64話収穫と盗賊団と税務管4
お昼を、食べ終わり思いの外芋畑が、順調だという事で、大人達が、芋掘り?(芋拾い)の見学に来た。
「おい、そっちは良いか」
「「良いよ」」
「じゃあ動かすぞ」
午前と、同じ様に、動かして行く、年少組が芋を拾い、年中組が、箱に詰め、ノアが、一杯に成った箱を運ぶまさに、流れる様に、作業は、進んだ。一本終わって、復路の2本目が、終わった。そこで、父さんに呼ばれた。
「ノア、どうなってるんだ。アレは、あんなに早く終わるとは、思わなかったぞ」
「僕からしたら、もう少し、改良出来るんだけど。それを、すると、時間掛かるから、簡単に、作れる様に、簡素化したんだ」
「アレよりも、効率が上がると!」
「結界使って良いなら、再現出来るよ」
「それは、やめようか!」
「え〜何で、楽できてるから良いじゃん」
「収穫毎に、ノアは農場に、手伝いに来るきかい?」
「えっ それは、やだ」
「道具は、使い方さえ分かれば、良いが、魔法だよりになると、使える人が、居ないと成り立たなくなる」
「道具なら、良いんだね」
「あゝ、使い方さえ分かればな」
この時アレクは知らないノアに、いくつもの、副案そして、それを、実現させるだけの、行動力と、人望(精霊含む)がある事を
「なあ、アレって、凄くないか?農作業が、ずっと楽になるぜ」
「あゝ、アレ考えたの、領主の、息子だろ、うちの娘貰ってくれないかな?そうすりゃ、楽できそうだぜ」
「うちは、息子だから、無理だな」
「いやいや、娘でも、無理だろう?あんだけ頭良いんだ、どっかの貴族様の所に、行くに違いない」
「ならよ、今の内に、色々作って貰えるように、色々、手伝いした方がよくねいか?」
「あゝ、そうだな。」
村人達は、ノアに希望を、抱き手伝い出来るなら、した方が良いと、思い始めるのでした。
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その頃、村の、北の王都へと繋がる道2台の馬車が、南の、マンドレイク村に向かっていた。グラマスのキャラバンである。その荷台には、税務管と、スカルウッドパーティーが、乗っていた。