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66話収穫と盗賊団と税務管6

盗賊団の事情です


 俺たちの村は、北のコリア村今年大飢饉になった。何故ならばあの虫共のせいだ。大飢饉にも関らず税を、取られ飢饉用の、食糧で、村に残した女子供が、食べるのが精一杯、俺たち、若い男衆が、外に出稼ぎに出る事になった。

最初は、王都に行ってみたが、文字が読めず、計算は出来ずでは、仕事は無いと門前払いだった。じゃあ他の村や町は、と言うと、村の場合は、自分たちで精一杯で、余裕は無い。

西の町バレンで、仕事はあった。ただし、冒険者、つまり魔物退治や、採取等の仕事だ。

俺たち、40人で、やるには、依頼が少なく、最初は、Fランクの仕事しか受けられない。ほとんどが、薬草の採取か、ドブさらい、迷い猫、迷い犬等割に合わず、

満足に食べる事が出来なかった。それでも、ランクが上がりさえすればやって行けるだろうと、頑張って見たが、装備を、揃えようとした時、事件は、起こった。さすがに、40人の、装備が買えず。取りあえず5人分だけでもと、武器を買った。

この時5人は、Eランク試験に合格した人を優先して、最終的には、40人に、装備を、行き渡る様に、と言う計画だった。


 5人は、Eランクのゴブリン討伐へ向かう事が、決まりそれをサポートする為後の、35人も、続く35人の装備は、貧弱だった。農具の鎌や、木製桑、木の棒に、そこいらで拾える石そんな装備だった。

5人は、ロングソード 槍X2 弓X2と言う装備だ。

バレンから南に、森が有りそこに、ゴブリンが、居るらしいと、向かう事になったのだが、行って見たら、ゴブリンは、逃げて行くばかり、戦闘にならないのだ。そこで、追い立て、逃げられないようにする作戦が取られた。しかし甘かった、洞窟に、逃げこまれたのだ。

仕方なく、洞窟へと、入る40名の男衆、しかしそれは、罠だった。装備を持った。5人を先頭にしたのが、不味かった。何処からか分からないが、後を取られ、混乱した所に、矢が飛んで来る。そして、槍やロングソードは、洞窟では、長さが邪魔をし、満足に振るえない弓は、仲間が邪魔で、放てない。

となると、鎌や木の桑、投石だけで倒すしか無かった。結局、生き残りは、25名倒せたゴブリンは、10匹しかも混乱したため、討伐証明部位の、回収が出来ず。

依頼は、失敗違約金を取られ、更に、お説教を、食らった。まさに、踏んだり蹴ったりだった。

このままでは、お金を、得ることも出来ず。餓死するしか無い25名もの食いぶちを、探すのも無理もうどう仕様も無いと言う時だった。誰かが、もう奪うしか無いと言い始めたのだ。


 南東に、向かい、街道に出ると、俺達は、王都を背に南に向かった。途中で狩りや、木の実で、飢えを凌ぎ良さそうなポイントを、探した。目立たず、道を塞ぎやすく馬車が、引き返せない。そんな道だ。そこに、倒木でも置けば、足止めが出来る。

後は、囲んでしまえば、荷物を、置いて逃げるだろう。

幸いこちらには、町で買った武器もある。それを、チラつかせ、脅せば良い、どうせここを、通る商人なんて知れている。25名もの盗賊ならば、そう簡単には、襲いかかる事も無いだろう。そう思っていた。




お約束と言えばお約束ですな


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