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第4話、激闘

「こんなもんか、全然効かないな。」


俺は虚勢を張りながらステータスを開いた。



ルル


レベル7

種族 人


ジョブ:なし


HP161/20

MP296/296

STR98

DEX189

VIT161

AGI5000

LUK175


スキル:ブースト、ドレイン、?、氷魔法、闇魔法、韋駄天刻印、

、アイテムボックス、隠蔽、回復魔法、詠唱破棄、万能言語、金剛霊装、身体負荷無効、獄氷魔法、煉獄魔法、暗黒魔法、火魔法、神装、ステータス上書き。


「パーフェクトヒール、ブースト×50」



ルル


レベル7

種族 人


状態:ブースト×50


ジョブ:なし


HP8050/8050

MP14800/14800

STR4900

DEX9450

VIT8050

AGI250000

LUK8750


スキル:ブースト、ドレイン、?、氷魔法、闇魔法、韋駄天刻印、

、アイテムボックス、隠蔽、回復魔法、詠唱破棄、万能言語、金剛霊装、身体負荷無効、獄氷魔法、煉獄魔法、暗黒魔法、火魔法、神装、ステータス上書き。


これならついていけるかもしれない。俺はそう思うと


「韋駄天刻印解放。金剛霊装、」


2つを発動させた。体全体にに刻印が現れた。その後に教室の床から金色の鉱石が俺の体に周囲に現れると防具を形成した。


「行くぞ。」


俺は彼女を上回るスピード接近すると腹を殴り、顔を蹴った。そして距離をとった。


「へぇ、ブーストねぇ、でも50程度じゃ効かないな。」


回数もバレてるようだ。唯一、彼女に勝っているのはスピードのみ。なら回避に徹するのみ


「行くよ。」


俺は紙一重でその攻撃を避ける。避ける。避ける。そして彼女に隙が出来た。


「ここだ。」


俺は魔力を手のひらに集め、獄氷魔法を腹に叩き込もうとすると


「甘い」


彼女は俺の腕を弾くと


「吹き飛べ、ボルク」


闇の魔力が暴発させ、俺はその場に崩れ落ちる。


「ふふ、ここまでやるなんて凄いわね。手加減してるとは言え人間に殴られた事なんて無かったわ。でも不合格ね。人間じゃあ限界があるのよ。ブーストなんて60回が限界でしょ。それ以上やると体が持たなくて死んじゃうし私が求めるのは私の隣に立って、 共に生涯を過ごせる人がいいの。」


「ならやってやる。ブースト×7355、ガァァァァァグッ」


体が痛い、壊して再生してそれを繰り返す。


「バカね、3桁でも想像を絶する痛みを伴うのに4桁なんてね、」


「グゥァ、お、俺の限界は俺が決める。人間だからと決めつけるな。」


すると、俺の体が光り輝く、その光も強くなった。そして頭に声が聞こえた。


「種族進化、上位人類、スキル限界破壊を取得」


よく分からないが進化したみたいだ。体がとても軽い。変わった事は髪の色が1部蒼に変わってる。俺は驚いてる彼女に接近するとフレイムランスを打ち込む。


「うっ」


少しダメージを入れる事が出来たようだ。


「よし」


「調子に」


するとレインと呼ばれていた女の子がいつの間にか俺の彼女のは間にたった。


「次は僕の番、下がってて。」


「でも」



「いいから、ウォーターブラスト」



上級魔法をぶつけてきた。俺は獄氷魔法、コキュートスをぶつけて相殺した。


「私はリオンみたいに優しくないからね。行くよ。原典:リヴァイアサン、」


目の前の美少女は龍へと変わった。


「これが私の本当の姿よ。」


「だからどうした。獄氷魔法、絶氷流斬」


2振りの剣を作り出した。俺はスピードを活かし、リヴァイアサンの体を切っていく。


「ウォーターバースト」


リヴァイアサンの体を水が覆うと爆発した。俺は咄嗟に絶氷流斬でガードするが防ぎ切れない。


「氷結烈破」


さらに追い討ちを背中にくらい、倒れた。まだ足りない。


「ブー」


ブーストをしようとした時、俺は口を凍らさせた。


「これで終わりだね。」


勝手に決めつけるな、俺はまだやれる。金剛霊装を掛け直すとリヴァイアサンの腹に突っ込んで行った。リヴァイアサンはおれを受け止めると足を凍らせてきた。どうやら俺を氷漬けにするつもりのようだ。


「私に突進とか意味無いのにね。」


俺はスキルのドレインを思い出すとリヴァイアサンにドレインを使った。するとリヴァイアサンから吸い取った物が俺の体で暴れ始める。吐き気と激しい頭痛に襲われる。


「まさか、僕にドレイン使ったの?、馬鹿だな。違う種族の魔力を吸い取ったら体で拒否反応が起きるのは当たり前さ。ドレインは本来、自分の魔力に変えてから使うために変換のスキルが必要なんだよ。」


じゃあ使えねぇじゃんよ。神様、なんでこんなもんを俺に寄越したんだよ。あの顔を思い出してイラついた。俺は口を覆う氷を火魔法で溶かすとドレインを更にかける。その分痛みも倍になる。


「殺すつもりは無いから降参したら?」


「こ、断る。」


「じゃあ、眠ってもらおう。」


氷の棺桶が現れた。棺桶が開くも鎖が俺の体へと伸びて拘束すると中へと引き込もうとする。


「ドレイン」


俺は脆くなった鎖を引きちぎると何とか吸収した力を自分のモノにしようとするが俺の魔力を拒絶反応を起こして全く言うことを効かない。


「くそ、なんかならないのかよ。」


その瞬間、頭にまた声が聞こえてきた。この声はどこかで聞いたことがある声だ。


「じゃあ、シークレットスキルの解放とスキル4つ送りますね。」


スキルの神の声だ。俺はステータスの?マークのスキルを押すと


許容、「拒絶反応を失くし、受け入れる。副作用として何かが起きる。」


俺はこれだと思うと発動させた。スキルの説明を最後まで見ないで俺の中にあるとてつもない力は俺の体、魔力と溶けあうと体全体に浸透していく。激痛と共に、


「拒絶反応無いんじゃないの。」


そして俺は許容の最後の文章まで読んだ。顔を青くしても遅い。痛みは体全体から目に変わった。目を抑え、目をつぶると痛みが消えた。恐る恐る開くと目の前のリヴァイアサン前に変な文字が現れる。


「これ邪魔だな。」


手で払うが、全然消えない。


「私と同じ色の目になってる。」


リヴァイアサンもといレインがそういった。俺はそれを無視すると目に浮かぶ文字を読み始めた。


「命の水よ、我が敵の命を消し去れ。ライフ・ボルザード」


灰色の水が暴風のようにリヴァイアサンへ向かっていく。


「命与える水よ。我が身を命奪いし者から守りたまえ。」


リヴァイアサンはガードした。


「あんた、それは本当にやばいんだからね。当たっただけで即死しちゃうかもしれないんだから」


「生命の実りよ、我は願う。命が満ち足りる事をさぁ、祝福の時。生命の羽衣」


リヴァイアサンに使うと、全て回復させた。


「これは、力と寿命が戻った。」


「これで俺の勝ちでいいかな?」


「いいよ。見返りにいいもの貰ったし、最後はクルルだけどどうする?」


「そうだな、原典魔法を1つ所持してるからな、認めてもいいが、それではつまらないしな。やるか。」


「2人は俺と契約してくれるんだよね。」


「してあげるわよ。」


「いいよ。」


「ありがとう。」


俺は認められた事に嬉しくなって2人を抱きしめてしまった。2人は変な声を上げると顔を赤くして離れていった。


「言っておくが、お前こそ後悔するなよ。」


「何を?」


「私達と契約する事さ。」


「絶対にしないね。美少女3人を仲間にできるなんて最高だよ。」


クルルは俺の言葉に驚きながらも


「まぁ、いい。勝つのは私だ原典魔法、混沌の龍。奪命の加護、9つの権能。」


クルルは真っ黒な龍へと変わった。俺は警戒しながら詠唱を開始する。


「生命の羽衣よ、更なる高みへと進化する。生命の神衣。」


「生命の槍よ。姿を現せ。」


細い槍が現れる。生命の神衣は相手からの状態異常と古代の呪いや権能を無効化する。生命の槍は刺さった者から寿命を奪いし自分の物にする。


「ち、厄介な。消滅弾」


無数の消滅弾を生命の槍で弾きながら接近する。


「ダークホール、拒絶」


槍が刺さる瞬間にダークホールで生命の槍を飲み込むと絶対守護の壁が俺は吹き飛ばした。


「生命の息吹よ、全てを受け入れ。のみ込め。森の捕食者」


向かっていくが、消滅弾で消滅させられ絶対守護の結界まで辿り着かない。


「極楽浄土へ、生命の本流は流れる。さぁ、踊れ、歌え、それが生ある者の向かう先、始まりであり、終わりでもある。それを繰り返す。それが人の道なり、輪廻天翔」


白い神剣が現れ、俺はクルルへと突っ込んでいく。絶対守護の結界を切り裂くとクルルに突きつけた。この輪廻転生は2つの能力がある。1つは切った者の寿命の操作と運命の操作。寿命の操作は伸ばしたり短くしたり、運命は、生まれ変わる者を決めることが出来る。もちろん、消滅させる事も可能。


「わかった。認めるよ。」


俺はクルルとリオンの寿命と力を回復させると魔法を解いた。魂が抜け駆けている先生と震えているクラスメイトを横目に従魔契約を始めた。


「私達が唱えるから、私達が何か言ったら答えてね。」


「わかったよ。」


するとリオンから順番に詠唱し始めたが、詠唱スピードが早すぎて何を言っているのか分からない。ただ合図されるがままに返事したすると手のひらに紋章が現れる。ただ不思議な事にレインとクルルはレオンより長かった。


「クルル、入れすぎだよ。」


「仕方ないだろ。抜け穴を無くす為だ。」


「私もやっておいたわ。」


3人は嬉しそうにそう言った。俺は嫌な予感がしたので


「どういう事?、」


「私達は君のお嫁さんになりました。」


「ええー、」


爆弾発言に俺は驚いて、座り込んでしまった。

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