福井出張(1日目)
出張で福井に行った。福井のなんちゃら山にでっかい何かを建てる計画があるので、その場所の環境評価をするらしい。このようなお仕事を環境アセスメントというそうだ。横文字の仕事はテンションが上がる。
行く前にgoogle mapで福井県を見てみた。想像の3倍くらい横に長い。めちゃくちゃ長い。海岸線が長い。長いけど、福井県の長さだけでは話が広がらないので先に進む。
今回の出張は僕(自称17歳)、おじさん(62歳)、おじいちゃん(74歳)の3人で行くことになっている。本当は別のおじいちゃん(70代)が行くはずだったのだが、道の駅で転んで脱臼したらしく、おじいちゃん(74歳)に白羽の矢がたった。
このおじいちゃんは別の会社のおじいちゃんで、僕とは初対面である。駅で合流したので、そこで名刺を交換しようと思ったものの、名刺がカバンの奥底に潜り込んでなかなか出てこない。
レンタカー屋さんでようやく名刺を発見。あわてて名刺交換をしたところ、受付のお姉さんに「受付で名刺交換をされる方は初めてです〜〜〜」と言われた。これはちょっとした自慢になるだろうか。
福井に到着したのはちょうど晩飯時だった。日本海側だから海鮮かな〜でも太平洋側だって海あるんだから海鮮だよな〜〜〜もうどこ行ったって海鮮海鮮〜〜〜とルンルン気分で後部座席に座っていた。前の席の老人たちは、カーナビの操作で揉めていたが、やっと和解したらしい。食事の話を始めた。
おじさん(62)「夕飯どうします?」
おじいちゃん(74)「もう少し行ったらガストがあります」
おじさん(62)「あー、じゃあガストでいいか」
おじいちゃん(74)「すぐそこに居酒屋もあるけど、居酒屋は駐車場ないからねぇ!はっはっは」
おじさん&おじいちゃん(136)「はっはっは」
笑ってんじゃねぇよばか!!!なんで福井にきてガストいくんですか????????
とはいえ、福井のガストは特別で、新鮮な地魚が食べられる素晴らしいガストという可能性も捨てきれない。多分ないとは思いつつも、いちおう期待してメニューを見た。唐揚げしかなかった。ガストは完全に「から好し」に支配されていた。唐揚げをずっと見ていると不思議と唐揚げを食べたくなり、唐揚げ定食?みたいなやつを注文した。唐揚げ定食は例の猫型ロボットが持ってきてくれた。おいしい。
会計は自腹だった。うそだろ!!!!!!!!
ホテルに着いたのは21時くらいだっただろうか。チェックイン手続きの時、受付のお兄さんがくじを引かせてくれた。現在「ふくいdeお得 プレゼントキャンペーン」が開催中とのこと。おじさんはみごと特賞の「ふくいはぴコイン 10000円分」を引き当て、おじいちゃんは菜箸をゲット。僕だけ外れくじを引いた。なんというか、ついていない日のようだ。
オートロックの部屋で締め出され、受付のお兄さんに泣きつくハプニングもあったが、詳述する気にならないので省略する。
菜箸は貰えました!