プロローグ
初小説です。生暖かく見守れる人は宜しくお願いします。そうでない方は引き返すことをおすすめします。
アドバイスや感想を優しく教えていただけると嬉しいです。
よく晴れた日の朝
コンコンッ。
「兄さん、起きてますか?」
それはどこにでもある朝の風景。
「兄さん…?起きてますか?入りますよ?」
仲の良い兄妹ならあるであろう光景。
カチャッ、と音をたて扉を開ける妹。
その部屋は簡素な作りの部屋で、中には左にベッドと前に机、右に三段の箪笥とゆう普通の部屋。
強いて何か特徴を挙げるとすれば、ベッドの横の机の上に乗った小剣位なものか。
「兄さん、まだ寝てるんですか?朝御飯でよ!起きてください!」
そう…何の変哲もない朝の光景。
兄と呼ばれた部屋の主はゴソゴソとベッドの中で掛け布団にくるまる様に動き。
・今すぐ起きる〈何事もなく速やかに起床〉
・あと五分だけと言う〈小言を言いながら起床を促される〉
・もうあと一日と言う〈実力行使〉
「もう……、あと…、…一日……」
その言葉を聞いた妹は、笑顔で眠っている兄にそっと近ずき。
兄がくるまっている掛け布団ごと兄を抱き締め。
そのまま思いっっきり締め上げた。
ゴキゴキ…ッ!ボキポキ…ッ!ペキパキ……ッ!……ピシッ。
「…?!…ぐおぉぉぉっ?!…まっ…まて…!妹よ…おぉぉおおぉぉぉ?!……お…起き……起きるかぁぁぁぁぁ…………っ?!……ガク」
布団にくるまったまま締め落とされた兄は、布団を剥ぎ取られ妹に担いで連れて往かれる事になった。
そんな男の物語………になる予定。
お読み頂き有り難う御座います。