グッバイたけのこ
竹は恐ろしい。冗談抜きで公園管理の脅威である。これから竹の恐ろしさを説明するので心して聞いてほしい。ちなみに内容はほぼすべて以下のNHKさんの記事のパクリである。
(https://www.nhk.or.jp/sendai-blog/update/457450.html)
・土砂災害の危険性!!!
竹の根は浅い。記事では地下30cmと書かれているが、普通に地表に出ちゃってるやつもよくある。竹の根が表土を軟弱にした結果、雨で斜面が崩れて土砂災害(竹も一緒に滑り落ちてくる)が起きる危険性がある。考えたくもない。
・日が当たらなくなる!!!
竹は放置するといくらでも生えてくる。調子に乗って生え過ぎると、今度は竹同士で日光の奪い合いが起こり(別に殴り合うわけではないが)、敗れた竹は朽ちて死ぬ。もうちょっと計画的に生えようよ...
朽ちて死んだ竹は、そのうち折れる。もし折れて倒れてきた竹が下校途中の小学生なんかにあたったら...と思うと、怖くて仕方がない。小学生の皆さん、普段から倒れてきた竹を避けるトレーニングを積んどいてください。どうぞよろしくお願いします。
日が当たらなくなって困るのは竹だけではない。ほぼすべての植物が困る。栄養不足で花や実がつけられないし、そんな状況では子孫を残すことができず、いずれ枯れる。
植物が枯れて誰が困るかというと、植物観察が大好きなジジババたちである。ジジババたちの嘆きは役所や公園を管理する法人に伝わり、弊社はお役人さんたちからお叱りを受けることになる。考えたくもない。
そんなわけで弊社は親の仇の如く竹を伐採している。
竹の伐採の極意は「柔らかいうちに(つまりはたけのこの段階で)刈れ」である。御存知の通り、たけのこは非常に柔らかく、ちょっと蹴ったり踏んだりすれば簡単に折れる。たけのこは成長した竹と比較して水分が豊富なため、折ったらすぐに腐って土に帰る。後処理が楽。
2週間ほど経つと、愛らしいたけのこフォルムから脱却し、枝なんか生やし始める。枝が生え始めた竹はもう大人と言っていいかもしれない。ノコギリでギコギコ切らないと切断できない上に、倒れた竹は水分量が少ないせいかなかなか腐ってくれない。倒しっぱなしだと邪魔になるので、集積場を設定し、そこに平積みにする。めんどくさい。
弊社が管理している公園は、マダケという竹がたくさん生えている。マダケは5~7月にたけのこを生やす種であり、僕はここ数ヶ月の間、隔週ぐらいで公園にたけのこ狩りに行っていた。今週もたけのこ狩りに行ったのだが、たけのこがほぼなかったため、今シーズンのたけのこ狩りはひとまずおしまいという事になった。終戦を記念してこの文章を書いているわけであります。
ちなみに、竹との戦いは蚊との戦いでもあった。竹やぶにはものすごい数の蚊がいて、常時5匹以上の蚊が僕のまわりを飛び回っていた。なんで竹やぶにこんなに蚊がいるんだろうと考えてみたところ、竹の切り口(切り株?)に水がたまり、そこの水を利用して蚊が繁殖しているのだろうという結論に至った。つまり蚊が多いのは竹を切りまくっているからなので、完全に自業自得であった。ちくしょう。




