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狂人は銃に転生した  作者: トリリトンボーイ
1/4

望みは死の1歩手前

うひゃあ  すごいキモイ感じになった

「人生は諦めと妥協で出来ている」  「力の過信は敗者を生む」

 こんな世の中クソくらえ 

 俺の望みはただ一つ・・・・・・・・・




「すいません」  道行く人に語りかける

 」走馬灯が見たいんです「


 世の中では人を殺すと殺人の罪が充てられる。 

 必要性を感じないけれど、散歩道が赤いのはあまり嬉しくないな

 なんて頭の片隅で考えながら でも 意識は目の前の人に殺してもらう事にいっている


 自殺は試した いや 試し続けている。 怖い・・・ 一人だけで死にたくない  

 いや待て 走馬灯を見るのが目的だけれど死はまだ体験するのには早い

 体験したことをみんなにツタエナクチャャャャァァァァァァァァァァ


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


 落ち着くんだ まだ大丈夫 生きてる 息できる?   私?僕?君?分からないけど聞いてみる。

「あぁできてるさ」

「仕方ないことだろう発作なんだから」

「君は生きてる みんなが君を見ているから」

 そうだった 一人じゃない 今、走馬灯を見ても一人じゃない

 あれ?

 あれレレれレレレレレれレレレれレれレレレレレレれレレレレレレレレ


 何で悩んでたの?   どうして?  妥協すればいい事じゃないか・・・


 妥協案を体全体で受け入れたら、そのまま1歩ススンデ ススンデ 家に帰って 鍵を開けて

 自作の<コルト パイソン>を頭のほうに銃口を向けて、持つ手が震えて  

(ガタッ という音)

 いるはずのない先客が、銃を奪ってこちらを見て悔しそうな顔をして、引き金を引いた。

 子気味の良い金属音が脳内を支配し、フルメタルジャケットの弾丸が迫る迫る、低速化なんて起こらずに

 風を切って進む弾丸は心臓に到達した。


 ・・・・・走馬灯なんて起こらないじゃないか  視界の端で先客は去っていった。

 主役はいない 先客は主役に値しないあんな慌てっぷりでは主役は務まらない。

 殺した(ミンナ)の中にいたのかなぁァ。

 『終わるなら、笑顔で』 ねぇ君

「君が考えている事の答えなら」

 NOだ

 分かるの?

「あぁどうせ【死にたくない】って言いだすんだろ」

 ハズレだネ・・・

 死ぬまで目を開いているから、死んだら閉じといてくれないかな?

「・・・確かに承りました」

 急に敬ゴだね

「君のココロに畏敬と崇拝を」

 サヨナラ 妥協せずあきらめなかったワタシ





 諦めることと妥協することほど簡単なことはない

 楽になろう    沈んで沈んで沈んで沈んで落ちて

 もう二度と呼吸なんてしたくない

 もう二度と歩きたくない

 もう二度と    間違えたくない  選びたくない  狂いたくない


 やり直しは必要かな? 本当に必要なのかな? もっと迷ってみようかなぁ 

 時間なんて忘れたから やり直しは1回だけ、決まり事は同じ人生なんて繰り返さないこと


         「あ」

 俺の目的は何だっけ  思い出せ  忘れかけた記憶という概念を遡れ


「走馬灯・・・・」


 走馬灯を見ることだろう。

 走馬灯に関係する新たな目的を。。。

「他人の走馬灯を見る事・・・・・・」

 完璧だ 一石二鳥だ 走馬灯を見れて、やり直しの目的になる。


「君ならやり直すと思ってたよ」

「新たな人生で、1度死を越えた貴方に幸あらんこと」

 もう一人か・・・・ そっちはよろしく頼む

「ハハ 君がそんなこと言うなんて、変わったねぇ」

 時間なんて感じることを忘れてたよ。

「またね こっちの母親が呼んでる」

 またね か、もう会えないだろうに

「はぁ」 少しばかり気分が高揚してきたな。



「走馬灯を見る為に何になるかが問題か」

 最低限の条件として/死への恐怖/が対象に与えられるものでないといけない


 あった 銃だ 1度向けられたら、威力を見せられたら忘れることは許されない。

 決まったな、銃でやり直しで銃という概念がある世界で


     死の直前の見える記憶の軌跡を見に行こう


 


 

早く続き書かにゃいと

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