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Free World Frontier  作者: シバケン
パリィ防衛線
72/79

冒険56km

遅くなって申し訳ありません。


べ、別にデ。ス◯イアとかウ。ッチ。ーにハマっていた訳ではありませんよ。


移動している最中に気がついたのだが、どうやら先の戦闘でスキル等がレベルアップしていたらしい。



スキル<隠密行動初級>のレベルが上がりました。


スキル<暗殺見習い>のレベルが上がりました。新たな能力<バックアタック>を覚えました。スキルレベルが20になったので上位スキルに変化します。


スキル<嵐属性初級>のレベルが上がりました。


スキル<回避>のレベルが上がりました。



あれだけ強いゴーレムと戦ったおかげか、そこそこな量のスキルがレベルアップしていた。

特に<暗殺見習い>が上位スキルになるのがうれしい。

たぶん俺の持っているスキルで一番戦闘時に役立ってるはずだし。

さあて、なにに変化するか確認してみるか。

その前に新しく追加された能力からだな。



<バックアタック>:背後からの攻撃時ダメージ補正が微量上昇。



ふむ、名前のとおり背後からの攻撃に更なるボーナスか。

俺のプレイスタイルとマッチしていて良い感じだ。

さて、お楽しみの上位スキルを確認しよう。



<暗殺初級>:<暗殺見習い>の上位スキル。敵の隙を付き一撃で仕留める技法。

能力<クイックドロー>:ナイフへの武器交換が早くなる。


呪殺(じゅさつ)初級>:<暗殺見習い>の発展系上位スキル。魔力を伴わない呪術で獲物を呪い殺す。

アーツ<ウィーク・ガンド>:呪いの一種。相手に指を向けることでランダムに軽度の状態異常を起こす。外した場合自身に3つの軽度の状態異常を起こす。消費SP10、クールタイム5秒。


なんというか、一方が暗殺とは関係なくなってる気がする。

いや、でも太古の昔は政敵を暗殺するために呪いをかけてたって言うし一応暗殺に含まれるのかな?

でも、人を呪わば穴2つとはいえはずしたら3倍になって帰ってくるのはちょっとな。

そういう事で選ぶスキルは<暗殺初級>にしよう。

正統進化系だし使いやすそうだ。

取り敢えず確認はこのくらいにしよう。

なんせ拠点に帰る前に昼食の時間になってしまったのでログアウトするしかないのだ。

出鼻を挫かれる羽目になったが気付かなかった俺が悪いな。






さてログインした後はさっさと拠点に向かってしまおう。

ついでに途中で目に付いた鳥を狩ってもいい。

矢羽にする羽はいつでも不足している。

もっと効率よく集めたいものだ。






途中で遭遇した鷹と鷲合わせて10羽程を狩ってから拠点に到着した。

矢の方はもう在庫がなかったから魔法を小出しにしながらの戦闘だったが、予想以上に<ウォーターマシンガン>の衝撃効果が活躍した。

何せ鷹ならば<ウォーターマシンガン>2、3発で体勢を崩し地面に落ちるのだ。

後は焼くなり煮るなり自由にできる。

まぁ、MPやSPが勿体無いからクリスでトドメを刺すんだけど。

取り合えず拠点に着くまでにスキル等がレベルアップした。



スキル<鷹の眼>のレベルが上がりました。


スキル<視野探索>のレベルが上がりました。


スキル<跳躍>のレベルが上がりました。新しい能力<飛距離UP(小)>を覚えました。


スキル<嵐属性初級>のレベルが上がりました。新しい魔法<テールウィンド><ゲイルバレット>を覚えました。



まぁ、それなりのスキルがレベルアップしてくれたようだ。

取り合えず気になるのは<嵐属性初級>の新しい魔法である<ゲイルバレット>だ。

直訳すれば「強風の弾丸」で名前だけ見れば<嵐属性初級>初の攻撃魔法になるのだろう。

ワクワクしながら効果を確認する。



<テールウィンド>:強い追い風を吹かせて遠距離攻撃をより遠くまで飛ばす魔法。詠唱時間1秒、消費MP10、クールタイム1秒


<ゲイルバレット>:指向性の強い風を弾丸状にして放つ魔法。風の解放後敵を吹き飛ばすことがある。詠唱時間3秒、消費MP15、クールタイム5秒。



効果を見る限りでは<ゲイルバレット>は<ウィンドショット>の上位互換の様な魔法に見える。

まぁ、風属性と嵐属性の違いがあるけれど。

<テイルウィンド>は名前の通り追い風を吹かせる魔法のようだ。

この分だと次の魔法は<ヘッドウィンド>辺りになるんだろうな。

まぁ、遠距離攻撃を主に使ってる俺にとっては<テイルウィンド>はありがたい魔法に部類されるだろう。

どちらも泥人形戦には効果を発揮しなさそうだけど。

取り敢えず今は早く拠点に戻って次の戦いの準備をしないとな。

取り敢えず必要なのはまとまった数の矢だな。

泥人形には効き辛い武器だが、道中ではMPを温存する為に積極的に使うことになるだろう。






拠点に戻った俺は早速矢を作るための鏃を大量に生産することにした。

自動製作をするにあたってボトルネックとなっているのが鏃の数なのだ。

今持っている自動製作は木工スキルの能力なので石工もしくは細工系のスキルという木工とは別のスキルが必要なため現在は一緒に作成することが出来ない。

矢の消費はこれから増える一方だと思うのでいずれは鏃を自動製作出来るスキルを取って置かなければならないだろう。

理想としては一つのスキルで使用するすべての鏃を生産できるのが良いのだが、今度スミスに相談してみるか。

俺の予想としては細工系のスキルで賄えそうなのだがもっといいスキルがあるかもしれない。


そんな訳で今は自動製作が止まらないように持っている石(2スタック、198個)を一つずつ鏃に加工していっている。

これが終わったらのんびりと矢を自動製作しつつ<調薬>を進めようかな。

最終的に目指すはSP回復薬といったところかな?

取り合えずは効果の高いHP回復薬の作り方を探ることにしよう。

俺には必要ないものだけどスミスの所で売れば小遣い程度の稼ぎは出るだろうし。



何とか2スタックの石の加工が終了した。

一つ一つはそんなに時間が掛からないのだが、流石に結構な時間が掛かってしまった。

だが、まだ夕飯までに時間があるので早速だが調薬をすることにしよう。

まずは<ニガヨモギ>の処理方法からかな?

取り敢えずは湯がいてみたり、煮出してみたり、あく抜きしたりと思いつく限りの方法を試して麻痺効果の分離と回復効果の濃縮に挑戦する。

その後時間があれば<ダンテライオン>他の実験もやることにする。

まあそんな時間は取れないと思うけれど。

その前に、前回調薬で利用した瓶を洗浄しないと。

ついでに排水溝を木板で作ってしまおう。

汚水は木の幹に沿って下に流れるようにしてやれば良いかな?

ネーム〈銀狐〉Lv.13

 種族 〈エルフ〉

 ジョブ〈弓使い Lv.16〉〈労働者 Lv.7〉

 ステータス

 HP :37/80

 MP :10/74

 SP :60/60

 STR:18

 SIZ:12

 DEX:42

 VIT:5

 INT:13

 AGI:26

 MND:13

 LUK:10

 LP :0

 スキル

〈弓術初級 Lv.3〉〈鷹の目 Lv.12〉〈木工 Lv.4〉〈簡易調理Lv.6〉〈視野探索 Lv.13〉〈隠密行動初級 Lv.2〉〈暗殺初級〉〈簡易マッピング Lv.7〉〈跳躍 Lv.10〉〈嵐属性初級 Lv.5〉〈回避 Lv.6〉〈調薬見習い Lv.1〉

武器

 メイン:〈ノーマーディッシュ・ボウゲン>

   ├クリバー:〈イェイガー・カルヒャー〉

   └アロー:〈石の矢×0〉〈黒熊の矢×1〉〈緻密な石の矢 ×5〉

        〈緻密な石の矢(劣化2) ×0〉

 サブ1:〈ツインクロスボウ Mk-Ⅱ〉

   ├クリバー:〈ボルトストッカー〉

   └ボルト:〈鉄のボルト×28〉<石のボルト×50>

 サブ2:〈クリス・オブ・ホーク〉

 サブ3:〈鉄のダガー〉

 その他:〈初心者のナイフ〉〈木の銛〉

 防具

 頭:〈皮の帽子〉

 体:〈イェイガー・レーダーブルストン〉

 腕:〈イェイガー・レーダーアルムシュッツ〉

 手:〈鹿の騎射がけ〉

 足:〈イェイガー・レーダーホーゼ〉

 靴:〈イェイガー・レーダーシュティーフェル〉

 装飾品

 無し

 その他

 〈初心者の鍋〉〈初心者の鑢〉〈石の斧〉 〈鉄の鋸〉 〈鉄のつるはし〉 〈鉄の鑿〉 〈鉄の斧〉 〈粗悪な松明 ×3〉〈初心者の調薬セット〉〈初級グリーンポーション ×2〉〈初級ブルーポーション〉

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