50話壊れたテーブル
「ワシはメジストと言う、大地の精霊じゃその昔は、武具等を作っておった」
「あれ?」
「ん?どうした?何か変か?」
「言葉が、ドグル語分かるの?」
「フム、これはのう、通訳魔法を介しておる。ワシが言わんとする事を、魔法を介し耳から、音声として聴こえるのじゃ」
「凄いわね、私の言葉は、解るのかしら」
「分かるぞ、お母さんと言ったか?」
「お母さんは名前じゃ無いのよ」
「フム、個人を指す言葉発するとその人を、意識を向ける様に成るからのう、固有名詞が、わからないと、そうゆう通訳になる」
「なるほど、便利なのだけど、そうゆう融通が効かないのね、因みに私は、サプル・ライヤ ノアのお母さんよ」
「フム、お母さんとは?」
「生みの親って事ね」
「フム、ワシらは、自然から生まれるから、親と言う概念がないのじゃ」
「へー凄いわね、精霊学者でも居れば研究が捗りそうね喋れる精霊って初めて見たわ」
「私は、ノエル・ライヤ、ノアのお姉ちゃんよ」
「俺は、クリス・ライヤ、ノアの兄だ」
「なるほど、ライヤ一族と言う事か、名前は、サプルさん、クリスさん、ノエルさんと言った所かのうそして結界使いのノアさんかのう」
「うん、その認識で間違って無いよ」
「お母さん、とりあえず話は、通じそうだし、危険でも無さそうだよとりあえず食事を食べよう」
「そ、そうでもテーブル壊れたし何処で食べようかしら」
(結界を解いてくれんか、それと、魔力を少しくれればテーブル位すぐにでも作れるぞ。ただし石のテーブルじゃがな)
「壊れたテーブルを、退かせばテーブルは何とかするよ」
「結構重いわよ、このテーブル」
「お母さん、このアメジスト一個ポケットに入れてクリス兄も」
「なんだこれ?」「なんで?」
「これが、ノエルの馬鹿力の原因だよその石には、身体強化する様な事が有るらしい」
「凄いわね魔法でも、1割か2割が、良いところなのに」
「じゃあ、テーブルを、作るね」
結界を、テーブルの形にして、ついでに、ノエルの椅子も結界で作る色テーブルの色は白いテーブル椅子は、黒にしてみた
「ノエル姉ちゃんこの椅子を使ってね」
「えーこの椅子可愛く無いよピンクがいい」
「そう、じゃあピンクにする。」
「な、何じゃそれ」
「ん?結界だけど」
「いや結界という物はな、害のある物を、避ける為に使う物じゃ、物を、置いたり座る為に作る物じゃない」
「えー便利だし良いじゃん」
「大体、結界を、維持する魔力は相当なはずじゃそれを3つじゃとそれも、色分けまでしおるとは、聖人か賢者か?」
「あー、一応賢者らしいよ。幼いってついてたけど」
「はぁ、その年で、称号持ちとは、まあワシの、封印を、真っ二つにしたのも、まぐれじゃあないのう」