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「それにしても、この大きな箱の中には、いったい何が入ってるんだろうか…」
うむ。この下の机代わりの木箱の中身が、急に気になり始めてね。ヒミコが送られてきてからというもの、こういった形の箱に、つい反応してしまうようになった私だけに。
「だな。調べ物の前に、ちょっと確かめてみるとしよう」
結局、そういうことに。
このままだと、なんだか落ち着かないのでね。
しっかし、まさかヒミコみたいな人形が、中に入っている訳じゃあるまいな。
いやいや、んな楠家に代々伝わるラ〇ドールなんて、ある訳なかろう。
「よっしゃ…」
かくして私は、丁重な所作でもって、いったん史書をば床に。それから、この大きな箱の蓋を固定する、3個の止め具を順に外していく。
1つ…2つ…はい、3つ。
「さあ、外し終わったぞ」
果たして、ここに何が入っているのか。
いやま、おそらく他の収納物と変わり映えしないとは思うが、とにかく私は、その箱の蓋をオープンしてみた。




