54話アメジスト
「ここは、どしたら良いんじゃ」
「ここは、固定せず回せるようにしてくれればいいよ、後は回すためのハンドルを付けて完成だね」
「おいおい、なんだこの妙なものは、一つは、木の棒に櫛の様に、棒が刺さり、台にのせ宙づりの板、もう一つは、箱にハンドルで、中の板を回すようになった物よくわからない物が出来たな」
「これは、千歯こきと、唐箕と言う農具だよ」
「ほう、これが農具ねぇまあ、どう使うかわからねぇが、使うところを、見てみてぇな」
「もうすぐ、麦の収穫が始まるから、その時見ると良いよ」
「って事は、麦に関する農具って事だな」
「そうだよ。脱穀と、選別の農具だね」
「よくわかんねーけどよその時を楽しみにしとくぜ」
「テーブルを、運ぶついでに、これも運んでくれる」
「いいぜ、どうせついでだ任しときな」
「じゃあ、帰ろうか、お父さん達も、そろそろ、戻ってくるだろうし夕飯の支度もあるしね」
「そうね、さあ、帰るわよ。クリス、ノエル」
「ちょっと、待ちねぇ食卓にテーブル無しじゃ飯食えねぇだろ俺も一緒に行くから馬車に、乗っていきな」
「じゃあ、荷物載せるの手伝うよ」
「はは、何言ってんだ、こんな、重いもの、坊主にはムリムリ」
「お母さん、クリス兄さん石返して」
ノアは、ポケットに石を入れると一番重いで有ろう唐箕を、ヒョイっと持ち上げる
「坊主、、、、本当に、驚くばかりだな」
「さあ、お母さんたちも乗って」
そうゆうと、結界で、荷台に席を作ってしまう。
「もう、驚かないぞわしは、なれた」
「っとそうだ、馬に、石を付けておこう」
そうゆうと、馬2頭に1個ずつ石を付ける
「なんだ、その石何かのまじないか?」
「まあ、良いから、じゃあ、家までお願いね」
「じゃあ出発するか」
結界の椅子から身体を固定する様に、ベルトが出て各自固定される。そして、それは、御者席でも行われていた。
ムチを入れる御者、走り出す馬思わぬスピードそして、ノア以外の絶叫ノアは、御者席に、移り馬を操縦し家に、あっと言う間に、ついてしまうのでした。