詩 繰り返される世界の感情
ただ 喋った 何も考えずに
とんでった時間 それは 答えがない
けれど 虚無を重ねるのは苦痛
放り出した 未来
停滞を選んだ誰か
明日が行方不明
永劫に続く螺旋の中
世界 悲しんでる
いつまでも 足踏み
記憶に笑む 過去思い出せない
一人 だれも覚えていないから寂しい
隙間 片隅 見上げる空
いつか ここから 出してほしい
最初 最後 繰り返してる
ただ喋った
ただ謝った
ただ考えた
ただ ただ
「ストーリー」
誰かがループした。
誰かが一つの時間にとどまっている。
それは私にとって苦痛である。
どうか、その時間を手放してほしい。