33話 人魚の話し合い
私は、マリン•ゴドナー人の子との約束を、守る為に
お母様に、話をする
「お母様戻りました」
「アラ、マリンどうしたの?今日は早いわね」
「それが、美味しそうな匂いにつられ
そこにいた白いイソメを食べたのですが
人族に釣られました」
「それは、災難だったわね怪我は無いの?」
「はい、人族に治療して貰いました」
「人間に釣られよく捕まりもせず戻って来れたわね
しかも治療してくれるなんてお人好しな人間で
良かったじゃない」
マリンは、話をした事全てを話す
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〜この辺の領主らしく
人魚300の、滞在を、認めて頂きました
そして、これがその友好の品です」
「アラ、美味しそうね頂くわ
滞在を、認るなら危害を加えるとは思えないけどね
取引か、不利な取引だとこちらが困るわね」
「護衛を、数名付けて行きなさい後は、取引だけど
相手が、求める物は魚とか海産物で間違い無いのね」
「それ以外は特に言ってませんでした」
「水の中は私達の領域だけどお互い助け合えるのなら
それに越したことは無いわね」
「アラ、これ美味しいわねでもイソメでは、無いわね
陸には、こんなに美味しい物が有るのね」
「人魚300受け入れるだけでも、大変だと言うのに
こんなに美味しい物を頂いてお礼無しという訳にも
いかないわ、何か無いかしら?そうだ貝の核を
友好の証として贈りましょう」
「悪い取引じゃなければ、取引を、広げるのも
悪く無いわ様子を見て良さそうならですけどね」