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モデラーが行く!!  作者: ゼクヌル
1/1

その一

 視界が開き、目の前に幼児の顔が見えた。

 俺はなぜか、地面に押し付けられていた。

 ともかく上の子供をどかそうと手に力を入れる。


 あれ、重い。

 自分の手をみると、小さくて短い。

 

 理解が追い付かない、

 ただ、両足が自由なことに気づき、相手との間に差し入れ、左の足の裏を右膝にあてて押し、右足の甲を左膝裏にひっかけてながら、左手は相手の腕

上に引き、右手で相手の体を押しあげながら、左に回る。

 ひっくり返すことができた。


 すかさず、馬乗りなって両膝を相手の両肩に上に置いて動きを制した。


 余裕ができたので、まわりを見まわすと、子供らが取っ組み合いの喧嘩していた。


???

 

 なぜかと考えようとしたところ、いきなり横からタックルされた。


 うつぶせになり背後をとられ、相手の腕が腋から差し込まれようとしてきたので。

 左の腋を締め入り込めないようにし、もう一方の手は右わき脇で挟み込み、そのまま体ごと回って巻き込み、上になるが、すぐに離れて立つ。


 見るとまた子供で、何をされたのかわからずキョトンとした顔をしていた。


 今度は大きな子供が掴みかかってきた。


 顔が俺より高い位置にあり、腕をのばしてくる。


 肩を掴まれた、振り払おうとしたが、ダメだった。


 押し倒そうとするのを力を利用して、背中を丸めながら後ろに倒れて勢いをつけ、背中が地面に瞬間に両足を相手のおなかに当て投げとばした。

 そのまま立つと、なぜか周りが静かになって、みなが俺を注目していた。


 訳がわからず、ボーとしていると、視界になにか見えた瞬間に体が動いた。


 『あんちゃん』が羽交い絞めにされている。


 「トォウー!!」

 走って勢い付けてジャンプし、


 「ライダーキック!!」

 跳び蹴りをかます。


 ぶつかった勢いで、相手が兄を離して転がった。

 

 すかさず、腕をとり関節を決めようとしたが、体格差があるので無理と思い。

 両手で力いっぱい握り、左右逆に捻る。


「ライダースパーク!!」


「イタッタッター!!」


「お前ら何をやっているだ!!」


その時と遠くから聞こえてきた。

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