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4-8話アカシックレコードその3

「中々パワーあるなぁ、その鎧は身を守るだけじゃねぇってことか…だが足りねぇな。女の方は極力傷つけるなと会長に言われてるが、お前の方は特に何も言われてねぇから徹底的にやらせてもらうぜぇ。潰れた死体はその辺の山にでも埋めてやるよ」

「うぐ…うおぁああッ!!」

 小西は大きな庭石に挟まれ強力な磁力によってまともに動くこともできないまま圧し潰されていく。力を振り絞って辛うじて動かせた両腕でも押し返す事は出来ない。

「どこまで耐えられるかな?」

「俺は無敵…無敵、無敵、無敵、無敵…!!」

「なんだコイツ…?」

「『フルメタル・イデア』変身解除ディザーム!!」

「な、何!?」

 小西の鎧のようなコスチュームが剥がれてその中から中から無防備な姿を晒し、全力疾走で距離を詰める。

「鉄でもなく触れられてもいない素の姿なら、磁力で縛れないだろ!」

「はは、結構思い切りの良いやつだなお前、嫌いじゃないぜ。だが寧ろ好都合なんだよボケ、鎧のない今ならお前を始末する手段は山とある」

手から溢れるように放られた5本のナイフが小西の後方にある磁石と化した庭石から発せられる磁力に引かれその動線上の小西にダーツのように向かう。

「『フルメタル・イデア』再変身リアーム!」

(もっと速く、磁力で引き寄せられるよりも速く…!!)

「正義執行!!おおおおッ!!」

 向かって来るナイフに構わず突進。ナイフは再び纏われた鎧のようなコスチュームに全て引っ付いていく。そして背中のブースターを全開にして更に加速。

「な、なんなんだお前は!?」

「無敵無敵無敵無敵無敵無敵無敵無敵無敵無敵!!!」

「うがああああぁ…!!」

 ブースターでの加速を乗せた鉄拳のラッシュを受けて『マグネティズム』の能力者は壁を突き破りながら吹き飛ぶ。突き破られた壁の向こうにはこの天道会本部の内部が見える。

「はぁ…はぁ…、執行、完了…!うっ…」

『マグネティズム』の能力者を戦闘不能にした事を見届けると同時にエネルギーを使い果たした小西もまた能力による変身が解除されその場に倒れ伏した。

「『フルメタル・イデア』…自分の想像力、思い込みを力に変える能力。私が思っていた以上に強力かも知れないな。…君にはこれからも私の為に働いてもらうよ。今はそこで休んでろ」

『マグネティズム』の能力者が戦闘不能になったことで砂鉄のドームから脱出出来た京極は小西を放置して突き破られた壁から内部へと入った。

「待ってて先生、今行くよ」







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