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地球へ寄り添うタフネスワンペア

:「浮遊要塞艦の本艦・自爆号、宇宙、節約、暗い」


「うーむ、今日もお茶が美味しいわー」

@マクロ


「あの、マクロ姫?そろそろ地球にお帰りいただけないでしょうか?貴方様が帰らないと、いつまでも相手艦隊の攻撃が止まないのですが」

@木想


「大丈夫よ。私はあんな艦隊より強いから」

@マクロ


「そりゃあ貴方はロボットだから大丈夫でしょうけど。僕は生身なんですよ?宇宙に出たら苦しいです」

@木想


「男なら我慢しなさいよ。そしたら私の好感度が上がるわ」

@マクロ


「……欲しくない」

@木想


「極温圧縮高熱レーザー!」

@マクロ


[ぴぃん、どががあぁん!]

:「マクロの手からレーザー、壁を貫通、周りの艦隊を二台くらい爆破」


「あー!なんてことを!地球とかいう星に敵だと思われる!」

@木想


「大丈夫よ!弁償すれば許してもらえるわ!そうねぇ、私の価値基準計算によると、艦隊一台につきお茶と美味しい名産品を五人前ね」

@マクロ


「(あ、予想よりもはるかに安い)

それなら地球で売る用の名産品が一杯あるから大丈夫です。そうだ、そんなに安いなら射撃ゲームしません?この、壁で燃えてる炎が天井に達するまでに艦隊を何台落とせるか競うんです!」

@木想


「(さっきの圧縮砲が当たって燃えたのね)

ふふふ、いいわ!高性能戦闘ロボットの実力を見るがいい!」

@マクロ


「だてに宇宙は旅してません!銀河系一の砲手の実力を見せてあげます!」

@木想




:「勝負はマクロの圧勝」


「余裕ね。大砲なんて撃つのに時間が掛かりすぎるのよ」

@マクロ


「うぅ、貫通するなんてずるいですよ」

@木想


「ぴー!ぴー!緊急事態発生!緊急事態発生!船内の酸素が不足しています!酸素が必要な生物が居る場合、または酸素を使うほどの思考力が要る場合、至急周囲の空間を酸素で満たしてください!」

@ナレーション


「……らしいわよ。あんたは酸素要らないの?」

@マクロ


「僕は考えるときだけ使うタイプですけど。でも他の船員や、お土産の生物には必要だと思います。この酸素ブレスカプセルを使わないと」

@木想


「そんな小さいので足りるの?」

@マクロ


「ええ、本来は宇宙に放り出されたとき用なので範囲は広いです。これ一つで銀河系数個分は酸素で埋め尽くせます」

@木想


「む、宇宙人の技術も侮れないわね」

@マクロ


:「木想がカプセルを割る、酸素が宇宙に充満する」


[ごおおおぉっ!]


「何?熱っ!脱出、脱出ー!」

@木想


「あら、いつの間にか炎の中ね。あ、待ってよー」

@マクロ


「……………………よし!何とか脱出したぞ!って、何だあれ!もしかして、炎?やべー!全方向に広がってるよ!」

@木想


〔あー、もしもし?こちら宇宙一の美少女。聞こえる?〕

@マクロ


「頭の中に声が!マクロ姫、酔いそうだからやめてください!」

@木想


〔貴方が遅いんだから仕方ないわよ!って、うわ、走ってたの?宇宙なのに?

(よく走ってこんな速度出せるわね。地球のロケットよりは速いじゃないの?)

あ、思考力が落ちてるんだっけ?とりあえず地球がすぐそこだから地球の水中まで走りなさい!その前に大気圏が待ってるから、耐えられる程度にモチベーションを上げておくことね!以上!」

@マクロ


「はーい」

:「思考力が酸欠により低下中」

@木想




:「次の日」

:「地球、洞窟、ライトで明るい」


「ふぁー、水中から行けた洞窟で生活すること一日。ついに外の炎が消え去ったわ!」

@マクロ


「見てないのによく分かりますね。衛星カメラとか?」

@木想


「そんなの熱で故障してるわよ。私は耳がいいからね。銀河系中の悲鳴が手に取るように分かるわ。

(嘘だけどね)

……それ!」

@マクロ


[どかあぁん!]

:「ジャンプして天井を殴り飛ばす」


「ほら、ここから上がれるわよ。今ならうるさい奴らは誰も居ないわ」

@マクロ


「はあ、そうですか。よいしょ、こらしょっと

(おっそろしいなぁ)」

@木想


「対宇宙艦隊用のロボットとして作られて十数年。この日をどれだけ待ち望んだことかしら?」

@マクロ


「その話は本艦で三回くらい聞きました。でも貴方なら自分で滅ぼすことも、うわ、焼け野原!

(そういえば僕はどうやって帰ればいいんだろう。移住するつもりが移住先が滅んでるし)」

@木想


「あら、私に殺人は似合わないわ。あくまで事故で滅んで欲しかったの。……完全犯罪をしてくれるとは思わなかったわ」

@マクロ


「あれ、もしかして僕が犯人扱いされるんじゃ?やべ、間違いなく捕まる!」

@木想


「(犯人扱いって言うか犯人でしょ)

走って逃げれば?」

@マクロ


「重力が邪魔でちょっと無理です。……マクロ姫、僕を宇宙まで投げてくれます?」

@木想


「んー、そうねぇ。執事として私の世話をして欲しいわ。そしたらあんたの所の艦隊が来る前に逃がしたり、その艦隊を追い返すくらいはしてあげてもいいわよ」

@マクロ


「えー。んんー。まあマシか?分かりましたよ、それで手を打ちます」

@木想


「そうよね。じゃあまずお茶とお菓子よろしく。それと人類に手向ける地獄もね。あと、美少女コンテスト会場は絶対作ってね!ロボットも出れるやつ!作ったら可愛い服着て参加してあげるから!

(ああ、念願の夢がついに叶うのね!見てなさい、人類。美少女ロボットに原点回帰してやる!)」

@マクロ


「(過労死するかもしれない)」

@木想


:「木想は生き残った人を捜し当て、共に小さな村を作る。数年後に各種畑、十数年後に小さな地獄、数十年後には巨大な美少女コンテスト会場を作り上げた。途中で反乱もあったが、地球に穴が開くことで収まった。世代が変わる頃には国ができ、お姫様ロボットは誰もが認めるの美少女となっていた。マクロは実力で美少女となった」






@設定@


マクロ:(まくろ)

「戦闘用に改造されたお姫様型ロボット。心はまあ女の子。お姫様らしくお茶とお菓子で優雅な一日を過ごしたいと思っている。機密保持を理由に美少女コンテストに出れず、人類を滅ぼす事故か王子様を待ち望んでいた。美少女コンテストに出れたので、新しい地球の人々には優しかったようです。主人公かな」


木想:(もくそう)

「どっかの星の宇宙人。性別なし。地球に移住しようと艦隊で移動していたところ、偵察に来たマクロが船に住み着いた。基本的にタフで身体能力が高い。酸素がなくなると思考力が低下する」


舞台

「星を滅ぼして作り直す話。地球周辺の宇宙です。ちなみに銀河系のほとんどの星が燃えました。特に他のエンディングは考えてませんでした」




@その他メモ@

今回は『SF的な舞台』で『キャラと場面設定だけで書いてく』という書き方です。今回は会話文がテンポよく書けない感じでした。書ける時とどう違うというのか。それさえ分かればすらすらでしょうね」

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