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読者への挑戦1

 ここで、尊敬する先達たちにならい、「読者への挑戦」なるものを挿入させていただくことにしよう。


 真相を演繹するのに必要な事実は、すべて文章内に提示されている。余計な思い込みを排除してこの探偵小説を精読すれば、犯人は、議論(ディベート)の余地もなく自明である。闇雲や当てずっぽうではなく論理(ロジック)に基づいた推論によって、作者の私が用意したその真相に到達できるはずだ。今この文章を読んでいる貴殿が、それに足るだけの鋭敏な頭脳を持ち合わせていることを、期待してやまない。

 さあ、心の準備が出来たなら、ページをめくるのだ。ここまでの無数の伏線が収束し、混迷を見せていた状況が決着するときである。


 最後に、これだけは付け加えさせていただく。

 真実は、ときに残酷である。

 あるいは、知らないほうが良いと思うような辛辣な出来事が姿を見せることもあるだろう。だがそれでも我々は、それを直視せずに逃げることは許されない。それが、どれだけ残酷であったとしても……真実はいつもたった一つ、なのである。


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