表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/24

エピソード15  もう揺れないで

(1月21日にカフェで書いている、流石に溜めすぎているので、そろそろ書こうと思った、今日はできれば15と16を書き終えたい。そして本当にそろそろ今年の目標と去年の振り返りも書きたい。)(23日に図書館で書いている、終わったーーーー!!)


2024年1月1日 月曜日


まずは自分に、あけまして、おめでとうございます!今年もお願いします!

を言って、暫くまだベッドでゴロゴロして、インスタでみんなのお正月ストーリーを見ていた。いいなーとすてきーを口に出しながら、楽しく見ていると、びっくりするニュースを目にしてしまう。


日本で地震が起きた


昨日の楽し過ぎた年越しを思い出しながら、歯磨き粉を押し出し付けた。鏡の中の歯磨きしている自分を見ながら、まだ2024年になった感じはしない。家族にビデオコールをし、豪華目の朝ごはんを用意して、食べた。朝ごはんと言っても、もう正午を少し過ぎた午後で、この後カフェにでも行こうかと思っていたけど、今日もどこもやっていないことを思い思いだした。すると実家の方でも揺れていたらしく、久々にびっくりしたと言っていた。どうやら福袋を買いに、ショピングモールへ行き、買い物を終え、家に帰っている時に揺れたらしい、車の中でもわかるぐらいの揺れで、みんなびっくりしていた。その時はまだ大きな被害になることは知らず、いつもの小さい揺れかと思っていた。


実際はそうであって欲しかった


その後は、新しいバニーブランケットを羽織りながら、日本のバライティーを見ていた。正しくはそれを垂れ流ししながら、携帯を見ていた。それで自撮りのストーリーを上げて、みんなにいいね押されるのを待っていた。ナプキンが切れていたことを思い出し、この街で唯一営業している、家付近の、年中無休をあそこを目指した。


ちょっとした坂を上がっていくと、ガソリンスタンドが見えてくる、その途中に、昔通っていた中学校が静かに立っている。道路側から見えてくる、教室の窓は中学3年生の時に、ちょうど座っていた所だ。なんとなくだけど、まだ幼い自分があそこに囚われている気がした。なんでそう感じたのかはわからない。あの卒業式後に私は成長をしたのか考えてしまった。


大学も卒業し、半社会人ともう一つの専攻半大学生を続けながら、私は何をしているのだろう?急にわからなくなってしまった。センチメンタルに襲われて、空を見上げると、そこには、言葉では描写できないぐらい綺麗な、薄い雲に覆われた隠れ夕陽が広がっていた。携帯を出し写真を撮っているうちに、さっきのセンチメンタルはもう、どこかに行った。


ナプキンを調達し、帰って夕飯の準備をした。本当はおせちを作る気満々だけど、一人では食べ切れないので、餅を焼いて食べた。そして明日の会を楽しみにしていた。



1月2日 火曜日


今日は朝早くから、後で出来上がるおせちの完成図を脳内でずっと思い描いていた。夜に友達が来てくれて、みんなで新年会をする。本当に楽しみだーー!!!


そしていつもの恒例、とりあえずインスタを見漁る。すると、とんでもないニュースの数々は目に飛び込んできて、私は唖然としていた。座り上がりニュースを一つ一つ見て、いつの間にか泣いた。悲惨すぎた被害の数々が、残酷な無音な真実として突きつけられた。胸が苦しくなり、画面を閉じた。


気分転換に楽しい音楽を掛けて、悲しさを洗い流すために、シャワーをした。暫くすると訊きなれない着信音が鳴り響き、アラームかと思って、見てみると。教授からの電話だった。何事かと思って、音楽も止め、水も止め、一旦電話に出た。


すると今日授業にくるかどうか聞かれて、学校は来週から始まるのかと思ってた、と伝え、電話ありがとうございます、あけましておめでとう、とまた来週から授業に行くことを伝え、電話を切った。


音楽を掛け直して、水に浴びながら、そろそろ練習を始めないといけないと、アラームが体内で鳴り始めた。そして、さっきの悲しかったニュース達も加わり、脳内が感情いっぱいで、新年早々パンクしそうだった。髪の毛を乾かしながら考えた、何かためになることはできるのかと、色々検索しているとヤフーで募金できるのを見つけ、クリック。


するとEU圏内で、アクセスが許可されていないの説明いっぱいに、画面が埋まっていた。私は諦めて、気を紛らわすために、おせち作りを始めた。


とりあえず、全てのおかずを準備して、お盆を出し、どう並べるか考えた。これだけでは、寂しいと思い、鍋も準備して、食材達を切った。新年会プラス鍋パの準備がだんだん出来上がってくるのを心して喜び、友達達を待った。


四人で一緒に食べるおせちと鍋は、最高に美味しかった、そしてずっと美味しい美味しいと褒められ、ご飯をいっぱいおかわりしてくれた、嬉しい!食べ終わる頃に、友達からもらったバラをまだ水に入れてないことを思い出し、急いで花瓶を出した。そして、大きな胡蝶蘭も持ってきてくれて。今度こそはお花を枯らせないと誓った、いろんな知識を彼から教わり、毎週世話してあげることを忘れないように、アラームを火曜日にセットした。そこからみんなと紅白の続を見ながら後片付けをした、そして少しお酒も飲み、宴会はお開きに。


最高に楽しくて、朝起きた事をこの頃は、もうすっかり忘れていた。去年もそうだけど、友達に救われた回数は数え切れないぐらい多く、今までこんなに友達を作ってこの来なかった自分に毎度びっくりする。



1月3日 水曜日


薔薇達に水換えをして、美しすぎるピンクをボーッと、暫く眺めていた。


とりあえず、昨日のまだ少し残った洗い物達を済ませ、残ってた小豆汁を温め直し、切り目の入った切り餅を四等分して、おしるこを作った。少しだけ塩味の効いた、甘さひたえめのおしるこは美味しかった。というか自分がおしるこをこんなに美味しく感じるのと、それが好きなのを知らなかった。いつもお正月にイヤイヤ食べさせられてたのは甘すぎて、餅を切ってなく、食べるのが嫌いで、パパはいつも焼いてくれる醤油餅に海苔を巻いて食べるのが好きだった。


支度をゆっくりして、好きなプレイリストを掛けながら、メイクを楽しむ、そのあとはカフェにへ、ゴーだ!


またいつものように、アニキの赤セーターを内緒で勝手に着た。一応ここで謝っておこう、ごめんちゃい!でもどうせ怒らなし、また日本から帰ってきた時にお知らせしてあげたらいい。中には大きいリボンが首元についた白シャツに、黒のロングスカートを合わせて、赤ずきんピアスに、髪を軽く巻いた。上には防寒用に黒をオーバーサイズ革コート、ちなこれもアニキのコートっす。


パソコンを持って、家を出る。徒歩約10分でいいカフェがあるのは、これ以上ない幸せだと思っている。そして、やっと編集をしなさすぎたエピソード達に手を出して、めちゃめちゃ集中していた。お供の美味しい抹茶ラテと抹茶ブラウニーのおかげかもしれない。2024年のTO DO リストや今年やりたいことや去年の振り返りも書こうと思っていたけど、そこまで手は付かなかった。マックの電池も自分の電気も、そろそろ切れそうになっていたので、入念に何度か保存を押して、カフェを出た。今日からやっと、お店もスーパーをまた開き始めて、食材達を買って、バスに乗り帰った。


1月4日 木曜日


2024年の初練習を学校へ行った。


今年はやることがてんこ盛りで、2月で一応セメスターはひと段落だけど、その前に、今年夏演奏する試験プログラムを最終決定して、提出しなければいけない、そして夏にチェンバロの卒業試験とフォーテピアノを入試試験が控えている。考えただけで、考えたくなくなる、逃げたくなるようなビックプロジェクトで、嫌になってしまう。いっそうもう音楽をバイバイしてしまおうかなとか、正直考えてる。でも3ブロックぐらいの練習を終えると、また希望に満ち溢れたレベル激低勇者で、剣をブンブン振りながら学校の出口ドアを押して、鼻歌しながら帰る。


ホンマ何個人格あるねんって自分でも突っ込みたくなる日々で、出口のドアを2回押し開けて、音楽生役から抜ける。また人間に戻って、駅を目指しホームタウンへ戻る。



1月5日 金曜日


今日は朝からポップコーンを作っていた。確かレンジでも作れたはずで、微かなその記憶を頼りにしながら、私はプラスチック製のラーメンボールを溶かして、ガラスのサラダボールまで割ってしまった。部屋中にはバターの香ばしさと焦げた匂いが充満していた。


家に火がつかなくってよかったと思うも、心のどこかに火がついて、絶対うまいポップコーンを作ってやるよ思っていた。その意思は自分でもビックリするぐらい強く。本来は練習にでも行こうと思っていたけど、それが潰れてしまいそうだった。そこからやっと動画でポップコーンを作り方を検索し、すぐに大成功した。これは今日のホームパーティーに持って行こう。


練習には、普段することないパジャマかそれのラフコーデで行き、また後で帰って来たらおめかしして、料理も作って持って行こう。すっぴんで行き、マスクをして、必要最小限の持ち物で家を出た。


サクッと練習を終えて、付近のスーパーにより、パーティーに合うようなつまみ達を作るようの材料を買い、持っていった。


リボンパスタを作って、お菓子達を詰めて、急いで音楽をかけながらメイクして、バス停に小走りで向かった。ホームパーティーで新しい友達をたくさん知れて嬉しかった、お酒がいっぱいあって

、なんだかんだしていたらもう3時になっていた。


この時間に一人で帰るのは、きっと寂しくて死んでしまうから、年上くんをお持ち帰りした。

キスがうまい!これは良質の年上セフだできそうだ!いい雰囲気で何度も誘われたけどゴムが切れていたので、我慢した。流石に生のリスクは高い。それからは背中から抱かれたまま、足を絡め合い、寝た。


暖かい、全身カイロみたいで一晩中暖かかった。起きてからはハグをしてバイバイした。



1月6日 土曜日


何かが燃えていた。


バイバイして、ドアの鍵をガチャっと閉め、全身が敏感に何かを求めることに気がつき。それはそう、一晩中スイッチを押されてて、気持ちよくならない人間なんていない。持っていたおもちゃを一通り使い、ソロプレイを楽しんだ。何回しかたはもう覚えていない。そして、これから飲み会に行く時はゴムと持ち歩くとこに決めた、後で買ってメイクポーチに入れておこう。



この前買った可愛いティーバッグを履いて、練習に行った。びっくりするぐらいやる気と集中できて、そこでも何回かして、これはヤバいと流石に自分でも気づいた。でもそれで元気出ている自分がいることに気がつく。これは本当に大変だ、一斉メッセージ送信ボタンを押して、奴らを収集した。なんなら大人数でやってみるのも悪くわない気がしてきた。


人間もただの動物。



1月7日 日曜日


運動を終えて、朝ごはんを食べ、昨日のうちの衝動は昨日に消しておいて大正解だったと思い返した。食後のキウイを切っている時に決めたことを忘れないうちに、携帯のメモに打ち込んだ。


2024年自分のための目標は以下の四つ、


SMS時間制限を作る

脱INFP(ENFPに戻り)

アルコールが月2まで

自分に鞭打ちしない


それ以外のことは決めてない。というか決めない!やりたいことリストはもういっぱいに埋まっているけど、それらを目標にしな方が、自分は動くと気が付き、実験的に抱負も決めず、目標をふわっと決めた。



SMS時間制限を作る は本当に今年最も改善したい点で、去年はそれでメンタルを保っていたけど、それは良質でもなければ、いい時間を過ごしたと後から振り返っても思えない。なので、後悔せず、本当にただ流れて逝ってしまった時間達に少し価値を感じたい、読書とかジグゾーパズルとか美術館巡りに、その時間達を使いたい。もっと健康的で良好的なSMSとの付き合い方を模索して、改善をしていきたい。


脱INFP(ENFPに戻る) は最近人気のMBTI診断を通して、問題に答えていき、性格診断をして得た結果で、毎年変わるらしいけど、本来自分はENFPだった。でも去年何度も何度も診断してもINFPで、これが嫌だった。確かに昔と比べて明るさが盗まれた、でもきっとこの街のどこかに隠れているに違いないから、それを探し出す。もっと社交的に、イベントにも参加して、ポジティブシンキングにもっとスポットライトを当てて、 自分を生活から取り返すぞーーー!!


アルコールが月2まで これはもう早速破ってしまっている。23日の現在、カウントできないぐらいに飲んでしまっている、アルコールは大好きだし、去年お世話になった飲み友達もいっぱいいるけど、中毒はしたくないし、肝臓も爆発はさせたくない、でも好きだから量を決めず、回数だけ制限したい。2月にはビールを浴びるように飲めるイベントの数々が立ちはだかっているけど、俺なら大丈夫!きっとできる!はず。。。。


そして一番大事にしたいのが 自分に鞭打ちしない 、これも去年の経験からで、やる気のないときは自分を貶めたり、鞭打ちせず、相談口調に変更しようと思った。2023年は、今まで生きてきた中で、最も自分を知れて、自分に向き合った一年。初めてインナーチャイルドが瀕死のボロボロ状態だと気が付き、たくさんサボり、たくさん楽しいこと、やりたいことをしながら、日々も、生活も、仕事も学業もこなして、伸びや新天地に重きを置かず、停滞をしながら、周りに花を咲かせた一年だった。


それにしても、生活の波は激しさを減らさず、手加減なし、容赦なしで来る。だから今年はそれに耐えるのではなく、波に乗ってみたい。乗れるかな?乗れるといいな。


急いで部屋を片付けて、支度し練習に向かった。一人でご飯を食べるのは寂しいので、友達を呼んで、夜はみんなで一緒にご飯を食べる。


テンちゃんと彼氏さんが来てくれた、テンちゃんは性格がとっても明るい子で太陽みたいだ。入って早速言った一言目が”今日のために、この前傘をおいってたのだよ、なにうまいもん作ってくれるのー”で、それにまず大声を出して笑った、彼女はアニメが大好きな上海人で、日本がほぼ完璧に聞き取れる。


リビングのミニオンコレクションたちを紹介し、ソファー付近のジャングルを観察し終え、キッチンに座った。まずはみんなでお茶を飲み、晩御飯を支度をした。今日のメニューはバター醤油のえのき辛炒め、照り焼きチキンのオーブン焼き、サラダと炊き込みご飯。


みんなでスパイファミリーを見ながら、少し行儀悪いけど大声で笑い、ご飯を食べた。やっぱりみんなで食べると嬉しい。それからお片付けをして、お菓子を食べて、アニメの続をバスが来るギリギリの時間まで観ていた。


よく人間は、一人でも寂しさに向き合える時、成長して大人になれてるとか聴くけど、私はそれを信じない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ