18話行商再び
虫が居なくなれば破綻する
状況打開策が無いが西の平原に
何があるのか!?
打開出来るのか?
お父さんとの話し合いが終わり
ミニ畑に来たウリの世話をする為だ
そこにルクスと草の妖精が居た
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「どう最近困った事は無い?」
「快適ですよ此処にずっと居たいわね」
「そう?それは良かったわ」
「あのノア様と言う人が守ってくれるし
水や栄養は豊富だし言う事無いわね
ノア様には感謝しているわ」
「噂をすれば来たわね」
「あ! ノア様来てくれた」
草の妖精は、ノアの周りを飛ぶ楽しそうに
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ん?草の妖精か元気そうで何よりだ
さてと持って来た堆肥を撒いて置くかな
そう思っているとルクスから念話で話掛けられる
『ノア、今日もご苦労さま』
あれ?ルクスどうして此処に?
『草の妖精さんとお話してたの
困ってること無いかなと思って』
そうか、困ってる事が、何か有るなら相談に乗るよ
『無いってそれどころか快適でずっと居たいそうよ』
それは何よりルクスには助けてもらってばかりだね
ありがとう
『良いのよ私の主人がお世話になってるんだから』
そうか、お互い様かじゃあちょっと下ってて
肥料撒くから、汚れるよ
『分かったわ』
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「ねぇノア様何だって?」
「肥料撒くから下ってって言ってるわ」
「肥料?何それ?どうするの」
「肥料ってのは、栄養が多い土よ
そっか草の妖精だから肥料なんて貰った
事無いわね」
「栄養が多い土かそれは楽しみなの」
肥料を根から少し離れた所に、撒く
「何でそんな所に撒くのもっと近くで良いのに」
「私に言わないでよノアがやってるのだから
ちょっと待ってなさい聞いてあげるから」
『ノア、何でそんなに離れた所に撒くの?』
あゝ それは、肥料焼けを起こさない様に
撒いているんだよ直接だと
葉っぱとかに悪影響が出るんだ
「へーそうゆう事何だ知らなかった」
「草の妖精なのに知らない事もあるのね」
よし、これぐらいで良いだろう
後は、水を撒いて終わりだね
「ノアさんお久しぶりです」
誰か来たな誰だろうと門の方を見ると
グラマスさんが居た手を振り答える
「ちょっと待ってて水撒いたら行くから」
結界の屋根にバケツの水を流し込むそうする事で
適度に水が行き渡る便利だ
「お待たせ、今日はどうしたの?」
「例の種を持ってきました今回は
北の方に行ってきましたので
丈夫な品種が多いと思います」
「その中に芋類はある?」
「えぇ、有りますが家畜の餌ですよ」
「じゃあ、芋類出来るだけ引き取るよ」
「え?よろしいので樽3個分ですよ」
「うんそれだけ有れば助かる」
「では、金貨1枚ですが、
本当によろしいのですか」
「うん問題無いよ」
「お金は、お父さんから貰ってね」
「はぁ、じゃあ明日朝にこちらに
運ばさせて頂きます」
「ありがとうでも広場にお願い」
「広場ですか?良いですが
本当に広場で良いのですね」
「ここじゃあ芋3樽も育てられないからね」
「こんなに芋類を買って頂いたのですから
こちらの種は、私からのサービスです
受け取ってくださいでは私はこれで失礼しますね」
「ありがとうまた、何かの種が手に入ったら
持ってきて」
これは良い買い物をした芋類は成長が早く丈夫で
実も多いし手間も少ない野生でも育つ有能な
植物だこれなら問題解決の糸口になる
芋といえば釣りをする人なら思い付くのが
某メーカーの練り餌芋グ○○ン
アレはよく釣れた(笑)
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