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読者への挑戦2

 読者への挑戦――それは、小説内に提示された謎が、論理(ロジック)によって推測出来ることを作者が保証し、その推測を読者に要求する行為。すなわち、作者による読者への宣戦布告……私はそう認識している。

 だが、私はその攻防に敗北した読者のことをあざ笑うような、器の小さい作者ではない。たとえ、貴殿がこの小説の真相に到達出来ないとしても。それは、けして恥ずべきことではないのだ。


 実は、さきほどの「挑戦」のあと、一部の読者が「この小説は不十分だ」、「そもそも本文がない」という旨のつぶやきをしたようなのである。

 「本文がない」というのは、すなわち「文章が空虚である」、「内容が薄い」という意味であろう。非常に、残念なことである。

 自分の知性が真相に及ばないといって、それを小説の不備と言い張るのは精神が未熟であると言わざるを得ない。


 あらためて、明言する。

 この小説には、真相に必要な情報がすべて提示されている。

 謎が解けない、真相が見いだせないと言って小説を中傷する暇があるのならば、ここまでの文章を再読されることを推奨する。

 ぜひとも読者諸君には、このフェアな探偵小説にふさわしい、フェアで誠実な読者としての義務(デューティ)を果たしてほしいものである。


 ……。


 と、いうのは建前で……。

 実のところは……キメキメの「挑戦」やったあとで、さらにもう一度「挑戦」やらされるのは……単純に、恥ずいのである。

 なので、もうこういうことは、二度とやらせないでいただきたい。


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