表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
子爵の娘~はじめての恋~  作者: 中谷まりえ
8/9

出会いそして事実

私はカルミナーヤさまを見つけた

「これはミプリカさん。どうなさいましたか?」

「カルミナーヤさまが私を探していると義姉に伺いましたので」

カルミナーヤさまのもとへ歩み寄った

「実は俺はさっき着いたばかりなんだよ。おかしいなぁ」

私は不思議に思った

「カルミナーヤさまったらまたご冗談ですか?」

「ほんとうのことだよ。」

「でしたらなぜ義姉はあんなことを…?」

私は首をひねった

「きみはその時ルーズと話していたんだよね?」

カルミナーヤさまの隣にいた男性が話しかけてきた

「えっと…あなたは…」

「失礼。自分はリーフ・ファナトル・ティーバル。こっちにいるルーズと従兄弟でアルフレッドとは幼馴染みさ。きみはミプリカ・ファン・オリヴィエ嬢でよかったかな?」

「はい…。私はミプリカですが。ファナトルさまでよろしかったですか?」

私に声をかけてきたのはファナトル公爵の方でした

「はい。先ほどの質問に戻りますね。ミプリカ嬢はお姉さまと話されたときルーズと話していたんだよね?」

「はい。そうですが」

ファナトルさまはすこし考えていた

「恐らくは…アゼリア嬢はミプリカ嬢とルーズが話しているのが気にくわなかったのでルーズと話していたミプリカ嬢をルーズから離したのかと」

えっ?お義姉さまが…

「そんな…。お義姉さまが嘘をつくなんて…」

「ミプリカさん…」

カルミナーヤさまは私の肩を撫でていた。

「いつまでもこんな暗い話ばかりじゃなくて、楽しまないか?折角のパーティーなんだし。」

気を効かせてくれたのかルーズさまがいった。

「そうだな!じゃあ躍りにでも行くか」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ