-第七章四節 大地の鎧とジョブチェンジ?…と助けたい一心!…-
「……何だよ…あれ!?…」
「ッ!!…王子!?…」
「有り得ない!…
有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない!!!…」
それこそ目の前の光景にダグレスは困惑!…
そしてその展開的にまるでモツが勇者として
目覚めた様に見えてしまうと、
また発作の様なモノを引き起こし!…
するとそんなダグレスの反応にパルメリアも
ハッと慌てて気付き!…
次には怯えた様子でダグレスを呼ぶ!…
だが一方でダグレスはあり得ない!と…
何度も同じ言葉を復唱して!…
さも発狂の様に目の前の現実を
受け入れられないで居ると、
徐にプルプルと震え始める!…
それは怒りを覚えた様子で震えて見せると、
更にパルメリアがダグレスに対して声を!…
「王子!!…お気を確かに!!!…」
「ッ!?…いつだって僕は冷静さ!!!…
僕は勇者だぞ!?…何を言ってるんだ!!!!…」
「ッ!?……ッ…」
気を確かに保つよう声を!…
するとダグレスもその言葉にピクッと反応をすると、
次にはハッと我に返って行くのだが…
しかしこれがいけなかったのか
更にダグレスは怒りを露わに!…
まるで精神異常者みたいに言われた事に腹を立て!…
パルメリアに対して八つ当たりをするよう返事をすると、
パルメリアはまた委縮!…
ビクッと反応をして身構えてしまう!…
その際水人形のコントロールにも影響が出ると、
若干形が歪になり!…
だがそこは魔術師団長としての意地を見せる様に
何とかスッと立て直し!…
一度警戒をするようモツの様子を伺って始め!…
アレは何?とばかりにその様子を見詰め出すと、
今度はダグレスが更にある命令を!…
「パルメリア!!!…もう痛めつけるのは止めだ!!!…
さっさと始末してしまえ!!!!…」
「ッ!!!…ですが!?…」
と言うのも気に食わないのかモツ達を始末しろ!と…
それはモツに対して嫉妬心を丸だしに!…
とことん惨めに子供の様に成り果てて
指を差し癇癪を起こして見せると、
必死に怒りの形相を!…
そんなダグレスの命令にパルメリアも
当然戸惑って見せる!…
それこそその命令を聞いてしまった場合!…
その後の展開も何と無く想像が出来てしまうと、
やはりパルメリアは躊躇いを持ち!…
だがダグレスはそんなパルメリアの反応に対して
更に怒りを!…
仕舞いには剣を握る様子を露わにして見せ!…
味方に対して脅しをする様な
真似をして行くと、更に言葉を口に!…
__…スゥ…チャキッ!!…
「早くやれ!!!!!…
…君も僕に歯向かうというのかい!?…えぇ!?…」
「ッ!?…王子…」
もはや異常者と言っても過言ではない!…
ただ怒りのままに命令をして行き!…
自分が一番である事を口にすると、
パルメリアの首元に魔剣を突き付ける!…
否応なしに言う事を利かせようと必死になる!…
するとそんなダグレスの様子にパルメリアも
ビクッと反応をすると、次には怯えた様子で言葉を!…
と、今度は若干葛藤をする様な反応を露わに!…
だがやはりダグレスには逆らえないのか…
パルメリアも苦虫を噛む様にして
苦渋の決断をして行くと、水人形達を襲わせる!…
モツ達に止めを差し向けて行く!…
「……ッ…行け!!…」
__ザザザザザザ!!!!…
本当はもう退いて体勢を立て直したい所ではあるのだが、
それでも言葉を口に!…
勿論倒した後の逃走などを考えると、
現状の有様から本当はこんな事はしたくは無いのだが…
ダグレスの言う事はやはり絶対!…
それはパルメリアも当然ながら例外ではなく、
指示を出して水人形達をさも波と化して襲わせて行くと、
一方でモツは未だ戸惑った様子を!…
結果その水人形達に背後を取られる!…
その際今にも襲い掛からん勢いで
水人形達が武器を振り上げて行くと、
シルビィがハッと気が付いた様子で言葉を!…
「ッ!?…モツ様!?…」
「ッ!!…え?…ッ!?…」
__フォ…ガキイィィン!!!……ッ!?!?!…
勿論この時危険を知らせる様に慌てて言葉を!…
するとモツもハッとした様子で反応し出し!…
ふと気配を感じて背後へ振り向いて見せると、
そこで水人形達の波を!…
攻撃を喰らう寸前の光景を目にして行く!…
となると当然そんな光景を目にして!…
モツも咄嗟に両腕をクロスさせて
ガードの体勢を取って行くと、
次には続けて不可思議な光景を目にして行き!…
と言うのもその水人形の攻撃がモツに向かって
繰り出された瞬間!…
それはダメージがまんま、いやそれ以上!…
跳ね返った様に先程の水人形達の波に
穴を開ける結果を残して見せると、
連なっていた水人形達も漏れなく次々消滅!…
逆に押し返す事になってしまう!…
__……バッシャアアアアアァァァァァァン!!!!…
…チャプッ!…チャプッ!…
「…え?…」
「…え?……」
自身の格好が変わった事に困惑!…
更にはこの敵の崩れ具合にまたまた困惑!…
するとモツも何が何だか分からず
ただただ言葉を漏らして見せ!…
となるとシルビィも釣られて戸惑う始末に!…
たった数分の間にこの立て続けの出来事!…
一体如何言う因果が重なってこうなったのかが
分からず!…
各々理解に苦しむそんな反応を見せて居ると、
モツが無事な事にダグレスがまた癇癪を!…
怒りを露わに飛び出して行く!…
__ッ~~~!!!…チャキッ!!…ババッ!!!…
「ッ!?…お、王子!!!…」
「ッ!!!!…うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!…」
勿論自慢の魔剣を手にモツへ向かって突貫開始!…
するとパルメリアも慌てた様子でダグレスに待った!を…
だがその声は勿論ダグレスの耳には届く事は無く!…
結果水人形達を動かせない状況に!…
自ら自分達の最終切り札を捨てて行く事になって行くと、
とにかく感情のままに吠えて見せる!…
一方でもモツもそれに気が付いた様子でハッとする!…
となると逆に好都合と言った様子で身構えて見せと、
またまた不思議な事に!…
「…ッ!!!…」
__フォン!!…ギイィィィン!!!…
「ッ!?…あ、あれ?…
さっきまで一歩動くだけでも億劫だったはず!…」
向かって来たダグレスとそのまま鍔迫り合いに発展!…
その際モツにはもうTPが残って居ない筈のだが、
何故かスッとダグレスと鍔迫り合いが出来てしまい!…
となるとこの事にまたモツ自身が疑問を感じ!…
と言うのも立て続けに事が起き過ぎて状況が整理できず、
仕舞いには小さな事で気になってしまい!…
だが勿論そんな事を考えている暇などある筈も無く!…
ダグレスは依然として猛進!…
そして文句を言う様にモツへ向かって
ある事を言い出すと、更にモツを困惑させる!…
「グウゥ!!!…その鎧を寄越せ!!!…」
「ッ!?…はぁ!?…何訳の分からない事を!!…」
「鎧をぉ!!……寄越せぇぇぇぇぇぇ!!!!」
__ギギギギギギ!!!…ギイイィィン!!!…
と言うのもそれはモツが今身に付けている
鎧の事についての様で!…
もはや蛮族と化して行くと、さも追剥の様な事を口に!…
となるとモツもそんなダグレスの言葉に
勿論訳が分からず!…
逆に文句を言い返す様にして押し返す!…
押されるダグレスも歯を食いしばり
必死に抵抗の意志を露わにするが、
やはりモツに圧される!…
結果弾き飛ばされ距離を取られる事になってしまう!…
さてそうしてダグレスが居るせいで!…
水人形達も満足に扱えない状況になってしまうと、
この間にシルビィとラグナスも息を吹き返す事に!…
__……ッ!!…ザシュン!!…ドシュン!!!…
ザザアアアァァ!!!…
「…はぁ~……ッ!!…ラグナス、生きていますか!!」
「ッ!…えぇ、何とか!!……何ならこれ位!…
隊長にしごかれて居た時の方が
まだ過酷だった様に感じる位です!!」
「ッ!…フフフ!…
その言葉が言える位なら大丈夫そうですね!…
…寧ろ満点の答えです!…」
水人形達は形を保ってその場で停止!…
となるとシルビィとラグナスも
それに気付き途端に始末!…
そこから一旦バックステップを挿んで行き!…
互いに今無事である事を確認し出すと、
ラグナスは強がる様に軽口を一つ!…
それを聞いてシルビィも思わず笑ってしまう!…
その際その様子と言うのはパルメリアの方からも
見えて居るが、やはり迂闊に動かせない様子で!…
ただ焦りを感じて見守る事しか!…
その間にもモツとダグレスは一騎打ちに!…
モツも好機!と取ってダグレスに再度剣を構えると、
煽る様な事を口に!…
「…はあぁ~…
…スマンが俺は人の言葉しか分からんよ!!!…」
__ッ!!!…グオオォ!!!…ガキイィィィン!!!…
相手が発狂をしている事を理由に!…
モツが呆れた様子でさも人ではない何かと
対峙している様に言葉を吐くと、
その挑発にダグレスが直ぐに乗っかる!…
またもや愚直に剣を掲げて突貫をし出す!…
それこそ勢い任せに剣を振り下ろして
モツに攻撃を繰り出すのだが、
モツも真正面からいとも簡単に攻撃を受け止め!…
と、この時やはりある事を実感し出し!…
それはこの鎧を身に着けてからと言うもの、
先程までの脱力感が消え!…
体が軽くなった様なそんな感覚を覚えて行くと、
もう一つダグレスを挑発!…
決闘を申し込む様に言葉を続ける!…
「…一対一の勝負だ!!!…
それで俺に勝てたら
鎧だろうが何だろうがくれてやる!!!…
…まぁ?…こんな事言っても
到底その約束を守る様な奴には見えないが?…
死ぬ気で掛かって来い!!!…」
「ッ~~~!!!…
調子に乗りやがって!!!…後悔させてやる!!!!…」
それはモツとしてもこれでケリを着ける様に!…
ダグレスと鍔迫り合いをしながら物で
釣る様な事を口にすると、
更にダグレスを馬鹿にする!…
とことん下に見るよう挑発をする!…
するとそれに中てられてかダグレスも
もう思考が怒りだけに侵食されると、
当然ただ感情のままにモツへ向かって襲い掛かり!…
と、その後方ではパルメリアが
非常に慌てた様子を露わに!…
何なら必死に冷静になるよう!…
もはや水人形のコントロールさえも
疎かになって行く具合で、
ダグレスに冷静さを取り戻す様に
声を掛けて行くのだが!…
「王子、駄目です!!!…退いて下さい!!!!…
…い、今の王子ではとても敵いません!!!…
このままでは王子の御身が!?…」
「うああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!…」
勿論パルメリアの声はダグレスの耳に届かず、
もはや勇者からバーサーカーに
ジョブチェンジした様に!…
ただ真っ向から感情の赴くままに
モツへ向かって剣を振り被り!…
となると余計な力も勿論入り!…
モツもそれを見越してさもあしらう様に相手をすると、
激昂するダグレスから徐々にスタミナを奪って見せる!…
それこそ今度はダグレスを自分達と同じ道へと
引き込み始める!…
そしてその様子と言うのは傍から見ても
力の差は歴然であり、モツが邪魔をされない限り
ダグレスに負ける様子は全く見られず!…
__ガキイィン!!!…ガキイィィン!!!…
ッ!!…ズシャアァァァ!!!…
鍔迫り合いから体崩し、
絶妙な力加減でダグレスを翻弄!…
それこそ押したかと思えば力を抜き!…
それに対応出来ずにダグレスが一人勝手に
バランスを崩してフラ付き出すと、
モツは少しの力で止めを!…
無様にダグレスを地面へ向かって転がして行く!…
それは見ている方からすると
まるで剣に稽古をしている様な、
だがそんな扱いを受けてダグレスは更に怒りを露わに!…
それこそ眼力だけ相手を殺せそうな位に!…
だがモツはそんな眼光を浴びても尚、
タイミングよくパリィを決めて行き!…
更にダグレスのスタミナを削る事を優先すると、
その様子に更にパルメリアが慌てる!…
何なら声が届かない事をも一つ慌てる!…
「ッ!?…こ、声が届かない!?…
このままでは王子が!?…」
__ズシャアアァァ!!!…ザバアアァァ!!!…
動きたくとも動けない!…
そして声が届かない以上パルメリアとしても
迂闊に如何する事も出来ず!…
その間にもダグレスはモツに弄ばれ続ける!…
何度も地面を転がっては水を浴び!…
それは泥となってダグレスの衣服等を
惨めにするよう汚して行くと、
ダグレスも感情と激しい運動のせいか!…
激しく息を切らして見せる!…
しかしどんなに転がされる事になろうとも、
ダグレスは必死にモツへ噛み付き!…
__ガキイィン!!!…
ザバアアァァ!!!…ズシャアアァァ!!!…
「フゥ~~~!!!…フゥ~~~!!!…
ヴぁ!!…BAAAAAAAAaaaaaaaaaaaaa!!!!!」
「ッ!…遂に人間も止めちまったってっか?…
…まるでバーサーカーだな?……けど…
コッチはテメェ以上に頭に来てんだぜ?…
楽に死ねると思うな!!…」
だがそれでも一切叶わず遂には理性が完全溶解!…
もはや人語かどうかも怪しい言葉で叫び始め!…
さも某・ソシャゲの狂った湖の騎士の様に成り果てると、
これにはモツも呆れた様子を…
だがそれでも一切ダグレスの扱いを変えようとしない!…
それは今までの鬱憤を晴らすが如く
最小の動きであしらい続け!…
と、その様子を見せられ更にパルメリアも慌てて行くと、
必死に打開策を模索し始め!…
{…ど、如何するパルメリア!?…
このままだと王子が!?…
でも今水兵士で助けに行ったとしても!…
もう私の水兵士はあの冒険者には到底敵わない!!…
逆に弾かれて水滴が王子の方に飛んで行けば!!…
逆に邪魔になる可能性も!!…
…だとすれば私に出来る事と言えば!!…
あのパルシィディアナが抱えて居る
エルフの女を人質に取る事!!……でも!!…}
頭の中で必死にシミュレーション!…
その際水人形を動かせるかどうか?と考えるのだが、
如何足掻いても動かせそうにない事を悟り!…
何なら無理やり動かせば更に足を引っ張る事を
冷静に判断!…
となると次に考えるのは助けるではなく…
有利に動けるよう人質を取る事をふと思いつくと、
チラッとパルシィが抱えているアヤの事を!…
今なら狙える?とばかりに見て襲おうか?とも
考えるのだが…
__…チャキッ!!…ギラン!!!…
{ッ!!…完全にこっちを見ている!!!…
今手を出せば間違いなく最後の手段も
使えなくなる!!!……慎重に!!…
慎重にかつこの場を切り抜けられる方法を!!…}
勿論そうは問屋が卸さない様にシルビィとラグナスが!…
それは回復に努めるながらパルメリアを監視!…
妙な動きを見せればすぐに襲い掛かる様子を
露わにすると、パルメリアも自身の身に危機感を持つ!…
何なら自身の最後の秘策の事を考えると、
やはり動けない結果に終わってしまう!…
さてその間にもダグレスはもう正常な判断が
出来ない程に襲い掛かり続けると、
モツはひたすらにあしらい続け!…
と、その一方でシルビィとラグナス達も
ふとある事を考え続け!…
と言うのもやはりパルメリアの事が気掛かりと…
互いに動くか動かないかで悩む様子から
如何にも不気味なモノを感じて行くと、
二人の間でアイコンタクトを!…
{…今は困惑した様子で止まっていますね?…
…本当なら攻め時なのですが…
もしあのまだ残っている水人形達を
動かされると厄介です!!…}
{それにモツ殿の方にでも流れてしまえば!…
幾らあの水人形を物ともしない鎧を着ているとは言え
邪魔になりかねない!!!…
もう目の前まで勝利が見えていると言うのに
何と歯痒い!!!!…
いっそここはモツ殿の方に加勢しては!?…}
時折パルメリアを威嚇しつつ!…
決して言葉で話さなくとも通じ合える様に
チラッとアイコンタクトを取って行くと、
その中で二人は会話を済ませる!…
まさに動物特有の無言の集会の様に策を練る!…
その際シルビィとしても本当は攻めたい気持ちで
一杯なのだが!…
パルメリアの未知数の実力を考えると、
やはり迂闊に動けず!…
と、それはラグナスも同意見の様で
イライラを積もらせ!…
その際モツに加勢する事を考えるのだが!…
そんなラグナスの策に対してシルビィが
待った!の視線を送って行くと、
その理由をやはり視線で伝えて行く!…
{…それも考えましたが止めておきましょう!…
…先程から私も隙を伺っているのですが…
あのダグレスとか言う者!…中々に出来ます!!…}
{ッ!?……ッ…}
と言うのもシルビィ曰くダグレスも
ただの雑魚では無い!と…
先程から様子を見て居た様で!…
その動きから何かを察した具合に
ラグナスへ視線を送って行くと、
そんな視線を向けられた事で
ラグナスも若干戸惑いを露わに!…
そしてシルビィがチラチラと見ている
ダグレスの動きに目を向ける!…
するとそこには相も変わらずモツに
あしらわれ続けるダグレスの姿が…
しかしシルビィは如何言う事かをラグナスに説明!…
その際油断ならない相手である事を続けて行き!…
{モツ様にあれだけあしらわれて居るにも拘らず!…
まだ動けるだけの体力を持っている!…
そして先程から無策に突っ込んで居る様にも
見えますが!…
受け身はしっかりと取れてダメージは然程ない!…
体力の消費も最小限に抑えているのが見て取れます!!…
…あれだけ激昂して居ながらも動きは一流!!…
あれはちょっとやそっとの訓練では身に付きません!!…
…恐らく!…
あの者も勇者と呼ばれる為に
相当な訓練をしている事が伺えます!…
それに私達が原因で被弾!!…
或いは人質に取られては意味が有りません!!…
…何か!!…何か別の策を!!!…}
この時着目したのはダグレスのスタミナ、
ただの常人であれば今頃動けなくなっている!と…
その点から一応それなりに体力面でも鍛えている事が
伺える!と目で語り!…
そこから戦闘スキルにおいても油断できない!と…
それは受け身を取っている様子から見れる様で!…
感情に流されながらもちゃんと正しい姿勢で
受け身が取れている事を目で語ると、
それは体に染みついている!…
幾度も訓練をしてきた証拠だ!と更に語る!…
その際ラグナスの案に乗ってモツの援護に回った場合!…
もしもの事を考えると、やはり邪魔は避けるべきで!…
となるとシルビィも悩み出す始末となって行き!…
互いに牽制をし合い動けない!…
まるで蛇睨みの状態になって居ると、
一方でマサツグ達の方では!…
「グゥゥゥ!!!…ッ~~!!!……た、体力は!?…」
-------------------------------------------------------------
「母神のフェンリルクィーン(A・R・F)」
HP 97200 / 768000
-------------------------------------------------------------
「ッ!?…30分間!!…耐えて!!…一割、強!?…
こりゃ!!…ほん、とに!!…不味いな!!…クゥ!!…
ここまで!!…やって、来た!!…ッ!!…けど!!…
いい加減!!…キツイ!!…」
「ッ!!…ならくまさんと替わろか!?…
もう見てて辛い!!…
くまさんに出来るんなら替わって!!…」
未だ戦闘が続いている最中、
マサツグはその間必死に痛みに耐え続け!…
時間にして約三十分間と言った所!…
ここでマサツグは一旦ステータス画面を開き!…
女王のHPの回復具合を確認し出すと、
そこで絶望的な数値を!…
まだ一割強しか回復していない様子を
目の当たりにする!…
となるとそんな画面を見て思わず心が折れそうになると、
同時に自分の死が近付いて来ている事をふと悟り!…
何ならその事を思わずポロッと漏らしてしまい!…
するとそれを聞いてくまさんがハッ!と…
自らも今にも泣きそうな表情で協力する事を口に!…
一旦マサツグの回復を図ろうと提案をするのだが、
マサツグはそれを聞いて首を左右に振り!…
「そ、れは!!…無理だ!!…くまさん!!…
くまさん、の!!…MAX、HP!!…から…ッ!!…
秒速!!…100!!…ッ~~~!!!…
抜いて、いったら!!…即、お陀仏!!…
それ、に俺も…ッ!!…リジェネと!!…
シロ!!…ハティの!!…協力!!…
この状態だから!!…余計に、無理だ!…」
くまさんの申し出は勿論有り難い所ではあるのだが、
マサツグは痛みに耐えながらそれでも出来ない!と
言葉を口に…
何なら簡単に計算をするよう説明をし始め!…
まずくまさんが持たない事を説明すると、
次には自身の状態についても話しをし!…
と言うのもくまさんからのリジェネポーションに
シロとハティの治癒効果!…
この二つのお陰で自分もギリギリ延命出来ている!と
話しを続け!…
この二つが無ければ自分も今頃死んでいる!と…
更にくまさんではもたない事を続けて話すと、
改めてくまさんの申し出を断って行く!…
さてそうして自分でないと輸血パックの役割を
担えない事を説明すると、
そんなマサツグの言葉を理解出来たのか
シロとハティは必死に!…
「ッ!!!…このままでは駄目なのです!!…
もっと!!…もっと力を!!!…」
「先生とおかあさまを助けるのです!!!…
もっと!!…もっと!!!!…」
__ンン~~~~!!!!…
…ぱあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!…
それぞれ自分達の力が足りない!と解釈をして行き!…
自ら治癒の力がある事にも気が付いた様子で!…
もっと力を発揮するよう踏ん張り出すと、
このままでは駄目!と言葉を…
マサツグと女王を助ける事に躍起になる!…
その際力の使い方にも慣れて来たのか!…
本当にその光を強くさせてマサツグの身体を包み込むと、
ふとマサツグもそんなシロとハティの奮闘ぶりに
気が付いた様子で言葉を口に!…
同時にある事にも気が付いた様子で慌て始める!…
と言うのも!…
「ッ!?…光が、強く!?…
…ッ!!…駄目だ、シロ!!…ハティ!!…
このまま!!…女王、様に!!…
回復!!…ッ~~~!!!…」
__ンン~~~~!!!!…
…ぱあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!…
光りが強くなると言う事は効果範囲も広がると言う事で、
マサツグだけではなく女王にも
その治癒の光が届く事に!…
となると呪いの効果でそれはダメージに変換され!…
今まで回復してきた苦労が水の泡に!…
何なら光が強くなった所で回復量は全く変わらず!…
つまり言うと余計な事を!…
その危険性に気が付きマサツグが慌てた様子で
待った!を掛けると、
くまさんも気が付いた様子で止めに入る!…
「ッ!?…駄目だよ!?…
シロちゃん!!…ハティちゃん!!!…
このままだと女王様が!!!!…」
「ッ~~~!!!…シロ!!!…ハティ!!!…
お前達の!!…気持ちは!!…
分かったから、抑え!!!…」
「「うぅぅぅぅぅぅぅ!!!!…」」
勿論慌ててシロとハティに落ち着くよう言葉を口に!…
しかし二人は必死が故にその言葉は
聞こえていない様子で踏ん張り続け、
徐々にその範囲をジワジワと広げ!…
と、マサツグも再度慌てて二人に落ち着きを促し!…
だが二人は唸るばかりでやはり一向に落ち着かず!…
遂にはマサツグの身体を超えて女王に
その光が当たろうとして行くと、
マサツグは更に焦りを覚える!…
遂には背に腹は代えられない様子である事を考える!…
{…クソ!!…
このままだと全てが水の泡になっちまう!!…
ここまで来て本当に駄目なのか!?…
…いや、だからって諦める訳には!!!…
…こうなったら!!!…}
「ッ~~~!!!…いい加減にしろ!!!…
シロ!!!!…ハティ!!!!…
お前等は自分の母親を殺したいのか!?」
__ビクゥ!?……
シロとハティの気持ちは勿論マサツグとしても
有り難い!…
だがこのまま放置する訳には当然行かず!…
となると女王を助ける為!とマサツグは
その好意をバッサリ切り捨て!…
痛みのお陰かグッと怒りを露わにする!…
そして次には本気で二人に対して怒鳴る様に
声を上げて行くと、
二人をハッ!と我に返らせる!…
その際強い言葉を使って見せる!…
するとさすがにその言葉にシロとハティも
ビクッ!とすると、何ならくまさんまでもが驚き!…
が、マサツグの勢いはそのまま終わらず!…
そこから更に冷静になるよう!…
しかし更に怒気を強めて説教をし出すと、
更に落ち着きを持たせて行く!…
「女王様!!!…呪いが、掛けられ!!!!…
呪いって、のは!!…今!!…お前達が、やっている!!…
回復、魔法を!!…苦痛に!!!…ッ~~~!!!…
だから!!…下手に、回復!!…させようと、すると!!…
逆に!!…苦しめる!!!…ッ~~~!!!…
…勿論!!!…お前達の、気持ちも!!…分かる!!!!…
母親を!!…救いたいって!!…
気持ちが、有るのは!!!…
十分に分かってる!!!!…
…でも!!!!…これ以上!!!…光を強めるな!!!!…
本当に!!…女王様を!!…
助け、たいの!!!…なら!!!!…
まずは!!!…落ち着いて、行動を!!!…
するんだ!!!!」
この時ビクッと若干怯える反応を見せた
シロとハティは顔を上げ、
そこでマサツグの顔を目にし!…
するとそこには息を切らし痛みに堪えながら、
怒った様子を見せるマサツグの表情が有り!…
それを見てシロとハティは困惑!…
何故自分達は怒られているのか?…
何も自分達は可笑しい事をしていない!とばかりに
その表情までをも困惑させると、
マサツグも何故怒って居るのかを口に!…
今の現状について話して行く!…
それは女王が呪いを受けている事から始めて行くと、
勿論シロとハティの優しさも十分理解している様子で
話しを続け!…
だが今は落ち着け!とばかりにやはり怒気を!…
ただ力を行使するだけでなく!…
状況を見る様に致し方なく怒った様子を露わにすると、
シロとハティもハッと目を!…
見開くなり何か変な反応を見せる!…
それはまるで天啓を受けた様な
そんな表情を浮かべて見せると、
徐に遠い目をし出し!…
__ッ!?……ッ…
「…ちょ、ちょっとまぁちゃん!!…
そこまで怒らんでもエェやろ!?…
シロちゃんとハティちゃんかって!!…
ワザとやっとった訳とちゃう!!…
まぁちゃんと!!…
女王様を助けようとして必死になっとったんやで!?…
それを其処まで言うて!!…
まぁちゃんこそ一旦落ち着き!!…」
「ッ!…ッ……ッ!?…シ、シロ?…ハティ?…
一体如何したんだ?…」
「ッ!…え?…シロちゃん?…ハティちゃん?…」
まるで委縮した様に固まるシロとハティの二人を見て!…
くまさんもマサツグに文句を!…
二人も必死であった事を二人の代りに弁明すると、
逆にマサツグを追い詰めて行く!…
その際勿論互いに必死であった事を理解しつつ!…
それでも言い過ぎ!と言葉を口に…
と、その言葉を受けてマサツグも
ピクッと反応をして見せ!…
それはばつが悪そうな表情を露わに!…
だがそれも一瞬の事で…
次にはシロとハティの様子が可笑しい事に
気が付いて行くと、二人を心配!…
くまさんもそれに気が付いた様子で二人の声を!…
心配をしてまた慌て始める反応を見せるのであった…




