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2-14話レストランに行こうその2

「お待たせシマシタ。前菜アンティパストの朝採れトマトとモッツァレラチーズのカプレーゼデス。トマトとチーズを一緒に召し上がってみてクダサイ。おいぴーデスヨ」

蒼介達の前には、スライスされたトマトにモッツァレラチーズ、フレッシュバジルを挟むように盛り付けられ、オリーブオイルと塩、胡椒で味を整えた料理が人数分運ばれてきた。

「お〜、トマト使ってるといかにもイタリア料理って感じする!」

「他にもチーズにオリーブオイル、バジル、このシンプルな料理にイタリア料理を代表する食材が何種類も使われてるな。盛り付け方もイタリアカラーだ」

茉希はスマホで運ばれてきたカプレーゼを撮影しまくっている。蒼介はSNSに投稿とかしないし、映えるとか言う感覚はよくわからないので撮影はやめておいた。

「それでは、ごゆっくりドウゾ」

アルドは一礼してまた厨房に戻っていった。

「それじゃあ、いただきましょ」

「いただきまーす!!」

 アルドはそれからすぐにバニラアイスの皿を先客の二人組の席まで運ぶ。

「お待たせシマシタ」

「…お、美味しいよぉ!い、良いのかなこんなに良い思いして、後から罰が当たらないかな?」

「馬鹿言うな、これからはこれが普通になるんだぜ?ほれ、俺のも食えよ」

「え…!い、良いの!?あ、ありがとう!やっぱりアニキは優しいなぁ…あ」

「…だから、あんちゃんって呼べって何度言えば分かんだコラァ!!!オメーはいつまで経っても学習しねぇよなぁ!!?もう頭キた!!このアイスはやっぱり俺が食うことに決めたぜ!!」

「そ、そそそんなぁ〜!あんまりだぁ〜〜!!」

「…ねぇ蒼介、さっきからあの二人なんかヤバくない?特にブチ切れてる方、呼び方なんてどーだっていいじゃん!」

(それを君が言うのか…だが呼び方一つでここまでブチ切れられるなんて、尋常じゃない)

「お客サマ、どうか落ち着いてクダサイ!ケンカ良くないデス!」

「フゥーッ、フゥーッ…すいません、お騒がせしました。会計お願いします」

二人組のあんちゃんと呼ばれた方がこれまで取り乱していたのが嘘のように落ち着いて二人分の食事代をアルドに支払う。

「ごちそうさまでした。ほら、行くぞ」

「ま、待ってよぉ〜」

「またお越しクダサイ。…申し訳ないデス、お騒がせしまシタ」

「アルドは悪くないでしょ?気にしなくていいわ」

「それでは、料理を続けますノデ」

アルドは再び厨房に戻っていった。その後も次々と運ばれてくる料理を堪能した蒼介達は会計を済ませて店を出る。アルドも見送りに一緒に出てきた。

「は〜、美味しかった〜!」

「アルドさん、ごちそうさまでした」

「それは良かったデスネ。こちらこそサンキューデス。またのお越しをお待ちしてマス」

 イタリア料理店「アルディーノ」、営業時間11:00〜14:00、18:00〜21:00。定休日:水曜日

※ラストオーダーは閉店30分前。又、その日の食材がなくなり次第終了シマス。















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