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3-63話始動その1

本作2025年1発目の投稿です。

今年もよろしくお願いします。

※居るはずのない人物がしれっと紛れ込んでいたので修正しました。(2025.01.05)

以後同じミスが無いように気を付けます。

 清虎と3年の間長宗我部洋貴として生活していた人型との戦闘の翌日、放課後隼人達は清虎から恵一を通して学校の帰り道にあるマックに呼び出されていた。

「何の用だよ?恵一や俺たちだけじゃなく吉良会長達まで一緒なんてただ事じゃねーよなぁ?」

呼び出されたのは隼人、恵一、アリスに加えて明良や上杉達先輩組も勢揃いしている。

「呼ばれて来てみたが、誰だこいつは?」

「俺も知らないな」

「あの、この人が前に話した藤堂清虎先生です…」

「そうかこいつが…あんたのせいで私は巻き込まれたわけだな」

「君は確か、吉良明良だったか?…まったく、この街の奴は生意気なのばっかりだな。ぼくは幼馴染の件について君達に一度も手伝ってくれとか頼んだ覚えはない。君達が運悪く勝手に巻き込まれたんだ」

「ちょっと先生、こんなとこで喧嘩はやめましょうよ。会長も」

「ふん、まぁいい。…今日君達を呼んだのは、長宗我部洋貴について君達にも共有しておこうと思ったからさ。巻き込まれただけとは言え、君達も無関係って訳にはいかないからな」

「何か分かったんですか?」

恵一の問いに対して清虎は一瞬の間があった後話し始めた。

「…昨日長宗我部洋貴本人と会うためにもう一度北地区に行ってきたんだが、彼は3年前に死んでいた」

「え?恵一から聞いてた話と全然ちげーよ?その長宗我部ってやつは戻って来たんじゃなかったか?」

「実際には彼は戻って来てはいなかった。長宗我部洋貴の能力によって彼の両親含め全員が戻って来たと思い込まされていたんだ」

「全然何言ってんのか分かんねーよ、死んでんだったらその能力も消えちまうはずだろ?」

「能力者が死ねば能力が消えると誰が決めたんだ?ぼくだって驚いたが、記憶を読んだんだ。間違いない。3年前から今まで長宗我部洋貴として生活していたのは自我を持った彼の能力だったのだ」

「能力が能力者に成り替わるって、なんでまた…」

「自我を持ったが為に、道具のように使われる事に不満が溜まっていたようだ。そいつは3年前に長宗我部洋貴本人を殺している。本人の死体がどこにあるのかまでは読めなかったが」

「先生、ここまで読んでるってことは、そいつと戦って勝ったってことじゃないんですか?記憶を抜き取って」

「いや、記憶を読み取るのが精一杯で抜き取れなかった。逃げられたよ。今頃この街の誰かが長宗我部洋貴本人のように犠牲になっているかもしれない。ぼくは長宗我部洋貴の幼馴染として、これ以上放っておくことはできない。君達に頼むのはぼくのプライドがとても傷付くし、君達には本来関係無い話だとは分かっているが…頼む、この件を解決するのに協力して欲しい」

 そう言って清虎は隼人達に頭を下げた。

「ここまで巻き込まれて今更だろ」

「そうですよ先生。僕達だってそんなの放っておけませんって」

「私は協力はしない。…だが弟の平穏を守る為に、もしそいつと出会ったら戦わない訳にはいかないだろうが」

 この後、相手の能力を含め、清虎が記憶を読んで手に入れた情報を共有した。これで全員動き出す。





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