いくら体力があろうとも、その状況の最中では受験者は時の流れを遅く感じてしまう。その精神的な疲れから身体を鈍らせ、スタミナが尽きていくのだ。やがて苛烈になっていく侵攻に鞭打って立ち塞がっても、一人を通せばそこで失敗になる。例え堪え切れても、強力な魔物が最後に姿を現し戦意を挫けさせにかかるのだ。

 後方に居住区があり門が絶対守護圏になる。それでもかなりの広さがあり、そこで戦っては隙を突いて突破する者が少なからず現れる。受験者達は敵が必ず桟橋を通る為に、そこで敵を食い止めることを主流の戦法にしていた。

 中には魔働術を使いまとめて薙ぎ倒す受験者もいたそうだ。


 ゼスはあえて絶対守護圏で戦い、なぎ倒す戦法でスタミナ消費を受験者達より軽減させていた。

 体力が十分残っていた状態で、狙ったように強力な魔物が現れると。


 「悪趣味なやり方だな」と、思いながら撃退することに成功したのだった。




 こうして受験者数はゼスを含めて、残り八人となって最終選考を迎えることになる。


 :ゼスがパーティに加入しました。ゼスは「銀狼」の称号を得た。ゼスは大剣「銀狼の牙(仮)」を手に入れた。

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 こんばんは、蒼雷のユウです。

 対なる剣、プロローグを御拝読頂き、深く感謝いたします。


 元々二次創作を書いていた時代からオリジナル作品、それもファンタジーモノを書きたいな、と思っていました。

 しかし、ファンタジーモノは数が多く、そのどれもが高レベルな作品ばかり。私の作品のような低レベルが中に入っていいものか、おこがましい気持ちもありました。それでも、どうしても書きたかったのです。

 私の好みを反映させた、完全なオリジナルを作っていこう、と長い時間をかけて設定を重ね、今現在の形へと作られました。

 プロローグは謎の場面から始まり、世界観の説明と主要な舞台の紹介、そして主要登場人物のお披露目へと続き、以後彼らの活躍に繋がります。

 これから彼らがどのように動き、語り、そして世界へと関わっていくのか、僅かな間ではありますがどうか最後までお付き合い下さい。


 また、あとがきの一番初めには、私の単なる趣味でRPG風のリザルト画面を設けてあります。それで、話のまとめになったりならなかったり……(笑)

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