2話植物の種が欲しい
食事に不満のノアどうやってこの不満を
解消するのでしょうか?
食事を改善するにはどうすれば良いのか?
まずは、食べられる物の多様性である
野菜も芋や葉物や種子や花や根と
可食部が違うのだイロイロ試す価値は有る
そんなに気候自体悪く無いとすれば
問題は、土地と品種だな
まずは、試験農地が欲しいが
4才に土地をくれるはずも無い
プランターか鉢でも作ってそこで栽培するか
となると植える種が必要だ
どうすれば種が手に入るのか?
そんな事を思って庭の土を弄るとそこに
「すいませんここの主様は居られますか?」
そんな声が掛かった
見ると以前馬車の行商で有る
年に2〜3度来ているので顔は覚えてる
ただあの時の赤ちゃんが俺だとは思ってない様だ
「アレンお父さんなら村の方に居るはずです
サプルお母さんなら家に居ます」
「そうですか、ありがとうございます
ん?お父さん?お母さん?と言う事は、
ボウヤここの子かい?」
「そうだよ あれから馬車は壊れてない?」
「あゝ、あの時の、よく覚えていますね
あの時は、お世話に成りました」
「ところで、家に何の用事?」
「ご注文の品を届けに来ました」
「ちょっと待ってお母さん呼んでくる」
家の中に入りサプルお母さんに行商が来てると伝えた
「お待たせして申し訳ないわね」
「いえいえ、奥様こちらがご注文の品です」
「悪いわね何時も届けに来てもらって」
「いえいえ、こちらは商売ですから
気になさらないでください」
「先程のお子様は?」
「あゝ、ノアですわ末っ子です」
「やはり、あの時の赤ちゃんでしたか
あの時の事を覚えてらしゃいましたよ
賢い子ですな」
「あら、そんな事を言ってたのですか?」
「覚えているならお礼をしたいのですが
ノアさんにお話してもよろしいでしょうか?」
「良いわよ、ノア〜ちょっとこっちに来なさい」
ん?呼ばれたな何だろうどうやって種を手に入れるか
考えて忙しいのに
「何? お母さん」
「このグラマスさんがお話が有るそうよ」
行商のグラマスさんかでもお金無いし
注文は出来ないな
「じゃ私はクリス達の勉強が有るので失礼するわね」
そうゆうとお母さんは、奥の部屋に戻って行った
「ノアくんと言ったか、あの時のは本当に助かった
ぜひお礼をさせてくれないか?」
ん?お礼か、行商ならいろんな所に行くよな
その時種を持ってきてもらえば
「じゃあグラマスさんがそうゆうのなら
お願いが有ります」
「私にできる事なら言ってください」
「行商してるといろんな所に行くよね
そこで、野菜や果物の種が欲しいんだ
種類を出来るだけ多くの物が有ると良いんだけど
お願い出来ますか?」
「そんな物で良いのですか?
それならお安い御用です」
「取り敢えず今私が持っている物は渡しましょう
後は又、今度と言う事で」
流石行商 種も商品だったらしい
「うん、ありがとうグラマスさん」
種を渡されるとグラマスさんは帰って行った
よし種が手に入ったぞ
種を手に入たノア栽培する事になるが
5000Pv突破しました
ブクマ17名様ありがとうございます
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