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56話メジスト2

グロッキーだった木工所のおじさんは、馬車に乗らず、馬を、引いて帰って行った。


「で、ノアどうゆう事か説明してくれるかな?」


ことの顛末を、ノアは語りその後、メジストが、精霊で有り鍛冶が出来ると言う事も、今日作った農機具の説明もした。


「なる程、この農機具による生産の向上、更に、手の空いた人を、鍛冶場造りに、参加させるとういことかい?」


「そう、今まで、外に頼るしか無かった農機具の生産を、この村で行えば、安く出来るし更に、新しく開発も出来る村を、良くする為には、労働力を高めて、なるべく簡単な方法で、単純化して、早く作業を終わらせるのが村を、豊かにする方法だよ」


「まあ、理屈は分かった。だが、お金が無い、風車とか、水車の様な、大きな物を、作る材料が無いんだよ」


「そこは、森を伐採して、材料を、集めるのと、メジストさんなら、石材の加工は、お手の物だと思うよ」


「因みに、この計画には、僕の魔法は、一切入ってないから、その代わり、アメジスト石を、上手に、使う事と鍛冶場が、火事に成っても対処出来るように、川の近くに作り、水車を、動力とした装置も作る。風車は、農場の動力にすればお互い仕事が楽に成るから、協力してくれるんじゃないかな」


「それだけの収穫が今の所無い現状だ、村人は、納得するだろうか?」


「今は、まだ無理だけど、農場で、麦の収穫が、始まれば、道具が便利なのは、分かって貰えるから、後は、協力者を募って協力してくれる人に、農機具を、貸出せば、良いんだよ後は、報酬として、西の草原の開拓予定農地を、与えれば良いんじゃないかな?」


「農地が増えると、税も上がるから、余り広くても農家で管理出来ないだろうそれでは、農家は、納得しないと思うが」


「そう思うよね、だから、この設計図を、これは、馬犂っていう農機具で、馬に引かせ畑を、耕すんだよ」


「次々と色々出てくるな」


「これなら、広い畑でも、耕せるよただし、馬が必要だけど農場のバードさんに、馬を借りれば引かせられるし馬を遊ばせるのも勿体ない、更に、馬だけじゃなく牛でも、この犂は、使えるので、乳牛を、買えば、牛乳も生産出来るようになるよ」


「有用性は、分かっただがなメジストさんは、やってくれるのかい?精霊と言うことだが、契約はしてないのだろう?」


「契約はして無いけど魔力は、あげたし、行く所も無いみたいだから、この村で、生活保護しようと思う、ただし、労働と言う対価を、貰うけどね」


「保護する代わりに労働して貰うか、そして、その労働は、今までの、話にでてきた物を、作る事。村に便利な道具が、増えてメジストさんも、居場所の確保と、生活が出来る。良いアイデアだ。分かった、その様に、メジストさんと、話して、見るよ」

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