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3−69話虚構を打ち砕け!その2

すごく間が開いてしまいました。

短めですがどうぞ。

「くぅッ…!『ヘヴィ・リーパー』!!」

恵一と桐生への『ヘヴィ・リーパー』の攻撃は続く。斬りつけられる度に二人の身体はミシミシと悲鳴をあげるが、恵一は能力を解除せず更に攻撃させる。

「うあああッ!!つ、潰れる…!」

「こいつ…早く倒されてくれよ…!僕の分の重量もかかっているはずなのに、なんて耐久力だ…!」

「おい恵一!これ以上はよせ!お前の身体が保たねーぞ!」

 隼人は恵一を助ける為に手を出そうにもあれだけ密着していれば恵一も巻き込んでしまうので手を出せないでいた。

「…あの派手な奴の言う通りだ。お前も死ぬぞ、早く能力を解け!そもそもお前達にこんな危険を冒してまで俺を倒す理由なんて無いはずだ…!俺達に戦う理由はないはずだ!!」

「理由…?理由ならあるよ。このままお前をこの街で野放しにしていれば清虎先生の幼馴染みや北条巡査、それにお前が今化けている警官のようにいずれ僕の周りの大切な人達がお前の身勝手な理由で命を奪われるかも知れないんだ!逆にお前をこのまま放っておく理由が無いんだよ!!」

「く…くそがぁッ!!」

桐生の姿が徐々にノイズが走ったように崩れていき、顔半分程桐生の顔の下にある真っ白なマネキンのような無機質な顔がのぞく。

「…確実にダメージはある、もう少し…!」

「もう少し…そうだな、本当にもう少しだった。もう少しで俺はお前の能力に押しつぶされていたかもしれないな。だが、運命は俺に味方した!」

「な、何を言って…!?」

「恵一、離れろ!!」

「えっ…わっ!!?」

桐生は恵一ごとミサイルによる爆撃を受けた。その爆撃で恵一の『ヘヴィ・リーパー』の能力が解除されて拘束が緩む。隼人は吹き飛ばされた恵一を『エアマスター』のクッションで受け止めた。

「…うぐ、『マッド・クイーン』…!しまった、自動操縦を逆手に取られた…!」

「後は任せな恵一。ちょっと休んでろよ」

恵一と共にミサイル攻撃で吹き飛ばされた桐生もまた立ち上がって来る。

「…予想以上ノ破壊力。だが、コレデ自由になったな。重くする能力についても知った今、もう油断はしない!」

「ハッ、上等。でも今更本気になったって遅いけどな!中身が見えてるって事はダメージ受けすぎてもう能力もろくに使えないんだろ」

「…お前ニ能力など必要無い!」

 桐生はダメージを受けているのが嘘のようなスピードで隼人に迫る。




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