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朱き天使と大賢者  作者: 木花咲耶
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天使と悪魔の世界

僕は吉川 大和(よしかわやまと)、普通の高校生だ。

成績は普通で運動神経はクラスのやつからすれば良い方らしい。


僕はそんな普通の生活が好きだったのにある日、突然そんな生活は壊された。


最初は午後4時から1時間の間、それまでそこら中にいた人が突然消えて代わりに奇妙な動物が見えるようになっていた。

いや、動物というより『化物』かな。

明らかにこの世の生物ではないような奴等が町中をうろついていた。

その頃は午後4時から同日午後5時以外の時間は見えなかった。

それと奴等には僕の事が見えていないようで、僕と目があっても気付かないでどっかにいっていた。

このまま僕に無害なら見えていても良いかと思っていた。


でも、そんなに長くは続かなかった。


だんだんと見えるようになる時間は早くなり、見えなくなるまでの時間は遅くなった。

今では午後2時から午後7時まで見えている。

しかも僕と目が合った化物は僕を襲ってくるようになった。

幸い、化物共は遅く、非力なので蹴って追いやることも可能だった。

でも見た目が嫌なのでできる限り走って逃げる。

そんなことがずっと続くのだ。


でも何故かわからないが学校内にはそんな化物共はいないし人が突然消えたりしない。

今まで見たことないやつが見えるようになっていたり人が突然消えたりしてかなり困惑したり焦ったりしていて気付かなかった。


後で試して分かったことだが学校内はそんな影響が無いらしい。


それから僕は少し格闘技を学んだ。

そうすればもう少し闘えたりするかも知れない。


そんな生活を続けていると午後12時から午後9時まで見えるようになった。

目が合わないと追いかけてこないのは変わらないが、少し見える化物が増えた気がする。

それにたまに追いかけてくるのが少し速い化物が来るときもあるようになった。

だが、格闘技を学び初めてから1カ月がたっていた。

暇さえあれば解説の動画を視たり、格闘技の本を読んだり、実際に体を動かしてみたり、筋トレをしたりしていた。

少し速い化物相手でも闘える。

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