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世紀末の獣たち   作者: 松永怜輔
2/2

第2話 レッドハント2

第2話です。センシティブな表現がありますが特定の思想や政党を批判する意図並びに政治的な意味はありません。この作品はフィクションです。ご了承ください。

「情報屋によると赤軍は西区の廃ビルにいるらしい。」

羽田が言う。

「テクニカルで突っ込むか。サザンクロス荷台に乗れ。LMGが積んである使え。」

「承諾。悪党を滅する。」

そうして俺たちは白昼堂々突っ込むことにした。


西部地区の廃ビルに赤軍は集結していた。

「糞が金目当てのゴロツキどもめ。我々の革命が頓挫してしまった。。何人残っている同志。」

「ハッ同志ガガーリン。15名ほどです。1階に10名配置して警備しております。残りはこの階に。」

部下の男が話す。

「あの狸め。今度会ったら剥製にして便所のマットにしてやる。よし。とにかく明日銀行を襲撃して資本家どもの資産を奪うぞ。それで装備を調達する。」

「「バン!バン!バン!」」突如銃声が鳴る。

下から男が駆け上がってくる。

「敵襲です!こないだの奴らです。1人増えて3人ですが奴ら軽機関銃を装備してます。1階で5人やられました。今残った者で応戦してますがいつまでも持ちません。同志ガガーリン脱出を!」そう言うと男は下に戻って行った。

その頃武田たちは。

「ァァァァァァ!浄化する!召されよ!」

サザンクロスが軽機関銃を撃つのをやめ。トマホーク片手に突貫する。赤軍の男がサザンクロスをハンドガンで撃つが止まらない。

「ひ、ひぃぃぃぃ!糞、なぜ死なないんだ!」

男が喚く。サザンクロスは大戦時の人体実験の影響で超回復能力を持っており中々死なない。サザンクロスはトマホークで男の右手を切り落とす。

「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛。辞めてく」

トマホークで男の喉を裂いた。

「私の身体を通して浄化する。」

そう言うと男を頭から食べ始めた。他の赤軍が呆気にとられていると。

「はいはい。余所見してると死ぬぜ。」

俺と羽田がカラシニコフを構えて銃撃する。

「サザンクロス飯は後にしろ!残りを片付けるぞ!」

「承諾。ウェェイヒィィ!」

サザンクロスは物陰にいた敵にトマホークをぶん投げる。トマホークは脳天に命中し。敵は血飛沫を上げて倒れた。

「投降する!俺は投降する!」

1階にいる最後の1人が手を挙げて出てきた。

「おう。利口だと思うぜ。」

俺はそう言うと男の両手に手錠をかけ。両足をガムテープで固定するとテクニカルの荷台に転がした。


2階に上がると銃撃戦が始まった。カラシニコフで武装した5人が一斉に射撃を行ってきた。

「おのれ畜生どもめ。くたばりやがれ!」

リーダー格の男が喚きながら撃ってくる。銃撃で身動きが取れないので俺は

「サザンクロス援護するから。荷台から持ってきたLMG抱えていけ!」

「承諾。ウェェイヒィィ!浄化するぞ!浄化するぞ!浄化するぞ!」

LMGを乱射しながら突撃していった。

「マジで行きやがった。イカれてるぜ。可哀想なくらい。」

羽田が言う。俺も同意しながら援護射撃を行う。

銃撃戦の末リーダー格の男ガガーリンともう1人が投降。合計3名を逮捕し依頼を完遂した。



読んでいただきありがとうございます!良かったらコメントなどよろしくお願いします。

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