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秘密結社KJラボ☆  作者: 星川亮司
2章初恋のハイビスカス
37/82

15 愛人(カナ)の秘密

KJ=宮里賢太(7)小学生でありながらサングラスをかけた町の問題児。


宮里賢治(36)KJの父、売れない作家。失踪中。


花巻若葉(18)KJの叔母、賢治の亡くなった妻、涼子の妹で、押し掛け女房のような事をしている。



愛人(カナ)(32)奄美大島で観光ガイドをしている。賢治の亡くなった妻・涼子に瓜二つ。


海咲(ミサキ)(8)徳浜ビーチで出会った女の子。



海のテントのおばぁ(78)

そうこうしていると、若葉が愛人(カナ)を呼んできた。愛人(カナ)がKJを見つけて、


海咲(ミサキ)ちゃんは、加計呂麻島病院の院長の孫娘で教育方針が厳しいのよ」


「でもボクは、少し遊んだだけやで!」


「わかってるわ・・・」


海のテントのおばぁが愛人(カナ)を見つけて声をかけてきた。


「そういえば愛人(カナ)にも、(KJを指して)その子と同じぐらいの娘があったね。元気にしてるかね?」


愛人(カナ)は淋しく、「ええ」とだけ答えて、荷物をまとめてガレージへ向かった。


その時は、KJも若葉も、何故か愛人(カナ)がその事に触れて欲しくはないような素振りなのか分からなかった。また、一歩踏み込んで事情を探ろうとも思わなかった。



つづく

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