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初貴   作者: 初貴
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金曜日

初貴(はづき)は、生まれてくるはずだった未来の子供。


私はその親になるはずだった。でも何もかも終らせてしまった。

私には3つ上の兄がいる。小さい頃には良くゲームや勉強を教えてくれた兄だ。私より頭がよく、けしてかっこいいとは言えない外見だった。どこに行くにも一緒でなくては嫌で無理を言ってついて行ったこともあった。兄はたった一人の兄だった。私が小学校3年の夏。両親は離婚をし二人とも母に引き取られた。私は学校がかわった。母は保険会社に勤めていて収入もある。だが、金曜日に代行の仕事を始めた。母がいなくなった布団の横には代わりに兄が居た。寝室には一台のパソコンが置いてある。母が帰るのは夜中の4時を回った頃だ。それまでの間ゲーム好きな兄はゲームをしていた。そんな慣れない日々が続いて秋を迎えた。その夜布団の横に居たのは思春期を迎えた悪魔だった。私の体に触れ興奮し、肉体的暴力を一番信頼し、好きだった兄によって行われた。―初貴を失うちょうど7年前のこと。


何をされているのか分からない。当時の私には分からなかったのだ。

妹の体を触り、舐め、様子をうかがう兄が恐ろしかった。寝てる不利しか出来なかった。



それから、毎週金曜日

悪夢の日と化した。寝ている私を襲う。兄の絶好の日となった。

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