福井出張(2日目)
さて、今日からいよいよ調査開始である。この調査の目的は「人がどのようにその山と触れ合っているのか」を把握することである。環境アセスメント業界だと「人触れ」調査というらしい。ふーん。
やることは簡単。山登りをして、風景やら登山道の整備状況を写真に収めるだけである。楽しく山に登ってパシャパシャ写真を撮ればお金がもらえるのだ。こんなに美味しい仕事はない。
といったことを入山前は考えていたが、現実はそう甘くはない。忘れていたが、僕は山登りのど素人だし、ここ数年サイクリング以外の運動を一切行ってなかった。そんな惰弱な若者(17歳)にとって、9時間を超える山歩きは大変しんどかった。
途中、風景が良いスポットや、綺麗な鳥のさえずりなど、山歩きの醍醐味的な要素に触れる機会もあったが、今となってはきつかったことしか覚えていない。
バテバテになった僕と、元気いっぱいなおじさん(62)のところに、おじいちゃん(74)が迎えにきてくれた。おじいちゃんは山登りは無理なので、送迎係やら、その他の仕事やらをやっている。
おじいちゃんは車で「今日は王将だぞ〜」とはしゃぎながら、大阪王将の悪口を言いまくっていたが、僕はあまり耳を傾けず、車窓から見える忌々しい山々を睨みつけることに集中していた。睨んだら萎縮して標高低くならないかな…
言わずもがなかもしれませんが、王将も自腹です。