エピソード 14 グッドバイバイ2023
(1月10日にカフェで書いている)((1月15日にまだ書いている、流石に1月ももう半分過ぎようとしてるから、今日はこれを書き終えたい。)(23:48分家でGinを飲みながら書いている、書き終えるかなーーーこれを書く前に前のエピソード読み返して、本当に書いてよかったと思う、だからサボっちゃたエピソード12もちゃんと書い直したい。そしてただただ自分のために、生きていくために書く。もしこれを誰かが読んでいたら、ここで言わせてほしい!ありがとうと一緒に生きていこうって!! Love You)(1月16日にまだまだ書いている、大好きなカフェで書くとやっぱりスラスラ書ける)(1月21日にココカフェでまだ書いている、絶対絶対に終わらせる!!)
12月25日 月曜日 ロンドン 三日目
クリスマス当日は決まって、どこのお店もやっていない。昨日は思う存分に、ビール飲んでたので、ゆっくり起きた。朝ごはんは、またメイが作ってくれた!この前と同じ豪華朝ごはんプレートに、昨日のトマトスープも飲んだ、最高に美味しかった。
特にやることもなく、一応近くのカフェが空いているかどうか、電話で確認してみても、当然やっていない。なので、メイと一緒にマックスの散歩をしに行った。近くに山があり、上を方へ行くとロンドンを見渡せる。
それから家に帰って、メイはマックスを洗って、ドライヤーを当てていた。どうやらそれはあんまり好きでは内容ようで、ずっとグーグー言っていた。
その後もメイはパソコンで作業してて、私はオンラインショピングを楽しんだ。午後からはゆったり、火鍋に入れる食材たちを準備し、カットして並べておいしくいただいた。何度も同じことを繰り返しているけど、みんなで食べるご飯は美味しい。その後も、鱈腹ビールを飲み、お話をして、一緒にドラマを見た。流石に2時になるとみんなも眠たくなって、明日の予定をざっくり決めてから寝た。
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12月26日 火曜日
ロンドン四日目
クリスマス二日目をイギリスでは、ボックシンデイと言って、激しいセールなどがされているみたい。今日も少し早めに起きて、スーツケースを片付ていた。事前にもう車に乗せてもらい、後からそのまま空港に行けるようにだ。来た初日、半分空にしたスーツケースはすぐ埋まり、もう何も入らないぐらいパンパンだった。
その後もマックスに見守らながら、この家での最後の朝ごはんを食べていた。やっぱりメイの焼いてくれるベーグルは世界一おいしい。そしてカフェ巡りが本来なら大好きな私たちは、今回どのロンドンらしいカフェにも行けてなかった、ちょうど閉まっていたり、なんだかんだで行けてなかった。私たちはこの現象をカフェ絶縁体と呼んだ。
どうか今度また遊びにくるときは、この現象は起こらないでほしい。
メイとゆっくり支度を終え、家を出る。マックスは今日お留守番だ。地下鉄でシティーに向かい、ちょっとしたお買い物と後でみんな一緒にご飯を食べる。まずは駅のデザート屋さんでメイが何かを買ってくれた、どうやらよく食べていて、オススメらしい。そしてすぐ近くのコスメストアでおすすめのリップとマスカラを買ってもらった。(どれも今現在愛用している、今現在というのは、1月11日練習帰りの電車移動中だ)お腹が空いたし、旦那さんも一仕事終え、近くに来ているみたいなので、みんなで食べたいものを散策した。
フードコートを独立店にしたみたいなお店があり、そこならきっと個々で食べたいものが見つかるので、とりあえず目に入った、ロンドン一おいしいポテトを試食して、注文した。あとはターキーチャーハンとフォーの冷やしプレートに牛肉スライスがたっぷり乗ったスープフォーをみんなでシャアして食べた。
そして、何度もメイにチャーハンを買って、晩ごはんとして持って行くよう言われたが、私も何度となく断り続けた。お土産を買い終え、最終妥協案としてお惣菜コーナーでサラダとサーモンの塩焼きをテイクアウトした。
そしてまだ少し時間があるので、リールを街中で撮ることにした。お互いに面白そうなのを見つけて、それを撮ることにした。最初はリズムが合わず苦戦していたけど何度も繰り返しているうちにコツが掴めてきて、だんだん上手くなってきた。初めて思った、いつも見ていて簡単そうで、楽しそうなリール達も一苦労の後にできているのだと。編集は後からゆっくりすればいい。十分すぎるぐらいの素材達を撮り終え、近くのカフェを目指した。
カフェ絶縁体現象はここでひと段落着いた、そして決まってカプチーノを頼む、バリスタのお兄さんがカッコよくて見惚れていると、ニコッとされて、ハートにズキュンを感じた。最高っすあざっす!!って声に出して言ってしまいそうだった。
今日も晴れていい天気だったので、みんな片手にそれぞれのコーヒーを持ちながら、駐車してあるエリアに向かった。これから車で空港に送ってもらう、通りかかった劇場や音大や大使館をメイは熱心に紹介してくれて、国旗を見ながら、これどの国でしょうクイズをみんなでやった、当然答え合わせはなしでだ。さっきの劇場では来年の一月にイギリス規模で上位50のダンサーたちしか参加できないコンペティションが開催される。メイがそこでダンスしている姿を見たいと私は強く思って、それを伝えた。心の底から応援したいし、夢に向かって一生懸命な彼女が羨ましく、カッコよく見えた。
空港に着き、オンラインチェックイン済みのところからEチケットをスキャンし、シールを自分でスーツケースに括り、バイバイした。セキュリティチェックの前でメイ達をビックハグをして、最後の最後見えなくなるまで、ずっと手を振っていた。そういえばメイにもらったクリスマスプレゼントは確実に入れたけど、それに添えてあった手紙もちゃんとしまったっけ?
出国検査も終えて、フライトまでにまだ時間があったので免税店でショッピングを楽しんだ。まずはサングラスを色々試して、でも気に入ったのはなく、時計コーナーへ、そしてかわいいブランドバッグの数々は、毎回値段確認してからビックリして戻した、かわいいけどそれほどの価値はない。ハンドクリームとリップを購入して、香水も買いたかったけど誰もいなくて、少し待っていても誰も来ず、諦めた。搭乗ゲートに向かい、まだ少し時間があるのでスタバからの長蛇の列に並び、イングリッシュブレックファーストを頼んだ、ユースベリーも好きだけど、今日は優しい味の紅茶が飲みたい。なんだかんだしてるうちに搭乗は始まり、来た時と同じクロワッサンバッグにはパスポートを入れていて、斜めがけにしている、これはなにがあってもなくすことないでしょう!フライト自体は1時間も掛からず、ホームタウンに着いた。この空港はそんなに大きくなくアクセスもとっても便利で、飛行機から降りて入国審査を終え、スーツケースを待った。やっとまた帰って来て、ちょっとした不安がひと段落して、お腹が空いた。本当はずっと空いていたかもしれないけど、今やっと感じてきた。なんならラーメン屋さんでも行きたかったけど、体力メーターはほぼ空だし、メイが準備してくれて夕飯があるので、早く帰ってシャワーしてから食べようと思った。
出口からの道は目を瞑っても帰れる自信しかない!とりあえず右に曲がり、マックの前まで行き、そこの下りエレベータに乗って、扉を二つ抜けると、電車がいつも待っている。それに乗り、中央駅を目指した、そこからは地下鉄に乗り、最寄り駅から徒歩5分で家に着く。
スーツケースは思い出の分もあり、重く感じた。やっと家につき、まずはメイに着いたよと夕飯買ってくれてありがとうのメッセージをして、シャワーをした。
そしてイギリスから持ってきたご飯をとっても美味しく感じた。それからはずっと撮った写真を見返していて、リールを編集した。うん、でもやっぱり一人は寂しい、改めて一人暮らしは向いていないとわかった。ライトを付けながら、ラジオをかけて、写真をずっと見返ししてていつの間にか寝落ちしてた。
とってもとっても楽しい旅だった!!本当にありがとうメイ!!またポストカードでも書いて送ろうと思った。
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12月27日 水曜日
目が覚めてから、まずスーツケースを片付けた。一旦中身をリビングの地面に全部出してから
戦利品達をならべて写真を撮り、服達を洗濯して、空になったスーツケースをケラーに閉まい、旅が本当に終わった気がした。
そこからはひたすらダラダラして、少し年末に向けての大掃除を始めた。お片付けをしてて、明日仕事いれた自分に喝を入れたくなった。全然行きたくない!!本当にちっとも行きたくねー!!寂しすぎてやることなかったらどうしようと、年が終わる前に振り返り授業を入れたけど、本当なら年明けてからでも大丈夫だった。まぁいいでしょう。
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12月28日 木曜日
やる気はないものの、授業方法は体に染み付いている。なので難なく仕事はこなせる。自分のこういう所もちょっと嫌だけど、気持ち悪いぐらい器用だから。本当にちょっと頑張れば、なんでもできそうだ。いや、実際そう思っているだけで、全然そんなことないのかもしれない。でも生徒さん達にはいつも癒されてる、本当にみんないい子で、ちょっとした会話も弾むし、そもそもいい子以外ピアノに来ないか。。。
仕事終わりにスーパーへ寄って買い物をした、ベーグル後遺症で、どうしてもベーグルが食べたくなった。早速家に帰ってメイが教えてくれた保存方法を実践した。とりあえず全部のベーグルを出して、半分にカットし、ジップロックに分けて冷凍する。食べる時にオーブンで3分焼いて、イギリスから持って来たトリュフマヨを乗せたら、とっても美味しいベーグルの完成だ!明日の朝は絶対ベーグル食べよう(てかここの段落だけでベーグルを繰り返し過ぎてる、ベーグルを語尾にしたら面白そうだ、こんにちベーグルとか、久しぶり、ベーグルお過ごしですか、みたいな?ちょっと、いや、だいぶキモいけど、それほどベーグルが好きです!)
でもそれ以外は、あまり作りたいものとか、食べたいものがなくて、これ以上一人暮らしが続いたら、カップラーメンダンボール買い生活が目に見えてくる。なのでスーパーでとりあえず散策して、食べたいものを探した。少し高いけどサーモンの刺身を買って家で酢飯の上に引き、なんちゃって海鮮丼を作った。普通に美味しい。
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12月29日 金曜日
ベーグルうめー!!
本当に美味しそうだったので、つい写真を撮ってメイに送った。ついでに君のせいでベーグル後遺症になったよん!(ハート)も送った。上に目玉焼き乗せて、一口。パンはカリッと音を立てて、黄身がそれをそっと包み、そのクリーミーさをさらにレベルアップさせたのマヨネーズで、食べ終わると口の中にはトリュフの香りが残っていた。最高にうまい!!
流石に、これ以上引きこもっていたら、またネガティブモードに入りそうなので、午後に大好きなカフェに向かった。いつものかわいい店員さんが出迎えてくれて、お話をした。メイとおばぁちゃんに送るポストカードの下書きをした。アイス抹茶ラテと栗コロネを頼み、鉛筆を走らせていた。やっぱり手紙を書くのは好きだし、私にとってはとても掛け替えのない、家族の間を繋ぐ大事なものだった。ドッサリ書いた手紙たちは大事な箱に保管されていたことが嬉しかった、でも多分一生見返すことはない、泣き止まなくなっちゃうから。そして暇潰しに読書を始めた、小川糸先生のツバキ文具店を読んでいた。
すると年下くんと遭遇して、一瞬ドキッとした。直接、正面からではなく横から通っていったので、目を合わせることは、幸いなかったけど、私は不安に押しつぶされそうになり、カフェから逃げるように、軽く店員さんとバイバイして、店を早歩きで出た。また、いつもの回避癖が発動しているのにびっくりしている。なんでこんなにも冷たく残酷になれるのか、誰かに教えてほしい。
早歩きで向かったスーパーにはすぐに着いて、食料を調達した。大晦日当日と年明けの二日間は、どこも閉まっているので、三日分の買い物をしなくてはならない。いっぱい物が詰まっている大きな紙袋二つを抱え持ちして、駅でバスを待っていた。さっきの店員さんからメッセージが届いた。のど飴ありがとうと、仕事終わったよー、気づかないうちに帰っちゃったよねって。
家に入って鍵を閉め、紙袋を地面に置いた瞬間、友達からメッセージが届いた。一緒に今から夜ごん飯どう?20分後にマーラータンのお店で集合ねって。やっぱりみんなとご飯と食べるのは美味しい、私はイギリスから買ってきたお菓子をお土産用に持っていった。ホットミルク用マシュマロ入りのチョコボムとハンバーガーグミにジンジャークッキー。
みんなよりちょっと早く着いたので、まずは座る席を確保した。それぞれの食べたい食材をボールに入れ、スープの味を選び、ピッピを渡され、あとは茹で上がるのを待つだけ。そのうちに、さっき準備したお土産をあげて、みんなが喜んでいた。すると、ご飯に誘ってくれた彼の彼氏がチョコボムを食べ始めて、みんながちょいちょいちょいと、止めに掛かったが。気がついた時には、もう遅くって、一口齧っていた。するとピッピ達が一斉になり出して、マーラータンを取りに行った。何度も何度も同じことを繰り返すけど、やっぱりみんなで食べるご飯は美味しい。
その後、どうしてもコーヒーが飲みたくなったので、夜遅くまで空いているカフェへ。もう遅いので、デカフェのアイスアメリカーノと、さっきのチョコボム用にホットミルクを頼んだ。そこからも、大分お喋りしてから解散した。ちょうどいい時間だし、帰ってもやる事がないので、映画を見に行こうと、近くのレトロシネマに行ったら、劇場が違いますとお姉さんに教えてもらい、また今度にしようと思った。
本当はこの何日間トイレの電球が切れちゃってて、キャンプ用のライトを吊るして、なんとか過ごしてた、でもそれをどうしても年末前に治したくって、家中ドライバーを探していた。でもずっと見つからず、この小さなことで、クレイジーになりそうだった。
急にあと一箇所だけ、見ていないところを思い出し、もう夜中なのに、タンスの中をガサゴソしていると、なんとなんと!!あの緑の箱を見つけた。キャーー!!と大声を出してしまいそうで、本当に本当に嬉しかった!全世界どのネジにも対応している種類の豊富さで、私は迷わず、ボタンを押して、ブンブン言わせて、最初は何個も試してから、やっと四つのネジを外せた!!!!
そういえば、アニキのオーディション結果を今日聴いたことを急に思い出して、帰って来た時にどう慰めようか、思考を走らせていた。
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12月30日 土曜日
今日もまたベーグルな始まり方をした。
昨日と全く同じ美味しいのを食べて、買い物に行った。アジアスーパーを目指し、とりあえずおせち用の具材たちを買った。普段も人が多いのに、今日はその二倍ぐらいだった。やっと、買い物を終えた頃には、寒い天気なのにアイスが食べたくなった。なので重たい二つのバッグを抱えながらも、冷凍庫から見つけたいちご味の爽を食べて(Don"t aks me how)、帰りの地下鉄に乗った。そして、食材達を冷蔵庫に入れてから、とりあえずひと休憩。夜に女子会があるので、ゆっくりしてから支度して、お店に行く前にスーパーに寄って電球を買おう。
今日は、この前オンラインで買ったかわいい下着達が届くので、それを少し待とう。本当は年明けの配送予定だったけど、それが今日に変更された。嬉しい!!
簡単なお昼を作っていると、Eメールが届き、もうそろそろボックスが届く!!サインをして、それを受け取り、配達してくれたお兄さんに”良いお年を”といい、期待いっぱいに私はあの箱を開けた!!色とりどりのTバック達とうさぎ耳フード付きの真っ白な毛布とおもちゃを開封して。早速充電した。
可愛い過ぎないコーデをして、あっさりメイクで家を出た。まずはスーパーで電球を調達し、これからの女子会が楽しみでちょっとだけソワソワしていた、でもいい意味のソワソワだ。一人は学校の先輩で、もう二人は初対面の、共通点はみんな日本語が喋れるのと、いい人達なので、楽しくなかったら、盛り上がらなかったらどうしようかずっと心配していたけど、そんなの全然必要なかった。韓国料理屋さんで美味しい料理を食べ、女子トークをずっとしていて、2時間があっという間に経ってしまった。でもまだみんな少し話し足りてないようで、居酒屋さんをハシゴした。とりあえずビールと焼酎と米酒を飲み、今からまだまだ飲みます!
それから盛り上がりっぱなしで、あっという間に12時になり、みんなで一緒に中央駅へ行き、セルフィーを撮って、解散。そして家に帰りまずは、電球を付け替えた。これでやっと一件落着、何かを直せるのは嬉しかった。
自分のこともこうやった少しずつ少しずつ、治していけると嬉しい。
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12月31日
2023年の最終日、まだ実感はない、でも死ななくてよかった。
なんかすごく長い長いマラソンをやっと嫌々完走して、感動もなく変な感じで、よく耐えて、よく生きてた、としかつまらない感想しか出てこない。正直2024年になった瞬間に別世界が待っているとは思えないけど、何かが前向きになりそうな希望的観測はできる。まずはSMS散歩をして、ベッドでゴロゴロした。そして音楽をかけて、自分に空気を入れ。最終日を楽しむことにした!
年末の大掃除をとりあえず一通りし終え、年越しそばの汁を作り、フルーツ飴も作って持って行きたかったけど、失敗してしまったので、カニチップスを用意して、お菓子をいろいろ詰めて持っていた、あと手持ち花火も。ヨーロッパの大晦日らしく、どこも閉まってて、街はゴーストタウンみたい静かだった、寂しさに溺れないよう、ダチの家で年越しをする。後ほど、ホームパーティーで一緒にカウントダウンをので、遅めの出発で大丈夫だ。
今日のコーデはピンクのヒラヒラロングドレスに、黒いフード付きのパーカーを着て、首にはピンクのスカーフをつけた。その上にピンクのモコモコセーターを着て、さらに寒さ対策の黒革コートを着て、ピンクのコーヒーカップバッグを斜めがけて、キッチリし過ぎない甘辛コーデの完成だ。
まずは、中央駅付近のたこ焼き屋さんに行きたかったけど、もう閉店前で注文できなかった。朝には最近ブームのベーグルを食べてから、もう大分時間が経ったのでお腹が空いてきた。でも流石にどこも大晦日で休んでいるので、大ピンチ。よく通っている居酒屋さんに行って見ることにした、多分この辺で唯一今日遅くまでやっているお店だ。ラッキーなことにまだそんなに人が多くなく、すぐ入れた。店長にキッチンがまだオープンしているかを聴いて、早速注文した。ここは立ち飲みのできる居酒屋さんで、飲み友とはいつも絶対一軒目にくる。
キンキンに、冷えたキリンビールとお酒に合う料理の数々が注文できる。唐揚げと明太子ブルスケッタを頼み、一人飲みを楽しむ!いつもはお話をしてくれる年上さんが今日はいないから、ちょっとした退屈を解消する為に数独をしていた。途中で何回か話しかけられて、たわいない会話の後に良いお年を交換して。心の中から本当にそう願った。
壮大のことは言いたくないけど、この地球上に住むみんなにとって、いい年になることを、心の底から願っている!コロナ時代を終えて、やっと生活が動き出し、みんな大変で、それでも頑張って頑張って日々を過ごしていく、心の病になった人はきっと少なくない、私の周りにも増えた。私もきっとそうで、今でなおそうなのか、そうだったのかは、まだはっきりしない。
それでもみんなと一緒に手を繋ぎ、またいつか振り返りをした時に、あの時期は大変だったね、でもそのおかげで今があるね、なんて軽く笑い飛ばしたい。
お会計をして店を出ると、またゴーストタウンに入り直した。おいおいおい、本当に大晦日なのか?と街行く人達に聞きたいけど、当然誰もいない。電車に乗って、ダチの家を目指す。
結構な頻度で図々しく、彼のうちでいつも料理を食べにいく、いつもすっかりおもてなしされて、嬉しい。毎度訪問する度に、何かいるかを彼に訊き、何も買わずにおいでと言われるけど、私はいつもお花と彼が好きそうなお菓子を持って行く。
彼の旦那さんと、その旦那さんが連れてくる友達と四人で年越しをする。まず入ると手を洗い、
早速エプロンを付けさせられて、一緒に料理の準備した。机にはお菓子と美味しそうな料理がいっぱい並べられて、みんなで会話しながら食べた。これでやっと少し年越しを感じることができた。みんなで一緒に5、4、3、2、1を数えて。ハグを一人ずつとして、フロース、ノイエスを言い合った。ドイツ語でハッピーニューイヤーを意味する。窓の外では花火が上がり、みんな窓際のベッドに座り、叫んだ!!手持ち花火もつけて、嬉しく子供みたいにはしゃいでいた。
上がる花火の数々を眺めて、やっと2023年にバイバイできる気がした。良かったことも、良くなかったことも鮮やかな色となり、真っ暗な空に向かって、ドンと消えた。私は一瞬泣きそうになり、鳴り響く花火の余韻に思い出達がフラッシュバックして、消えていった。それは何涙なのか考えていると、彼に呼ばれ、リビングの机にはもうキャンドルとお酒が用意されていた。
そこからはゆっくり飲み、酔っ払いながら2時ぐらいに帰った。
電車の中には、びっくりするぐらい人がいっぱいで、みんな興奮気味にザワザワしていた。
(これを読んでるユーに、あけましておめでとうございます!!2024年がいい年になりますように!!そしてもっと自分を好きになれますように!!)