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闘神と仙術スキルでアポカリプス世界を駆け抜けろ!  作者: クラント
放浪編

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345話 エピローグ6


「なかなか良いのが手に入ったな」


 超大型巨人とストロングタイプの魔術師系の晶石。

 そしてガスマスクをつけた軍服の首。


 その3つからユティアさんにサルベージしてもらったのが、今、俺の手元にある緑石6つ。



 『重力制御(最上級)』、『空間制御(上級)』、『隠身(上級)』、『収束制御(上級)』、『重力制御(中級)』、『戦術(中級)』



 特に『重力制御』と『空間制御』は非常に珍しいモノだ。

 しかも最上級と上級なんて滅多に見つかるモノじゃない。


 さらに『隠身(上級)』も非常に汎用性が高く使い勝手の良いスキル。

 隠れたり、目立たないようにする技術だけでなく、機械種が発している波動を抑え、警戒スキル等で発見しにくくなる効果があるという便利なモノ。

 上級ともなれば、大抵の機械種の警戒を潜り抜けることができるだろう。

  


「さて、誰に入れてあげようか……」



 皆を探して家の周りをぐるりと回る。

 この時間帯なら庭先にいることが多いんだけど。



「お、いた……んん? なにやってんだ? アイツ等」



 ルトレックの街の領主から貰ったこの家はかなりの大きさだ。

 邸宅と言っても良い程。

 庭もそれなりで、十数人でドッチボールができるくらい広い。



 そんな庭先に集まっているのが、いつもの白兎道場+森羅の面々。


 白兎、天琉、廻斗、ボルト、そして、少し離れた所にいる森羅。

 



「これはマスター、何か御用でしょうか?」


 近づいていってみると、俺に気づいた森羅が振り返ってくる。


「いや……まあ、ちょっとな。それより、また訓練をしているのか?」


「いえ、その……白兎殿が言うには、ボルト殿の卒業試験だそうです」


「卒業試験? ……ああ、別れることになるからか。白兎にとっては弟子の1人だからな」



 森羅の隣に立ち、その卒業試験とやらを眺める。


 俺の視線の先では白兎とボルトが向かい合い、その周りを天琉、廻斗が囲んでいるような状況。



 白兎とボルトが試合でもするのだろうか?

 

 

 そんなことを考えながら、白兎達を見守っていると……




 ボフォオオオオオオオオ!!!




 突然、白兎の身体が炎に包まれた。

 それは庭先に突然出現した灼熱の炎柱。 


 

「なんじゃああああ!!!」」



 思わず、叫び声が俺の口から飛び出す。

 あまりにも予想しなかった展開。


 しかし、周りの天琉や廻斗。

 そして、燃え盛る白兎の目の前にいるボルトは小動もしない。


 

 ……いや、それどころか、烈火の化身となった白兎へと足を一歩進めるボルト。



 いかに機械の身体とはいえ、あれだけの熱量を放つ白兎に近づけば、ただでは済まない。


 しかし、ボルトは不規則に揺れる炎の波をものともせず、白兎に近づき、その手を伸した。


 

 ガシッ



 

 ちょうど樽を抱えるように両腕で真っ赤に燃える白兎を持ち上げるボルト。



 ジュウウウウウウ!!!



 もちろん、白熱した白兎を抱えれば、その体が帯びる猛熱によってボルトの腕が焼け焦げる。


 辺りに響く、耳を塞ぎたくなるような焦音。

 だが、ボルトは怯まない。

 これこそ天兎流舞蹴術の免許皆伝の儀式なのだから。



 白兎を抱えたまま、移動を開始するボルト。


 向かう先は10m先の石台。


 

 ドン



 一歩足を踏み出す度に烈火がボルトの身体を撫でる。



 ドン



 灼熱の帯がボルトの身体に巻き付き、ジリジリと焼け焦がしていく。



 ドン



 放射された閃熱がボルトの表面を溶かし始める。



 ドン



 それでも、ボルトは歩みを止めない。


 なぜなら、天兎流舞蹴術を免許皆伝となることが、必ずマスターであるエンジュの力となるから。

 

 全てはマスターの為。

 そして、託された願いの為。


 ボルトは自分を焼き尽くす炎を抱えながら、決して足を止めずに進み続ける。

 


 そして……



 

 ドン!!!




 石台の上に置かれた途端、白兎の身を包んでいた炎は消え失せた。


 また、ボルトの身を焦がしていた炎も同時に消え、そればかりか、あれだけの炎による損傷が幻であったように消えてしまっている。




 いや、違う!


 白兎を抱えていたその両腕の内側に、炎による傷跡のみが残った。


 その傷跡の形は……『飛び跳ねる兎』


 この炎による傷痕こそが、天兎流舞蹴術の免許皆伝の証!!



 パチパチパチパチパチ!!


 周りの皆が拍手で称える。


 ああ、ここに生まれたのだ。

 新たなる天兎流舞蹴術の拳士が!!!




「いや!! 絶対におかしいから!! そんな都合良く兎の傷跡なんか残るか!!」


「マスター、落ち着いてください!」


 突っ込み所があり過ぎて暴れる俺を必死で止めようとする森羅。


 ジャッ○ーチェンの『木○拳』かよ!

 懐かし過ぎるわ!!


 



 




「はあ…、なんか疲れた……」


 ボルトの卒業試験が一段落して、なぜか体力を消費してしまった俺。


 そのボルトは、マスターであるエンジュに免許皆伝の報告をしにいくということで、この場を離脱。


 今は俺が従属する機械種達のみがいるような状態。

 

 まあ、今から白兎達にスキルを入れるからちょうど良いとも言えるけど。



「さて、気を取り直して……諸君。遅くなったが先の戦いの報奨を授けよう」


 ピョン! ピョン!

「あい!」

「キィ!」


 報奨と言った途端、騒ぎ出すいつもの3機。


 しかし、森羅だけは浮かない声で問いかけてくる。


「マスター、ヨシツネ殿やゴウマ殿がおりませんが……」


「ああ、ヨシツネはこの前に発掘品を渡した所だからな。一応、声をかけてみたが本人が辞退してきた。豪魔はこの場では出せないから、後で授ける予定だ」


 本来なら皆揃っている時にやるべきだろうが、スキル投入は早めにやっておきたい。

 何か不具合が出た時にユティアさんに聞くことがあるかもしれないから、ここにいる間に行う必要がある。


「まずは……白兎。あの超大型巨人の砲撃をインターセプトした功績と、機械種デスクラウンの調略、見事だったぞ」



 ピコッ! ピコッ!



「お前には、前から希望していた……官職を上げよう。コホンッ……宝天月迦獣 白仙兎よ。お前に平東将軍の官職を授ける」



 ピョンッ! ピョンッ! ピョンッ! ピョンッ!  


 一しきり辺りを飛び回って喜びを現れにする白兎。



 いつの間にか白兎の肩からかけられていた『たすき』が揺れている。

 そこには『祝 へいとー将軍 昇進』の文字が……

 

「白兎、はじゃぎ過ぎるな。あと、もう一個の褒美……空間制御(上級)の緑石だ。これでお前も空間転移や空間障壁が使えるようになるだろう」


 今のところ、これが役に立ちそうなのは白兎しか思いつかなかった。

 使わずに残しておくという手段もあるが、死蔵するにはあまりにも勿体ない。 


 ヨシツネも豪魔も、仲間にする予定のミスティックウィッチも、これと同等以上の空間制御スキルを保有している。

 森羅、天琉、廻斗にはそもそもマテリアル空間器が備わっていない。


 故にコレを活用できるのは緑石を食べることで、なぜかその能力を使えるようになる白兎だけなのだ。


「ほら、受け取れ!」


 犬に餌でもあげるようにヒョイっと放り投げると、ピョンっと飛び上がってパクッと喰いつく白兎。


 すると……


 面白がって、空間転移を繰り返し、消えたり、現れたりする白兎の姿が……



 うーん……まるで、不思議な国のアリスの白ウサギ。

 コイツは何処まで行ってしまうのか不安になってくる。


 ひょっとして、俺はヤバいモノを白兎に渡してしまったのかもしれない。

 これで益々白兎の行動が奇想天外なモノになるのは間違いないだろう。

 もうヨシツネでも白兎を止めることはできない、

  

 今ここに生まれてしまったは、誰にも縛られない『アンチェイン・ビースト』。

 この世界を面白可笑しくする為に、現実を幻想に塗り替えていく……



 ……かもね。



「白兎、人前では絶対に見せるんじゃないぞ! ……次、森羅。今回の戦いでラスボスである感応士をよく仕留めてくれた。おかげで戦いがかなり楽になったぞ。その褒美として、『隠身(上級)』のスキルを授ける。これでお前も安心して狙撃に専念できるだろう」


「あ、ありがとうございます。一層の忠誠をマスターへ!」


 跪いて頭を垂れる森羅。

 早速、晶冠開封を行い、スキルを投入。

 これで森羅のスキル枠は限界だ。さらに追加しようとすれば、晶冠の増設が必要となる。


 だから……


「もう一つの褒美だが、ユティアさんに晶冠の増設を頼んでおいた。後で容量を増やしてもらえ」


「……はい、マスターのご命令とあらば」


 いきなり森羅のトーンが下がった。

 そんなにユティアさんに弄られるのが嫌なのか。分かりやすい奴だな。

 



「続けて、天琉。俺の危機を救い、超大型巨人の討伐に功あり。よって、『収束制御(上級)』と『戦術(中級)』のスキルを授ける。


「あい! しゅうそく! せんじゅつ! ありがと~ますたー! 『ビシッ! あい!』……ありがと~ございます~」


 白兎から教育的指導を受け、慌てて言い直す天琉。


 これで天琉の収束制御は中級から上級へ。

 今まで以上に多彩な粒子加速砲を連発することができるようになり、攻撃力がアップした。

 さらに戦術スキルが投入されたことで、少しは性格も落ち着くようになってくれるはず。




「廻斗。俺の潜入任務に同行し、女の子達の救出に寄与した。よって、ここに『重力制御(中級)』、そして、廻斗に預けてあった自動浮遊盾を授ける」


「キィ」


 天琉と違って、一分の隙も無い廻斗の返礼。

 片膝をつき、王から勲章を授かり受けるようなポーズ。


 流石は紳士。

 作法も完璧だな。お猿さんにしておくのは惜しいくらい。



「よし、皆、褒美を受け取ってくれたな。これからもお前達の力は俺に必要だ。よろしく頼むぞ!」




 







 幾日が過ぎ、やがて俺がルトレックの街から旅立つ日が来た。


 それはエンジュとのしばらくの別れ。

 ユティアさん、ミランカさん、ミレニケさんにとっては永遠の別れかもしれない。



 あれからミレニケさんとは会う度にお互い軽口を叩き合う仲になった。

 たまに口喧嘩したり、挑発したりされたり、ゲームで勝負したり、知識を教え合ったり……まるで同じクラスにいる異性の友人のような間柄。


 そんな彼女には、少し前にこっそり仙丹を使ってあげた。

 トランプ勝負での罰ゲームとして、仙丹を塗した梅干(現代物資召喚)をその口に放り込んでやったのだ。

 吐き出したら10個追加と言われて、口を押えて悶絶していたけど……



『次、私が勝ったら、ユティアさんの調味したブロック組み合わせをヒロに喰わせてやるからね!』


『ちょっと! 私が調味したモノを罰ゲーム扱いにしないでください!』



 それも今となっては良い思い出だ。

 最終的に食うことになったのはミレニケさんなのだから。

 

 悪いとは思うけど、絶対負けられない勝負では、俺は手段を選ばない。

 ミレニケさんの後ろに『宝貝 掌中目』を持たせた廻斗を立たせることくらいするのだから。



 まあ、それはともかく……



 姉のミランカさんに、ミレニケさんが機械種使いの才能に目覚めたかもと教えてあげている。

 俺の妄言とも言えるアドバイスに、半信半疑そうであったが、それでも、頃合いを見て試してくれるだろう。


 


 ユティアさんは、故郷へ出した手紙が返ってくるのを当面待つつもりのようだ。

 

 おそらく向こうからのお迎えが来ると信じているのだろう。

 だが、その迎えが来るのは何年も先になるかもしれない。

 東部領域からの距離を考えたらそれぐらい。


 しかし、もし、お迎えが来たなら、この家の問題は全て片付く。

 皆で東部領域へ向かい、領主の庇護の下で暮らせるだろうから。


 俺としては、早く迎えが来てくれるよう願うばっかりだ。







 家の前に並んで俺を送り出そうとしてくれているエンジュ達。


 そして、車に乗り込んだ俺。


 もうお別れの挨拶は済んだ。


 あとは車に出発と命令するだけなのだが……



 ピコピコ


 助手席の白兎が耳を振って俺に尋ねてくる。



「出発しないのか……だって? そうだな……」


 ほんの少しだけ揺れている心。

 

 この街で過ごした2ヶ月半は、もうすでに俺の中で日常になっていた。

 そこから旅立つと言うことは、俺が最も嫌う変化ではないだろうか。


 なら、このままこの街にいてもいいじゃないか……と俺の中の『現状維持』と『保留』が囁いて来る。


 女の子達に囲まれた生活。

 豪華ではないのかもしれないけど、安定した生活ではあるだろう。

 

 俺の好きな女の子がいて、信頼できる先生がいて、頼れる先輩がいて、喧嘩できる友達もいる。


 何の不満があるのだろうか?

 どうしてここにいては駄目なのか?


 今更になって後悔が胸の内を占め始める。


 ここで旅立つのを撤回したら、皆どういう反応をするのだろうかと考えてしまう。



 ……いや、旅立つ日が近づいて来るにつれて、迷いは徐々に増していたのだ。

 表面的には旅立つ準備に勤しんできたけど。

 このギリギリのタイミングでその迷いがピークに達しただけ。



 今じゃなくて、もう少し後にした方が良いのでは?

 3か月後でも、半年後でも、1年後でも……


 雪姫の遺体を中央へ届けるという誓いも、特に時間の制限があるわけじゃない。

 俺の目的である中央へ行くのは、もっと先でも構わないのではないか?


 それまで、このぬるま湯に耽溺しては?

 大丈夫。俺が心配しているトラブルなんて、そう起こるもんじゃない。

 だって、この2ヶ月半、何も起こらなかったのだから……


 ならば……




「ヒロ!!」



 突然、エンジュの声が俺の耳に届く。


 運転席の窓を見れば、こちらへと駆け寄ってくるエンジュの姿。



「ヒロ……」


「エンジュ……」


 運転席のドア越しに見つめ合う俺とエンジュ。


 別れの言葉は何度も交わした。

 誰もいない所で抱擁も、口づけも。


 その柔らかさ、暖かさを思い出して、一層、もう少しここにいた方が良いんじゃないかという考えがもたげてくる。


 この子を手放してまで、俺は旅立たないといけないのだろうか……



 ……全く、俺という人間は度し難い。


 この家に縛り付けられた時は自由を望み、エンジュはその願いを叶えてくれた。


 そして、自由になった今は、急に旅立つ場所が惜しくなってきてしまっているのだ。


 そうだ。俺はエンジュと離れたくないんだ。


 もし、今、ここで、君が俺を引き留めてくれたなら……





 そんな微かな願いを秘める俺に対し、エンジュが発した言葉は、






「ヒロ! アタイ、ヒロに負けないように頑張るからね! ヒロが会いに来てくれた時にガッカリされないように!」


 

 眩しいばかりの目の輝き。

 生気に溢れた力強い表情。

 そして、俺に活力を与えてくれる元気な声。



「だから、ヒロも身体に気をつけて。ヒロのことだから中央に行っても人助けばっかりするんだろうけど……、でも、自分のことも大切にしてね。遠く離れていても……きっとアタイの耳にも聞こえてくる、ヒロの活躍を楽しみにしているから……」

 

  

 最後の方の言葉は、やや鼻声まじりとなった。

 見れば、エンジュの目に涙が溜まってきている。


 きっと、泣かないよう我慢していたんだけど、ここへ来てこみ上げてくる思いに耐えきれなくなったのだろう。



 ああ、いつも君は俺の背中を押してくれる。


 そんな君の期待に応える男にならなければという思いにさせてくれる。


 だから、今、俺にできることは……



「おう! 任せておけ! きっとエンジュの所にまで届く活躍をして見せるから!」



 精一杯の虚勢を張ることくらい。

 

 それくらい好きになった女の子の前なら構うまい。


 だって、男ってそういうモノだろう!




「じゃあ、いってくるよ! エンジュ!」


「行ってらっしゃい、ヒロ! 白兎もね!」


 ピコッ! ピコッ!


「よし! 46725号、出発!」



 ブロロロロロロロロッ



 エンジンの音が鳴り響き、車が進み始める。


 魔弾の射手から貰った車に、潜水艇を繋いだいつもの仕様。


 助手席には白兎。

 潜水艇にはヨシツネ、森羅、天琉、廻斗の面々。


 豪魔は俺の七宝袋に収納したままだが、久しぶりの我が『悠久の刃』だけの旅立ち。



 ドアミラーに映るエンジュ達がどんどん小さくなっていく。


 そして、完全に見えなくなったところでようやく視線を前に向けた。


 やがて、長く滞在したルトレックの街を出て、荒野へと飛び出す。


 ここから先は白鐘の恩寵が届かない揺り籠の外。

 

 人類と敵対するレッドオーダーが徘徊するデンジャーゾーン。


 だが、俺達にとっては家の庭先とさして変わらない。

 

 俺と白兎達にかかれば、この周辺のレッドオーダーなぞ敵ではない。




「さあ、行くぞ! 新たなる地へ!」


 フリッ! フリッ!



 俺達がまず目指すのは……





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― 新着の感想 ―
これを見るとサルベージがいかに有用かわかるなあ 特に重量制御の最上位スキルなんてマテリアル積んで手に入るものじゃないし ボノフさんに失敗してもいいからお願いしますって頼むのもありかも ちなみにサルベー…
[良い点] 面白かったです! これからも期待しています!
[一言] 白兎がなにをしても「白兎だから」で済んじゃう恐怖 一番疑問に思ってるのは主というのがなんともw
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