20話村の協力
朝 続々と村人が集まり始めた
その中に見覚えのある人ない人様々な人が
集まって来た
「私は、アレン•ライヤこの村の男爵である
村の者には、忙しい所集まって貰い感謝する
今この村は危機に見舞われている
知っている者も居るだろうマンドレイクに
人魚族が300も居る」
そこで言葉を切るしばらくざわ付く
「そう、人魚は、海産物を食料にして我々の
漁業の妨げになっているだが、人魚族は
魚人族との戦争状態で、疎開してきた者たちだ
人魚族は、我々との協調を求めている
魚人族は、人魚族を、制圧した後
我々の船を沈め海域を我が物にしようと
している我々は、魚人族の横暴を許す訳にはいかない
しかし、我々には、海の中で戦う術は無い
そこで、人魚族を支援し我々の海域を守り
海産物を守らねばならん」
村人の一人が声を上げる
「だが我々も、食料等食べる為に必死だ
余分な食料等ある訳ではない」
「そう、だが我が息子ノアが打開策を思いついた
それを聴き私は、これなら何とかなると思った
その打開策を聞いて欲しいそして賛同する者は
ノアの指示に従い協力を求める」
村人が静まり視線が壇上に集まる
ノアは壇上に上がる
「今、紹介に預かったアレン•ライヤの次男ノアです」
「こ、子供じゃないか!そんな子供の言う事を、
訊けとふざけるな!」
「子供だと言う事は、自ら自覚してますが、意見も聞かず
打開策も無く嘆くだけなら誰でも出来る
反論結構、打開策が有るならここに立ち意見を聞こう!」
「お、俺は、この村を捨て、内陸で暮せば良いと思う」
「ほう、内陸に村ごと引越しするのか、貴方は良い
しかし、女、子供、老いた人は、どうなる?
その内陸に、困難が有ったらまた、何処かに
逃げるのか?その時自分は老いて居ないとは
限らんぞそれでも、今打開策を、持っているノアの
意見も聞かず逃げるなら逃げれば良い!」
「父上、その辺で」
「あゝ、スマンこんな大役を、お前に」
「他に意見は?」
「「「「……………」」」」
「無いようですので打開策を話します」
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「と言う訳で支援出来ます」
「「「おぉ、なるほど」」」
「でわ、組分けをしますので、森組は東の方に集まってください平原組は西に農場組は南に」
「俺達もなんかやらせてくれないか?」
「ん?あなた方は?」
「グラマスの護衛出来たパーティースカルウッドだ」
「あゝ、あの時の」
「ん?何処かで会ったか?覚えは無いが?」
「サプルお母さんの護衛をした方々ですよね
その時グラマスさんの馬車を直した」
「そうだが……誰だ?判らん」
「あの時の赤ちゃんですよ!」
「あゝ、あの凄く賢い赤ん坊か大きくなったな」
「じゃあ、僕と一緒に西の平原組の護衛を
お願いします」
「オウ、良いぜ」
こうして打開策は、始まったのでした
さあ村を上げての昆虫採集です
一時凌ぎとはいえどれだけ集まるのでしょう
ルクス
『囮だけは勘弁して』
もうそれ良いから(笑)
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