34話 人魚港に来る
人魚との取引序章です
今日が約束の日だこれからの友好と取引の重要な日になる
虫はアレから20kg追加計40kg(10kgは飼育)
芋が2樽200kg調理出来るのか?分からないが用意した
調理出来なければこちらで調理し給仕をする
勿論対価として魚等頂く取引は公正でなければならない
後は、何が、食べられるのか?何が食べられないのか
知らなければならない。書斎の本によると、
人間が食べる魚介類とミミズ、幼虫等と書かれて居たが
芋は、書いて無かった。
だが、食べられる物もある筈なので
木の実、穀物、果物、野菜、肉等人間が食べる物を
調理しもしくは生で用意している
水面で人魚が跳ねた
「来たようですね」
「「「「ザワザワ」」」」
「皆静かに!見たいのは分かるが、警戒されても困る
見たい者は静かに見守るが良い騒ぐ者はこの場より
立ち去るがよい」
お父さんが、村人を、諌める
「僕が、桟橋に行き交渉してきましょう」
「待て、護衛ぐらい連れて行け!」
「平原の事忘れたの?」
「うぐ、好きにしろただ、必ず成功させてくれ」
「わかったよ、お父さん」
浅橋に降りて行き声を張り上げる
「お〜い、こっちです」
人魚は、顔を出し方向を確認泳いで来る
数は6名内4名は槍を持っていた
護衛かこちらは、無手で有る
先頭2名が100mぐらいで止まると後の、4名も止まる
「私は、マリン•ゴドナー人魚族代表として来ました
私達に、攻撃の意思は、ありませんが、そちらが、
攻撃を、するなら抵抗します。」
村人が、見に来てるので警戒されたか
「こちらにも、攻撃の意思は無い
僕が、そちらに行こう」
小舟は桟橋に繋がれているオールを持ち漕いで行く
「な!ノア無茶するな!」
「大丈夫だよ、僕なら面識も有るし、
子供一人攻撃してこないでしょう」
取り敢えず漕ぐそして漕ぐ結構疲れるすると、
小舟が、勝手に動き出した
アレ?なんで?漕ぐのを辞めオールを舟に上げるそして
水面を覗くと、4名の槍を持った人魚が押していた
おお、これは、楽チンだ
「まさか、一人で小舟で武器も持たずしかも、子供が
来るとは思いませんでした」
「ここまで、すれば警戒する意味も無いでしょう
私は、ここの、領主アレン•ライヤの息子ノアです」
「「「「マリン様を、釣った本人か!」」」」
「ん?マリン様?あの、マリン様って
結構な身分の方ですか?」
「ノア殿と言ったなマリン様は、人魚国の姫だ」
「姫!僕、姫様釣ちゃったのか!」
なんと、姫様だった無礼打ちにされるのか?
でも、運ばれてるし、いざとなれば、
結界で防ぎ切れば問題無いだろう多分
「ノアさん、この度は来て頂いて恐縮です
本来なら、港まで行く約束でしたが人が多くて
護衛に、止められまして、申し訳無い限りです」
「いえいえ、こちらも配慮が、至らず申し訳無い
何せ田舎の者ばかり人魚が珍しくて仕方ないのです」
「確かに、珍しいでしょうな人族とは、
余り関わらずに来たのですから」
「そちらは?」
「申し遅れました参謀のジョゼフと申します」
「早速ですが、食料取引の条件等を、
話合いたいのですが宜しいですか?」
「はい、こちらとしては、ここに、滞在だけでも、
有り難いですが、食べる物が少なく、種類も
魚ばかりで、困っていた所です」
「人魚族の方はどの様な物を食べるのか
解りませんでしたので色々と用意をしましたが
食べられない物が有れば言ってください
しかし、この小舟では、載せきれる量ではない
ので、1名護衛の方でも構いません
港の方へご足労頂け無いでしょうか」
「ご足労とは?どうゆう事でしょうか?」
「あ!失礼しました 来てくださいと言う意味です
足付いてませんから、言い回しが違いますよね」
「あゝ、そう言う意味でしたか!
体が違うと言い方もかわりますな」
異世界の異文化交流は苦労しそうだ
足無いよな人魚に言い回し変えると
ご尾苦労頂け無いでしょうか?
語呂悪いな鳥人だと
ご羽苦労頂け無いでしょうか?
もっと語呂悪い
ん〜言葉は難しい
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