表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

第1話 出逢い

高校二年生になった浅村優子(アサムラユウコ)。小さい頃に見た夢に出てきた男性を運命の人だと思っている。そんな中新任で来た体育教師、窪田裕太(クボタユウタ)に出逢う。



小さい頃…


素敵な夢を見た


泣いている私に


そっと手を差し伸べる男性



探し求めてた


私だけの 王子様を…



やっと見つけた気がした


胸騒ぎがした



その人は


ジャージを着た


偉そうに喋る


年上の男性だった



信じたくなかった


信じられなかった



だけど 紛れもなく


その人が


私の“運命のヒト”だった




『よろしくっ!』


今日から新学期


今日から高校二年生


仲良しの友達と


同じクラスになれた



『ねっ!今日遊ぼう!』


友達である智香が


私に話かける


『いいよ〜暇だし』


二人は超がつくほどの仲良し


喧嘩なんてしたことない


笑いが絶えない


毎日を送っていた



『始業式だる〜』


『だよね』


確かにダルい


校長の長話を聞いて


新しい先生の紹介


正直どうだっていい



そう…思ってた


あなたを見るまで…




『…つまらん……。』


始業式が始まり智香が呟く


校長の長話


まだ終わらない…


早く終わらないかな〜


そう思っていたら


新しい先生の紹介が始まった



『今日からここで……』


校長が紹介を始める


興味がなかったから


ずっと下を向いてた



『……今日からここでお世話になります、保健体育を担当する、窪田裕太(クボタユウタ)です……』



この声に


私はステージを見た


スーツに着なれていない


ガッチリとした体型




この…顔……


どこかで見たことある…


目が悪いがため


目を細めて


もっと見てみた



うん…見たことある


どっかで会ったっけ…



そのときは


気付かなかった…


あなたが私の


王子様だったとは…


でも 確実に


初めてあなたを見た日


私は目を奪われた


空気が止まった気がした



私…


この人に


恋をすると……






『はぁ〜ぁ』


始業式が終わり


教室へ戻る



『あんま居なかったな〜かっこいい先生』


智香が笑いながら


私に言った



『でも…あの〜〜体育の先生ちょっといいかも……くふっ!』


興味ないとか言いながら


智香はちゃんと見ている


『…そぅ…だね…』



まだ気になっていた


絶対見たことあると…



『優子!どうした!』


ボーッとしていた私に


智香が心配する



『……ううん…なんでもない』


気のせいだ


あんな顔どこにでもいる


そう思ってた



『帰ろう!優子!』


帰りのホームルームも終わり


帰る支度をした


明日から通常授業


体育の担当は


窪田と時間割りに書いてあった



帰り道


いつものように智香と帰る


『ねぇ…恋してる?』


『何!?いきなり!』


智香からのいきなりの質問


恋か……


初恋の相手は初めての彼氏だった


中学終わりに別れた


高校に入ってから恋はしていない


『てか、この間長谷部くんからコクられてたじゃん!』

智香が私の肩を叩く



『断ったよ』



『断ったの!…うわ〜もったいない!長谷部くんかっこいいじゃん!』



『いいの!今度付き合う人はちゃんと長く付き合える人。決めたの!探してるんだよ〜ちゃんと』



笑いながら智香に伝えた



『なにそれ!運命の人〜とか信じてるの?』



『信じちゃ悪い?』


意地を張ってみた


そしたら智香に笑われた



『自分からアピールしないと恋は実らないんだよ。まぁ優子はモテるから…知らぬ間に彼氏とかできてそうだけど……案外かたそうだよね〜(笑)』



『かたくてもいいでしょ!ちゃんと現れるの!素敵な人が!だからまだいいの。』



また笑う智香


『…どんな人探してるの?ジャニーズの誰!とか言わないでよ〜(笑)』



『……探してる人か…』


歩いてる足を止めて


晴天の綺麗な空を見ながら智香に伝えた



『…優しく手を差し伸べて私を助けてくれる人』




桜が舞い散る季節に


あなたに出逢った



小さい頃に出てきた


私の運命の人とは知らずに


これからの日々


あなた一色に


染まるとは知らずに……




お久しぶりです。何か新しい小説を書きたいと思い“素敵な恋愛”をテーマに書き始めたした。はっきり言ったら私の妄想の世界です。相手はもちろん愛してる先生を想って…。こんな漫画みたいな出逢いで、運命な人なんて…ホントにいるのかな…?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ