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どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-  作者: すずめさん
-第七章-ウィンタースノー連邦-霊峰ウルフハウリング・後編~デグレアント帝国・前編-
591/611

-第七章八節 復活の催促と何ともない起床と怒る幼女達!…-



長い戦いも漸く終わり…


最後まで残っていた観客達もその目の前で


起きていた出来事に戸惑い続ける!…


それはまるで演劇を見て居た様に感じてしまい!…


突然のこの展開にとにかく誰もが


付いて行けていない反応を露わにしている一方…


その肝心の騒動を起こしていた?…


いや起こされていた?…


側は今絶賛如何しようか?と言った具合に


戸惑っていた!…


と言うのもマサツグは今も戦闘不能状態で


その目の前に倒れているのだが…



「……えぇ~っと、シロちゃん?…


ちょっとだけ退いて欲しいんだけど?…」



「ッ!!…ヤ!!!!…」



シロにハティにフィロと幼女達が


マサツグの遺体に群がっては動かない!…


それこそ目の前の現実を受け入れられない様に!…


ただ泣きじゃくりマサツグの遺体に


覆い被さる様にして嘆きに嘆く!…


そんな様子を露わにすると、


マサツグへ近付く事を困難とさせる!…


モツ達もそんな様子に戸惑ってしまう!…


それこそマサツグの事を蘇生させたくとも


出来ない状態にされている事で、


それと無くシロに退いて欲しい!と言って


場所を空けて貰おうとするのだが!…


シロはこれを断固として拒否をし出し!…


さも某・ち○かわの様に拒絶の言葉を口にすると、


更にモツを戸惑わせてしまう!…



「…全力の否定が飛んで来たんだが如何すれば?……」



「ハティちゃんも出来れば退いて欲しいんだけど…」



「嫌です!!!!!…」



「…あぁ~……」



そんなシロの返事にモツが如何すれば?と


オリハに質問をして行くと、


オリハもオリハでお願いを…


その相手はまだ聞き分けの良さそうなハティで有り!…


オリハが恐る恐る場所を空けて欲しい!と!…


モツと同じ様に言葉を口にして行くと、


ハティはマサツグの体に顔を埋めたまま!…


首を左右に振ってシロと


同じく断固として離れない様子を露わにする!…


となるとそんなハティの返事に


オリハもビクッと反応をすると、


同じく悩む羽目になり!…



「……ッ!…って、よくよく考えれば


これってゲームの中の世界だよな?…


だったら何か蘇生アイテムとかが


有るんとちゃうんか!?…」



「ッ!…あっ…」



__…ッ!…ヴウン!!…ピ!…ピ!……



何ならここでシロ達の様子を見て


貰い泣きをして居たマサキも、


ふと気が付いた様子でハッ!と…


それはこの世界がゲームの中だと言う事を思い出し!…


勿論マサツグを蘇生出来るのでは!?と言った


疑問の言葉を口にすると、


それを指摘されたくまさんもハッ!と…


思わず目から鱗が出た様な驚き様を露わにする!…


さてそうなると次には二人揃って!…


その蘇生アイテムを手持ちで持っていないのか?と


言った具合に探し出すと、途端に慌しくなって行き!…


一方でモツとオリハはあるモノに気が付いた様子!…


そして二人してそれを確認するなり!…


呆れる様に思わず溜息を吐いて見せると、


文句の言葉を零してしまう!…



「…はあぁ~……


こっちだって()()させたいけど


こうもガードが固いと出来ないっての!?…


これだけ愛されて居ると


大変だって事がよく分かったわ!!…」



「てか勝手に自滅しといて


この言いように腹が立つのは私だけですか?…


いっそこのままにして


急斜面に放り投げたいのですが?…」



「いやいやいやいや!…オリハ!!…それはさすがに…」



と言うのもそれはモツ達(プレイヤー)にしか分からない事の様で、


とにかくその気が付いた事に対してモツが


疲れた様子で言葉を漏らし!…


オリハに至ってはそれを目にした事で


マサツグに対し怒りを覚えた事を口に!…


すると次にはそのまま放置をしようか?と文句を零し!…


そのオリハの言葉にモツも慌ててそうは行かない!と


ばかりに!…


ツッコミを入れると、オリハの怒りを治めて行く!…


因みに二人が気が付いたモノと言うのは


チャットで有り!…


そこにはマサツグからのメッセージが!…



 -------------------------------------------------------------


 パーティチャット 21:05



 蘇生はよ!!


 -------------------------------------------------------------


 パーティチャット 21:05



 蘇生はよ!!


 -------------------------------------------------------------


 パーティチャット 21:05



 蘇生はよ!!


 -------------------------------------------------------------


 パーティチャット 21:05



 は・や・く!!は・や・く!!


オ・リ・ハ!!!オ・リ・ハ!!!


 -------------------------------------------------------------



「……何で俺だけ煽られている様な感じなのか


これが分からない!…」



そこには大体五秒刻みで


「蘇生はよ!!」とマサツグからのチャットが!…


とにかく起こして欲しい様子で連投しており!…


最後にはオリハを名指しで煽り!…


煽られた本人もこれには訳が分からない!と…


ツッコミを入れてプルプルと肩を震わせて見せると、


そのマサツグの遺体をジッと見詰める!…


それこそ復活させたら如何してくれようか?と言った


具合に睨んで見せる!…


と、その一方でモツもいい加減その連投に


イラッと来た様子でこれに同調!…


とにかく如何蘇生をしたモノか?と…



「……とにかくこれ以上は


確かに五月蝿いから早く蘇生をさせたいのだが…」



「ッ!…あっ!…蘇生アイテム持ってる?…」



「ッ!…え?…」



蘇生をさせたいのは山々なのだが、


やはり群がる幼女達が邪魔で!…


何なら無理やり剥がした所で


またマサツグにくっ付きそう!と…


となるとずっと捕まえて居ないといけない訳で!…


捕まえながらアイテムを使う!…


作業が難航しそうな事にモツが悩む言葉を口にすると、


先程まで蘇生アイテムを探していた二人も


ピクッと反応!…モツに確認の言葉を掛ける!…


と言うのもくまさんとマサキも先程の話を


聞いて居た様子で、次にはモツの手伝いに回り!…


と、そんな二人の言葉にモツは戸惑い!…


思わずえ?と言葉を漏らして居ると、


一方でもくまさんはシロを!…


マサキはハティの背後に回る!…



__ザッ…ザッ…ザッ…ザッ…ガッシ!!…



「シ~ロ~ちゃ~ん~!!!…


ちょっとで良いから離れてえ~!!!…」



「ッ!?…い、い~や~で~す~~!!!


シロはご主人様と一緒なのです~~!!!!」



「ハティちゃんも頼むから


ちょっとだけ退いててくれ!!…


頼むから!…な?…」



くまさんがシロの両脇に手を伸ばし!…


そこからガシッと掴んで持ち上げようとして行くと、


一旦退く様に言葉を!…


しかしシロもシロで抵抗をする!…


その際マサツグの服を掴んでは伸びようが


何だろうが一向に放さず!…


くまさんに文句を言って抵抗をし続けると、


その反対側でも同じ事が!…


マサキがハティを徐に抱え、


同じ様に一旦離れる様に声を掛けて行くのだが!…


そこも双子なのかやはり抵抗を!…



「ッ!?…い、いやなのです!!!…


先生から離れたくないのです!!!…」



__ガッ!!…みょ~~ん!!…ッ!!…



「ッ!?…あぁ!…


ハティちゃんまぁつぐの服が伸びてまう!!…


…しゃ~ないなぁ?…これで如何や!!…」



コッチでも同じ様に必死にマサツグの服を


掴んでは離れない!…


思いっきり握り込むとスッポンが如く!…


もう放さない!と言った鉄の意志を露わにすると、


その様子にマサキも慌てて見せる!…


その際ハティに放すよう言葉を掛けるが、


言った所でやはり放す事は決してなく!…


となるとマサキとしても最終手段!と…


何か策が有る様子で一旦ハティの事を降ろして行くと、


次には脇を擽る!…


典型的な策に打って出る!…すると…



__ッ!?…ッ…ッ~~~~!!!…


ッ~~~~!!!!………パッ!!…



ハティは突如脇を擽られた事で顕著に反応!…


その表情を何とも言えないモノに変えて行き!…


だがそれでも必死に耐える様子を露わに!…


するとその様子にくまさんも


ふと気が付いた具合でシロを降ろし!…


同じくシロも脇を擽る事で


何とか引き剥がしに掛かって行くと、


シロも弱いのかビクッと反応!…


そしてクネクネと悶え始める!…


するとあんまり食らって来ていない擽りのお陰か?…


二人は敢え無く我慢出来ずに


パッと手を放してしまうと、


そのまま二人に抱えられ!…



「ッ!!…今や!!…」



__ガシッ!!…グイッ!!…



「「あっ!!……ッ!!!…」」



二人が耐え切れずに手を離した所で


一気に引き剥がしに掛かって行く!…


それはタイミングよく二人同時に!…


別に同時でないといけないと言う訳では無いのだが…


それでも漸く二人が離れた事でモツとオリハが


介入出来る様になって行くと、


モツはそんな二人の手腕に思わず驚く!…


だがそれでもハッとすると


その倒れているマサツグの元へと近づいて行く!…


その際オリハもちゃんとモツの手伝いに入って見せると、


モツとは反対側の方へ回って行き…



「……心肺停止!…時間…21:46……ご臨終です…」



__ッ!!…ッ~~~!!!…グスッ…グスグスッ!…



そこから倒れているマサツグの右腕を手に取ると、


次には徐に脈を確認し始め!…


だが勿論マサツグは死んで居るため脈は無く、


それを見越してオリハも心肺停止!と…


真剣な表情で救急隊員なったよう!…


マサツグが死んでいる事を改めて確認をして見せると、


シロとハティがまた涙ぐんで泣き出す!…


何ならモツ達プレイヤー以外のNPC達が


また悲しみに暮れる様な、


そんな表情を浮かべて見せる!…


するとそんなオリハの言葉に対して


モツもツッコミを入れて行くと、


次にはあるアイテムをオリハに投げ渡し!…



「ふざけてないでこれ開けて


マサツグに飲ませてくれ!!…」



「おっと!!…ついやってしまうんだ!!…」



「…何でそんな嬉々として答えられるんだ?…」



そのあるアイテムと言うのもいつもの小瓶!…


中身はまるで血の様に赤い液体が入っており!…


ドロッとした妙にリアリティのあるトロみが見られると、


思わずその小瓶にくまさんとマサキが


引く様にして凝視!…


しかしオリハはそれを受け取るなり封を切る!…


それは何の躊躇いも無しに堂々と開けると、


モツのツッコミに対して


まるで某・鬼畜道化師の様な返事をし!…


と、そんなオリハの返事にモツもまた戸惑う始末!…


しかしオリハは御構い無しに!…



__カパッ!…スッ…



「パイルダ~~…オン!!!…」



__ガボォ!!!…コッ…コッ…コッ…コッ…



封を切った小瓶を徐に!…


倒れるマサツグの口の中に


捻じ込む様にして突っ込んで行くと、


その中身はゆっくりとマサツグの口の中へと


流れて行き…


そして数分もしない内にその小瓶の中身は空となる!…


するとそこから特に何も起きる事無く


また時間が過ぎようとするのだが…


全員がそのモツ達の行動に何をやっているのか?と


疑問の目を向けていると、


次にはその小瓶の中身を飲ませたマサツグの身体が


一人で突如荒振り始め!…



__……ドクンッ!!…バタッ!!…


バタバタバタバタ!!!…ッ!?…



「ッ~~~!!!…な、何なんじゃ一体!…


ッ!?…ヒィ!!!…」



__ドクンッ!!…ドクンッ!!…


ドクンッ!!…ドクンッ!!…



それは突如脈打つ様にして体が跳ね!…


その衝撃でフィロも跳ね飛ばされた様に


後ろへ尻餅を着いてしまうと、


次にはその独りでにウネウネグネグネと荒ぶる!…


何ともSAN値チェックが起きそうな光景を


目にして行く!…


まるで痙攣をする様に腕や足はブルブルと震え!…


意味のない訳の分からない動きを見せると、


他の者を寄せ付けず!…


と、そんなマサツグの様子を目にして


フィロも思わず怯える様子を!…


何なら他の面々もその様子に


一歩後ろへ引いてしまう始末!…


一方でマサツグの身体は更に脈打ち!…


とても人間のの動きとは思えない様子を


更に露わにして行くと、


ここでフィロがハッとある事に気が付いた具合で


言葉を!…



「こ、こりゃモツ!!!…お主一体何を飲ませた!?…


よもやマサツグを死霊化させて!!…


それで復活させたと言うつもりかや!?…


…だとするならその支配権をわっちに!!…


いやもとい!!…


お主の事を許さぬからな!?!?…」



「…悲しい程に本音が漏れているが?…


…とにかく安心しろ!…そんな意図はねぇし!…


何なら俺にそんな趣味もねぇ!……にしても…」



と、フィロが言うのもマサツグを


動く死体(リビングデッド)にしたのか!?と…


それでマサツグを生き返られたと言う事に!…


何ともサイコパスな魔王らしい考えを披露すると、


次には更に危ない一面を!…


しかし次には取り繕う様に文句を言う!…


となるとそんな文句を言われてモツも呆れた様子で


ツッコミを入れると、真っ向からその考えを否定!…


自分にもそんな趣味は無い!と…


ちゃんとこれが治療である事を


フィロにツッコミながら口にすると、


改めてその荒ぶるマサツグの様子を見る!…


そしてモツ自身も何か引いた様子を露わにする!…



「…そうだよなぁ?…


やっぱ何回見ようとこれ怖過ぎだよなぁ?…


…うん、やっぱなれねぇわ…これ…」



「え!?…」



__ドクンッ!!ドクンッ!!


ドクンッ!!ドクンッ!!…パアアアァァァァ!…



それはモツ自身何回か見た事がある様子で話しをすると、


苦笑いをしながらやっぱり不気味!と…


となるとそんなモツの言葉にフィロは戸惑い!…


シロやハティもそんなグネグネとする


マサツグを見て絶句した様子で!…


目を真ん丸にしながら驚いていると、


次には更にマサツグの身体が脈打つ!…


そして何故か宙に浮いて光を纏う!…


するとその一連の光景を見て


当然くまさん達も不安を覚えると、


次には近くに居るオリハに声を掛けようとするのだが!…



「な、なぁ?…これぇ?…」



__パアアアアアァァァァァァァ!!!…



「ッ!!…まっぶっしいよ!!…オリハ、オリハ!?…」



まるで爆発でもしそうな様子に戸惑いつつ!…


すぐ目の前に居るオリハへ声を掛けて行くと、


次には更にマサツグの身体が発光!…


それは思わず目が眩んでしまう程に強くなる!…


となるとその光で声を掛けようとして居た


くまさんが更に怯むと、文句を言う様に言葉を!…


何ならオリハを何度も呼び!…


改めてこの事について返事を貰おうとするのだが、


オリハもこの時その眩しさから返事が出来ず!…


その場で何故か固まってしまう!…


そして次にはその宙に浮いたマサツグの身体も!…


徐々に光りが落ち着きを見せると、


そのまま直立する様に地面へ降り!…



__パアアアアアァァァァァァァ………スタッ…



「え?…えぇ!?…」



「ご、ご主人様?(せ、先生?)…」



遂には完全に光が消えた状態で


マサツグはそこに立って居り、


だが意識はまだ戻っていない様子!…


となるとただとにかく佇む様にして


立っているマサツグの様子に、


フィロは更に戸惑いを露わに!…


シロとハティも恐る恐る!…


マサツグに声を掛けて本当にモツの言う通りに


生き返ったのか?と言った!…


半信半疑の様子を見せて居ると、


シルビィもそんなマサツグが


立っている事が理解出来ず!…


思わず言葉を漏らして行く…



「…い、一体…何が如何なって?…」



__……スゥ…ッ!!……グイィ~~~!!…



亡くなった人が蘇るなんて聞いた事が無い!…


そう言わんばかりに戸惑いの表情を


露わにしながらマサツグを凝視し!…


が、次の瞬間マサツグの身体に異変が!…


と言うのも徐にマサツグの腕が独りでに動き!…


まるでぐぅ~!っと伸びをするよう


天に向かい腕を伸ばし始めると、


次にはその体全体が動きを見せる!…


何ならマサツグも静かに目を覚まし始める!…


その際一息吐く様に息を漏らそうとするのだが、


未だ小瓶を突っ込まれた状態で!…



「ッ~~~!!!…ふぁぁ!!…ん?…」



__キュ~!!…ポン!!……ッ……



目を覚まして行くと同時に目をショボショボ…


それはまるで寝起きの様に振舞い!…


自身の口に何か違和感を覚えてスッと手を持って行くと、


そこで漸く小瓶の存在に気が付く!…


となるとマサツグも自力でその小瓶を


口から引き抜いて見せる!…


するとそんな呑気な様子を見せるマサツグに


全員が唖然とした様子を露わにすると、


ただただ目を見開きマサツグを凝視!…


と、その一方でマサツグは


その抜いた小瓶をジッと見詰め!…


そして犯人を特定したのか呆れた表情で!…


クルッとオリハの居る方を振り向いて行くと、


次には文句を漏らし始める!…



「…おいおい!!…オリハ!!…


何で毎回アイテムを使う際


ビンごと口に捻じ込むんだ!?…


これをされると顎に違和感を


覚えて仕方が無いんだぞ!?…


それとモツも!…何で早く起こしてくれないのさ!…


こっちはずっと最後に休息した地点から再会しますか?…


って、表示されたままなんだぞ!?…


画面の後ろは暗いまんまだから周りは分からない!!…」



それこそまず最初にオリハの事を呼んで行くと、


その毎回毎回口の中に小瓶をねじ込んで来る事に


文句を聞い!…


この時マサツグが呆れた様子でオリハに言葉を!…


だがオリハはそっぽを向いて聞こえない振りを!…


しかしそれではまだ収まらず!…


今度はモツにも文句がある様子で振り向いて行くと、


次には救助が遅い!と漏らして見せる!…


それこそ余計な混乱は避けたかった様子で


話をする一方!…


マサツグにそんな風に言われた事で、


モツもカチン!と来た具合に当然反論の言葉を!…



「ッ!!…んなモン知るか!!!…


こっちはヤブの人望が厚いせいで


普通に蘇生が出来なかったんだぞ!?…


寧ろ俺とオリハに謝れ!!!」



「ッ!?…じ、人望が厚いせい!?…


って、一体どんな文句なんだ?…」



この時腕を振り上げマサツグに向かって猛抗議!…


その際迅速に助けられなかった理由を人望のせい!と…


逆にマサツグのせいである!とばかりに


自分達が苦労した事を口にすると、


怒りをそのままにマサツグへ謝罪を求めて行く!…


すると奇妙な理由で怒られたマサツグも勿論初めて!と…


困惑した様子で戸惑って見せる!…


その際もう動いても大丈夫なのか


戸惑ったリアクションも露わにすると、


次にはそんなマサツグの様子に対して!…


何か文句有り気に近付いて来る者達も居り!…



__ザッ…ザッ…ザッ…ザッ…



「……ん?…ッ!?…え?…え?…えぇ!?…


ちょ!…ど、どうしたって言う…」



文句有り気に近付いて来た者達と言うのも


フィロとパルシィ!…


それは俯きながらにズンズンと近付き!…


マサツグもそんな二人の様子に気が付いた具合で


ハッとすると、


次にはその二人の無言の圧に思わず慄く!…


何か嫌な予感を感じてしまう!…


その際理由が分からない様子で


二人に声を掛けて行くのだが、


二人は足を止める事無く


どんどんマサツグへ近づいて行き!…


そして次にはグッと足に力を入れては


マサツグに飛び掛かり!…


フィロだけがマサツグの両肩にしがみ付いて行くと…



__ザッ…ザッ…ッ…ピョイン!!…ガシッ!!…



「ッ!…え?…な、何?…」



「……のじゃ!…」



「……え?…」



突如フィロに飛び付かれた事で


マサツグも余計に戸惑う!…


そして再度如何した?とばかりに声を掛けると、


フィロは顔を見せないままに言葉を!…


何かボソボソと喋って見せる!…


それは何か怒っている様にも聞こえて行くと、


マサツグも恐る恐る嫌な予感を感じながらも


言葉を漏らし!…


一方で未だ気絶している


アヤに肩を貸して居るパルシィも不穏な空気を露わに!…


ただジッとマサツグの前に立ち!…


同じく何か嫌な雰囲気を放って見せると、


宛らマサツグの感覚的には某・竜退治のRPG宜しく!…


「しかしまわりこまれた!」…


いや、「逃げられない!」の勇者の感覚に陥って行く!…


そしてマサツグがとにかく警戒の色を見せて居ると、


次には!…



「ッ~~~!!!…


何をサラッと死んでおるのじゃ!!!…


わっちを残して勝手に死ぬ事など!!…


絶対に許さぬからな!!!…と言うか!!…


責任を取っていい加減


わっちを生涯の伴侶にしろぉ~~!!!」



「そうだぞマサツグ!!!…


玉藻の前の籍の事など如何でも良いが!!!…


お前が死んでしまっては


約束の判定をして貰えぬではないか!!!…


勝手に死ぬ事は私が許さん!!!!…」



「ッ!?…うえぇ~~!!!…


最後のは理不尽過ぎないか!?…」



溜まっていた鬱憤を一気に晴らす様に


フィロが顔を上げると怒涛の文句を!…


それは涙でボロボロの様子を見せながらも!…


目一杯マサツグが勝手に死んだ事に対して


怒りの言葉を口にすると、


その際私的な怒りもぶつける!…


するとそれに続くようパルシィもアヤを


抱えながらに文句を言う!…


それはまだフィロとの勝負が


終わって居ない事を口にすると、


まるで死ぬなら判決を下してからにしろ!とばかりに


文句を言い!…


となるとそんな事を言われたマサツグも


更に戸惑う始末!…


しかし二人の目には涙が溢れ!…


一応本気で悲しんでくれていた事を理解すると、


申し訳なく…


と、ここでアヤもそんな二人の怒鳴り声に目を覚ます!…



「……ん…んん~…なぁにぃ?…一体何の騒ぎ?…って…


ッ!?!?…そ、そうだった!!…


あ、あのバカ王子は!?…」



「そんな者等の昔に帰っておるわ!!!…


それよりもマサツグ!!!…


この件どうやってケジメを付けるつもりなんじゃ!?…


わっちは早々簡単には!!!…」



それこそ次の日の朝を迎えた様に起きて見せると、


次には自力で地面に立ち!…


そして眠い目を擦って行き!…


今の現状を理解出来ていない様子で


更に言葉を続けて行くと、


次にハッと慌てて覚醒!…


ダグレス達の事を気にし始める!…


しかしそんなアヤの言葉に対して


フィロがツッコミを入れる様に返事をすると、


それよりもケジメ!と文句を続け!…


となるとそんなフィロの言葉にマサツグも呆れ!…


ツッコミを入れる様に言葉を口にし始めると…



「…まず何でお前に対して償いをせにゃならんのだ?…


話しをすり替えるな!…ったく!……」



__…ガッシ!!…ギュッ!…



「ッ!!…ふぇ?…」



__スゥ…んちゅ!…ッ!?…ッ!?!?…



マサツグは自身の頭を軽く掻き毟り!…


そこから徐にしがみ付いているフィロの事を


スッと抱えると、


次には自身の目の前にフィロを持って来る!…


となるとフィロもそんな突然のマサツグの行動に


戸惑って見せる!…


それこそ先程まで怒って居た筈なのだが、


目をパチパチとさせるとマサツグを見詰め!…


一方でマサツグはそんなフィロを前にしてスッと顔を!…


それこそ本当に突然!…


戸惑うフィロの頬にチュッと口付けをして見せると、


次には周りが思わず驚く!…


されたフィロも面食らう!…



「……ッ!?…ッ!?!?…」



「…これでいいか?…


ったく、あんまりこう言うの得意じゃねぇっての!!…


…はあぁ~…目覚めて早々色々と……ッ!?…」



この時驚きの余りにフィロは乙女化…


自身の口元に両手を当てると、


一気に赤面して見せ!…


と、その一方でマサツグも呆れた様子で…


しかし若干照れ臭そうにしながらも


これがケジメ!とばかりに文句を言うと、


起きてから早々!…


色々と面倒事が起きている事に疲れて見せる!…


だがこの時マサツグの受難はまだ終わらず、


マサツグがフィロを地面に降ろしてから!…


続いて一番マサツグの心配をしていた者達が


ジッとマサツグの事を見詰めて行く!…


マサツグもそれを感じてふと恐怖を覚えて行くと、


その方向を振り向く!…


そこでシロとハティがジッと見詰めて来ている様子を


目にして行く!…



「…シ、シロさん?…それにハティさんも?…」



__……スッ…ッ!?…



{ちょ!?…この状況で放したら!!…


えぇ~っと!!…}



それはまるで静かに怒っている!とばかりに


マサツグを凝視!…


何ならマサツグの目からだとその二人の背後からは、


まるでオーラが出ている様に見え!…


するとくまさんとマサキも


そんな二人の意図を汲んだ様に、


スッと二人を地面に降ろす…


と、それを見てマサツグも思わずビクッ!と…


これはヤバい!と言った具合に


如何躱すか!?と考えて出すと、


一方でシロとハティは静かにマサツグの事を呼ぶ!…


そしてゆっくりとマサツグへ向かって歩いて行く!…



「……ご主人様?(先生?)…」



{ッ!…あっ…これアカン奴や…


蘇生して貰ってまだ時間経ってないのに…


俺は二度目の死を迎えようとしている…}



「……ご主人様?(先生?)…」



「ッ!……はい…」



それは異様なまでに静かで、


二人はまるで逃げるな?とばかりに


マサツグを呼んでいるよう!…


するとマサツグもそんな気を感じてか


次には逃げる事を諦め!…


それは逃げた所で死が待って居る!と…


既に悟った様子で先に死を済ませる事を


選んだ様に座って見せると、


その間に覚悟を決めておく!…


恐らくこの後にメテオ頭突きが待って居る事も


想像する!…


そして二人が自身を呼んでいる事に対して


マサツグも悟った様子で返事をすると、


シロとハティは再びマサツグの事を静かに呼び!…



「……ご主人様?(先生?)…」



「…はい…」



「……ご主人様?(先生?)…」



「…はい…」



二人は何度も何度もマサツグを呼び!…


マサツグもそれに対して静かに返事を!…


宛らそれは傍から見ていると刑罰執行の様に見え!…


先程まで魔王として暴れて居た者が幼女二人に!…


何なら正座をさせられ切腹を命じられている様に


見えてしまうと、周りに居る面々は勿論困惑!…


それはとても奇妙なモノを見ている様な気分になる!…


何ならその様子を見て各々考え事をし始めると、


やはり自分達の中で最強は?…



{…考えられないよなぁ…


さっきまで魔王も真っ青の暴れ様を見せて居た奴が…


自分より小さい小娘二人を前にして


この有様を見せてるんだから…


…まぁ何なら多分俺らでもこの場面…


この二人に勝てる自信は全く無いが!…}



{…兄さんもう恐怖を通り越して達観してるし!…


…やっぱりこの中で最強はシロちゃんと言う事か!…


…何ならハティちゃんも同格って考えると……うわぁ…}



言わずもがなその目の前の光景が物語っており!…


モツもマサツグと同じ立場に立ったら!と…


何なら他のレイヴンやライザでも勝てない事を


スッと頭の中で考えて居ると、


オリハもそのマサツグの構える様子を見て


改めてシロが一番強い!と…


何ならそこにハティも居る事を更に考える!…


となるとこれは天下を取れるのでは!?と


大それた事を考えてしまい!…


可愛いは強い!と思わず衝撃を受け!…


と、そんな事を二人が考えている間にも


間合いは縮まり!…


そして遂には手の届く距離に!…


シロとハティがジッとマサツグを見詰めたまま


マサツグの前へと立って見せると、


その時のマサツグの心境としては!…



__…ッ……ジィ~~~~~!!…



{…いいぃぃぃやああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!…


我が子供に襲われるぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!…


…確かに覚悟はしたけど!!!…


それでも実際にやるとなるとなると


やっぱり怖いのよぉオオオオオ!!!!!…}



表情は至って男らしく覚悟を決めているのだが、


その心の中は今から起きるであろう事に対して


恐怖しており!…


それはもれなく阿鼻叫喚としており!…


本当なら今からでも逃げたい!と…


頭の中のマサツグがとにかく命の危機を


感じて暴れて悶えて見せて居ると、


一方でシロとハティは更にマサツグの方へと一歩!…


そしてギュッと抱き付く様に二人してマサツグに


腕を伸ばす!…


そして放さない!とばかりに


ギュッと抱き締めて見せると、次には…



__スゥ……ギュッ!…ッ!!……



「……ご主人様?(先生?)…」



{{{{……南無三!!!…}}}}



「……はい…」



まるで覚悟は出来たか?とばかりに


シロとハティはマサツグを呼び!…


するとその二人の呼ぶ声に回りも


面々も長い付き合いからかハッと察し!…


となるとマサツグに対して無慈悲にご冥福を祈り出し!…


マサツグもこれには諦めた様子で


何度目となるか分からない!…


シロ達への返事を口にする!…


さて後は刑が執行されるだけか?と


周りの面々が見守っていると、


次にはシロとハティはマサツグの耳元で涙ぐむ声を!…



__…ッ…スンッ…ッ~~~~!!!…



「……ヒッグ!!…うえええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!…


ごじゅじんざまがいぎでるぅ~!!!…」



「ッ!…へ?…」



それは一気に溢れ出す様に感極まり、


マサツグの抱き締めて初めて生き返った事を


実感したのか!…その心音に温かさ!と…


先程の冷たく冷えて行く体では勿論なく!…


ちゃんと返事もしてくれる!…


そんなマサツグの何気無い反応に


シロが安堵の大号泣をし始めると、


マサツグが生き返った事を喜ぶ!…


マサツグも突如耳元でそんな風に叫ばれた事で


思わず驚く!…


そしてシロの方をチラッと見ると、


そこには当たり前の様に泣きじゃくるシロの姿が


そこに在り!…



「よがっだ!!!…よがっだよぉ~~!!!…


ぜんぜいがいぎでるぅ~~!!!…


うあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!…」



「…あ、あぁ~と?……ッ…」



と、反対側からも同じ様な反応が!…


それは勿論ハティで有り!…


マサツグが蘇った事に心の底から


歓喜するよう泣きじゃくって見せると、


更にマサツグの体をギュッと抱き締める!…


一方でマサツグは思った反応と違う事に戸惑い続ける!…


しかしそれもさすがのマサツグでも


ずっと戸惑い続ける!と言った事は無い様で…


次には気持ちを切り替える様に


フッと柔らかな笑みを浮かべると、


シロとハティをそれぞれ抱き締め!…



__……ギュッ!!…



「ごめんな!…心配掛けた!!…


もう大丈夫だから安心しな?…


言っただろ?…俺は簡単には死なないって!…」



__ッ!!…ッ~~~!!!…


うええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!!…



マサツグもここで漸くシロ達に謝って見せる!…


勿論心配を掛けた事!…


そして約束通り簡単には死なない事も


証明出来た!とばかりに…


懲りずに言葉を続けて行くと、


シロとハティはそれを聞いて更にハッ!と…


一瞬目を真ん丸にしては更に泣きじゃくる様子を


見せる!…


何ならそこから二人揃って両手で拳を握って行くと、


次にはマサツグの事をポカポカと叩き出し!…


それは反省を促す様に!…


そしてマサツグを労わる様に!…


何とも威力の欠片も無い様子で何度も叩き!…


マサツグもそれを決して避けると言った事をせず!…


甘んじて全部を受け止めて行くと、


これにて漸くこの騒動に一件落着!…


無事?、闘技祭を終わらせる事になるのであった!…



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