3話なんの種かな?
種を貰ったのは良いがなんの種かな
まだ字が読め無いのでどんな物か分からない
木など大型植物とツタ系植物はと根野菜は
鉢植えには適さないので出来ればナス系か
葉物が有り難いのだ
お母さんに聞いてみよう
羊革紙とペンを持ちお母さんの元へ行く
このペンは、赤ちゃんの時買って貰った
物だお気に入りの1つだインクは使い切ってしまった
まあクリス兄とノエル姉が勉強してるだし
インク位有るだろう
ドアを開け入って行く
「あら、ノアお勉強するの?あなたはまだ早い
と思うけど、興味が有るなら一緒にどう?」
「グラマスさんに、種を貰ったんだけど
字が読めなくてどんな植物か分からないだ」
「あら、そうなのじゃ丁度いい機会だわ
文字のお勉強をコレからしましょう」
「読んでくれれば良いのに…」
そう取り敢えず読んでくれれば
日本語で書けば問題無いのだ、
ん?日本語じゃ無くこっちでは精霊語
仕方ないので一緒にテーブルに付く
兄達の手元を見る黒板とチョークを持ってる
羊革紙は使って無いのだ
「黒板は何処にあったかしら」
お母さんが何やら探している
兄達の黒板を見ると、兄は掛け算 ノエル姉は、
逆算の足し算をやっていたクリス兄は、
3x4で詰まりノエル姉は
□+5=11で詰まっている
クリス兄の方に近寄りそっと
12で有る事を伝える
次は姉だ近寄って行き6だと言う
それを、リリさんが見ていた
「ノアさん ダメですよ答えを教えちゃ」
バレたか、次の問題は自力でやってもらおう
「そんなに暇ならやってみます?」
黒板を取り出し2桁の足し算を書いていく
「これでどうです?」
12+15= 16+14= 18+21=
23+13= 28+32= 44+52=
こんなの楽勝で有る
答えは
12+15=27 16+14=30 18+21=39
23+13=36 28+32=60 44+52=96
「はい、リリさん」
「え?もうできたのですか?ちょっと待って下さいね」
とそこにお母さんが帰ってきた
「ゴメンねノア黒板が…」
そこで一瞬リリさんとお母さんの目が合う
そして手元の黒板に
「リリさんあなた、ノアに勉強見てもらってたの?
流石にそれは……」
「いえいえ、違いますよ!今ノアさんに出した
問題の答え合わせをしていたんですよ!」
「ヘ〜ちょっとしか離れて無かったのに?」
「そ、それは」
「ママ、リリさんは答え合わせをしてただけよ
実はノエルも答え教えてもらったの」
「僕も教えてもらったよ」
「え?ノエル方はともかくクリスは掛け算でしょう
分かる訳……そうね」
何やら勘付いたらしい
「分かったわリリさんありがとう」
「後はこちらでやるわお茶でも持ってきて」
「はい、奥様」
「どれどれ?……合ってるわね
ノアお願いがあるのだけど」
1000Pv/日突破しました
約半日で突破してしまいました
昨日900Pvですから倍行くかもしれません
ありがとうございます
ブクマも20名超えました
ブクマ感想お待ちしております