14話ゴミは宝の山でした
一部食事中の方には、不適切な表現が
有りますご注意下さい
又、虫系苦手な人もご注意下さい
昨日お父さんに言った事で
ゴミ捨て場まで行く事になった
「ここがゴミ捨て場だしかしこれが役に立つのか?」
匂いはそこまでキツくないおかしい
もっと臭って良いはずだ
「お父さん下に降りるよハシゴ掛けて」
ハシゴで降りて行くとある異変に気が付いた
ゴミが少ないのである
100人の村の出す量からすると少すぎる
スコップを持ち新しいゴミを弄ると
白いウネウネが大量に居た
「うぉ 何だこれは?ウジか?」
「いやウジじゃあ無いこれはミミズより
格段に良い土とお宝を見つけたね
これワームだよ釣り餌になるんだそして
コイツは良い土を作るそれも格段に
早く繁殖力も高い」
「そうなのか?釣り餌ならミミズかイソメ
小エビが定番だがこれも使えるのか?」
「そうだちょっと持っていこう」
スコップで掬うと100匹以上取れた
それを土のう袋に入れて口を縛る
そして少し掘り完全に土になっている
所を別の土のう袋に入れた口を縛り
ロープを付ける25kg位だな1袋
「じゃあ上に戻ろう」
「土のうは持って行かなくても良いのか?」
「このロープで上に引き上げるから
上に行ってもハシゴ外さないでね」
上に上がり丈夫そうな木を捜すとそのロープを
木に引っ掛けるそして穴に戻ると
余りロープを穴に垂らした
腰の位置でロープを巻き締まらないよう
固定するそしたら穴を背にしとび降りる
「ノア、危ない!落ちるぞ」
「落ちるじゃ無くて降りるの、大丈夫だから見てて」
穴の壁を蹴り降りていくと土嚢は上に上がっていく
体重との差を利用して土嚢を持ち上げる
体のロープを解きワームの袋に括り付ける
そしてハシゴを登っていく
「ノアこんな重い物を持ち上げるとは
強化魔法か?」
「魔法は、使って無いよ滑車の原理の応用だよ」
ワームを回収するワームなら軽い物だ
土嚢は持って行くのがキツイのでその場に残す
村から馬車で運ぶそして家に帰って来た
馬車から土嚢(土)を降ろして居ると
お母さんがやって来た
「あらもう持って来たの?良い土は、有った?」
ワームの袋に手を掛ける
「お母さんそれ開けたらダメ!」
「ギャーーーーーーーーーー」
遅かった女性には、いささかキツイ物で有る
ワームの正体知りたい人は
ミルワームで検索すると出ますが
前書きにも書きましたが、苦手な人は
見ないで下さい