青い薔薇
俺はアマリリス嬢を連れて屋敷にある温室に向かった。温室では我が家が誇る青い薔薇を生育しているのでそれを見せる為だ。
まぁぶっちゃけると何を話せばいいかわからないので花でも見てもらおうと思った訳ですよ。
もともと温室には向かう予定だったのでお茶の準備などはあらかじめしてあるしね
で、温室に来たわけですよ。
いくら婚約者になったからと言っても二人きりで過ごすわけにはいかないのでアマリリス嬢は侍女1人俺も専属の執事兼従者のライズを側に控えさせている。
アルフレッドはお茶の準備を終わらせるとアマリリス嬢の侍女と共に少し離れた所で待機していた。
「アマリリス嬢、あそこに見えるのが我が家が誇る青い薔薇「ブルーローズ」です。」
「あれがそうなのですね!!とても落ち着きのある色で落ち着きますわ」
俺達は椅子に座りブルーローズを見ながらお茶を飲む、ブルーローズを背景にしたアマリリス嬢はとても幻想的に見える。太陽の光を反射させキラキラと光る金色な髪、透き通るような白い肌、そしてブルーローズとはまた違う綺麗な空を思わせる碧色の眼、ここに住む妖精です、と言われてら納得してしまうほどだ。
「アルフレッド様?」
「‥‥あっ、すいません」
「どうかされました?」
「い、いえ、あまりにも綺麗だったもので」
「「‥‥‥」」
あまりにもアマリリス嬢が綺麗で見惚れ、ぼーとしていたのか、素直に思った事を言ってしまった。アマリリス嬢はうつむいてしまった。肩を少し揺らしているから話を聞いてなかった事を怒ってしまったかな?
アマリリス嬢が下を向いて固まったままなので声をかけることにした。
「あ、アマリリス嬢?」
「リリスと」
「はい?」
「リリスと及びください」
アマリリス嬢はばっと顔をあげ俺に「リリス」と呼んで欲しいといってきた。顔を赤くしてちょっと涙目になり下から見上げる形で‥‥なにこの子?かわいいんですけど!?
「り、リリス嬢?」
「リリスです!!」
「リリス」
「はい!!」
俺がリリスと呼ぶとまるで大輪が咲いたような笑顔をして返事をしてくれた。やだ、この子ほんとにかわいい!!!!
「じ、じゃ俺の事はアルと呼んでください」
「はい!!アル様!!」
そっちは敬称をつけるのかよっ!?
「あ、いやアルでお願いします」
「は、はい、で、では、あ、アル」
ズキューン!!
あ、ああ!!かわいい!!
「はい、よろしくリリス」
萌える内心を隠しながら返事をすると
「ふふ、こちらこそよろしくお願いします。アル」
そうやって俺はマリリス嬢、いやリリスと楽しい一時を過ごした。
主人公の名前を変更しました。
ライズ・シェルザート→アルフレッド・シェルザート
読んで頂いている方がいると信じてこれからも頑張って行きたいと思います。
よろしくお願いします。




