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Free World Frontier  作者: シバケン
北の森・簡易拠点
37/79

冒険28km

テスト期間に入ってしまったので更新出来ませんでした。

もう終わりましたので、こらからいつも通り更新出来ると思います。

 熊を倒した俺は少しの間脱力していた。

 かなりキツイ戦いだったから仕方が無いと思う。

 でも何時迄もこうしていても時間の無駄だし、さっさと剥ぎ取りして拠点まで帰りますかね。

 熊から剥ぎ取れたアイテムはこんな感じだ。



<黒熊の皮>


 重量3、レア度3、品質C-


 ブラックベアの皮。丈夫なうえに保温性に優れる為殆どの防具に使用される。



<黒熊の牙>


 重量1、レア度3、品質C-


 ブラックベアの牙。雑食の割りに大型な牙。その特性上、斬るよりも突き刺す武器に使われる。



<黒熊の手>


 重量2、レア度3、品質C


 ブラックベアの手。所謂熊の手。食用。




 牙は説明から矢に使えそうだが、他の二つは売ってしまうのが一番かもしれない。

 俺は防具を作れないし、熊の手は現実では高級食材だし絶対に<簡易料理>では調理出来ないだろう。

 スキルのレベルが上がるまで持っていても良いが、劣化が遅くなるとはいえ長時間の放置はあまり良くないだろう。

 やっぱり全て売っぱらうのが一番だな。

 さて、取るものも取ったし拠点に帰ろう。

 そう思って地図を開いたが、ここが何処だかわからない。

 しまったな、熊から逃げる為にあちこちで曲がったから、ここがどの辺りかも分からんぞ。

 取り敢えず空を見上げて見るが、救援用の煙も見えないし、どうしよう。


 そういえば、視界の端にいつものアイコンが出ている。

 もしかしたら今の状況を打開出来る様なスキルが手に入るかもしれない。

 祈るような気持ちで、ジャーナルの最新情報を確認する。



 新しいスキル<簡易マッピング>を取得出来る様になりました。


 新しいスキル<跳躍>を取得できるようになりました。


 プレイヤーレベルが上がりました。LPの分配が可能です。


 ジョブ<弓使い>のレベルが上がりました。新しい効果、弓関係のスキル取得経験値微量増加。

 ジョブレベルが10になったのでスキルスロットが1つ増加します。


 スキル<弓入門>のレベルが上がりました。×2


 スキル<狩人の眼>のレベルが上がりました。×2


 スキル<水属性入門>のレベルが上がりました。


 スキル<発見>のレベルが上がりました。×2

 新しい効果<簡易鑑定>を覚えました。


 スキル<隠密行動見習い>のレベルが上がりました。×3


 スキル<暗殺見習い>のレベルが上がりました。×3



 大量レベルアップジャマイカ。

 そんなことよりも嬉しいのが<簡易マッピング>のスキルとスキルスロットの増加だ。

 名称通りなら何かしらマッピングで有利に働く効果があるはずだ。

 ワクワクしながらその効果を覗いた。



<簡易マッピング>:地図を手に持っている時、目についた目印となる物を自動的に地図に描き込む。インクは描き込まれた分だけ消費される(目印となるのは1m以上の岩や幹の直径が1mを超える大木、民家等の目立つもの。地図とは、紙に3割以上マッピングがされた物。)


<跳躍>:跳躍に関係する行動にボーナスが入る。


<簡易鑑定>:レア度3以下の装備の耐久力が4段階で分かる様になる。



 制約が多いが<簡易マッピング>は自動書き込みをしてくれるため今の俺には絶対に必要だろう。

<跳躍>はたぶん木を飛び移った時にゲットできたのだろう。

 これからもそういう戦い方をするならばとっておいて損はなさそうだ。

<簡易鑑定>は装備の修理時期が分かるだけでもありがたい。

 と言うわけで、今回は<簡易マッピング>のスキルを手に入れておこう。

 本当はまだ欲しいスキルとかあったけど。

<ロックオン>とか<ロックオン>とか<ロックオン>とか。

 だが、今の状態だと仕方が無いよね。

 次はLPの分配をやってしまおう。



 DEX:29<1>→30

 AGI:18<2>→20

 LP :3  →0



 もう少しできれいな数字になりそうだったからやってしまった。

 とうとうDEXが30台に入ったな。

 これは作業がやりやすくなっている予感。



 さて、そろそろ拠点に帰ろうかな。

 インベントリから地図(いつの間にか名称が変わっていた)とペンを取り出す。

 しかし、周りに目立つ物が無いせいか地図に変わった所はない。

 これは周辺を歩き回る必要がありそうだ。

 早速周りの探索を始めることにした。







 森の中を15分ほど適当に歩き回っていると目印になりそうな岩を見かけた。

 地図を確認するが、まだ変化が無いのでもっと近づかないとダメなのかもしれない。

 今後のマッピングの参考にする為、どれぐらい近づけば地図に記入するか調べておこう。

 視界にグリッド線を入れて大体の距離を測りながら近づく。

 30m付近では変化しない。

 20mまで近づくが、特に変化なし。

 10mまで接近したが、地図に描き込まれる様子はない。

 そして岩との距離が5mをきった時、ペンを持った腕が勝手に動いて地図上に岩を描き込む。やけにリアルに描かれたのだが、これはDEXが高いせいなのか?

 深くは考えない事にして、目印が地図に描き込まれる距離は目印から大体5mほどの距離まで近づく必要があるみたいだ。

 この距離はスキルのレベルが上がれば伸びそうだ。

 今度、別の目印を見つけたら地図がインベントリ内にある時に描き込まれるか検証してみよう。

 今は俺が何処にいるかの確認が先だしね。

 地図を見てみると、一応描き込んでおいた広場から東南方向にそれなりの距離進んで居たことが分かった。

 拠点まではこのまま東北東方向に向かえばたどり着けそうだ。

 そうと決まれば方角を確認次第出発しよう。

 取り敢えず戦闘は矢の残りを考えるれば熊と狼の群れを避けつつ鷲を狩るべきだろう。

 一応10本以上作れるだけの羽を持ってはいるが、いつ何時さっきの熊の様な強敵に出会うかも分からないなで矢のストックは幾つあっても足りないだろう。

 ついでにマッピングもすれば迷い辛くなるはずだ。

 さて、目標も決まったし拠点目指して行きましょう。






<狩人の眼>で周りを警戒しながら進んで来たが、狼の群れを見かけるのに肝心の鷲が見当たらない。

 やっぱり罠を張らないと効率が悪いんだな。

 後は、幾つか目印になりそうな大木や岩を見つけたので、様々な実験をして見た。

 其の結果、<簡易マッピング>は地図がインベントリ内に入っていると効果が無く、更にペンも手に持っていないと効果が発揮出来ない様だ。

 両手が塞がれるから不意打ちに注意しないと俺の場合はあっという間にやられてしまうだろう。

 まぁ、自動記入されるから手書きの時よりも周りに気を配れるから不意打ちされる事も少なくなるだろう。

 しかも、目印が自動記入されるから目標さえ描き込まれていたら、進む方向を確認出来るときた。

 あれ?デメリットよりもメリットの方がかなり大きくない?

 もしかしてかなりの良スキル?

 そんな事を考えながら獲物を探しつつ拠点へ向かうのだった。


ネーム〈銀狐〉Lv.8

 種族 〈エルフ〉

 ジョブ〈弓使い Lv.10〉〈労働者 Lv.1〉

 ステータス

 HP :76/76

 MP :74/74

 SP :44/44

 STR:13

 SIZ:10

 DEX:30

 VIT:7

 INT:13

 AGI:20

 MND:13

 LUK:8

 LP :0

 スキル

〈弓入門 Lv.13〉〈狩人の眼 Lv.18〉〈木工見習いLv.5〉〈簡易調理Lv.3〉〈水属性入門Lv.6〉〈風属性入門 Lv.3〉〈発見 Lv.15〉〈隠密行動見習い Lv.9〉〈暗殺見習い Lv.7〉〈簡易マッピング〉

武器

 メイン:〈樫の弓〉〈石の矢×2〉

 サブ :〈初心者のナイフ〉〈木の銛〉

 防具

 頭:〈皮の帽子〉

 体:〈初心者の革鎧〉

 腕:〈初心者のレザーアームガード〉

 手:〈鹿の騎射がけ〉

 足:〈初心者のレザーグリーブ〉

 靴:〈初心者の革靴〉

 装飾品

 無し

 その他

 〈初心者の鍋〉〈初心者の鑢〉〈初心者のグリーンポーション〉〈石のつるはし(簡易)〉〈石の斧〉 〈鉄の鋸〉 〈鉄のつるはし〉 〈鉄の鑿〉 〈鉄の斧〉

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