24話家族
家族は大事です
言葉も理解出来て来て名前も貰ったノアになったらしい
兄はクリス姉はノエル俺はノア
ん?なんか地球のクリスマスぽいな
そんな訳ないか異世界だし偶然だろう
お父さんは、アレンと言うらしい
お母さんは、サプル王都で商人の娘だったらしい
そんな事を考えて居ると
バタバタと足音が聴こえて来たので
急いでたぬき寝入りをする
「「あれ?また寝ている」」
そうこのパターンは、兄と姉が来たのだ
玩具になる気は無い
しばらくはこれでやり過ごす事にした
食事の時段々と離乳食ヘと切り替わって行った
そこは予想道理だが離乳食は味が無い
お粥ぽい物や 野菜を、歯ごたえが無くなるまで
茹でた物すりおろした感じの果物
なんとも味気ないのである
早く幼児になって味のあるものが食べたい
そんな事を考えて居ると抱き起こされた。
「お散歩の時間ですよノア」
いつの間にかリリさんが来ていた
まあリリさんが居れば安全で有る抱っこ
されて居るだけだから実はもう二足歩行できるのだが
それをすると安全地帯が無くなってしまう
立つところまで見られたが1回きりだ
まだまだ保護対象だろうし何よりおっぱ…
胸…抱かれ心地が良いのだ
早々手放すのは勿体無い
お披露目はもう少し先だな
リリさんが庭のベンチに腰をかけると
クリスとノエルは、リリさんを挟む様に座った
ヤバイ手が届くでは無いか
クリスがほっぺたを、プニプニしてくる
「ほっぺたプニプニだ」
「あ~ズルイ私も」
ノエルは、足をくすぐる
「足ちちゃい」
玩具にされている
鬱陶しく思い不機嫌な顔をする
まだやめる気配も止める気配も無い
仕方無い面倒だがギャン泣きするか
「オギャーオギャーオギャー」
言葉を話せないのだこうゆうアピールしかない
そうすると、リリさんがあやしに掛かる
そして、クリスとノエルは一歩引くそこにベンチは
無い転ぶ2人
そして泣き叫ぶ大合唱である
因みに俺は泣き止んだ
クリスは、頭から血を流している
ノエルは怪我らしき物は無い
俺が原因か、そう思うと少し申し訳無く思った
リリさんが慌てて俺をベンチに乗せると
クリスに近寄って行く
応急処置をするのだろうか
見ていると出血部に手をあて
直線止血法かよ
ベンチの上でうつ伏せのなりハイハイの姿勢になる
ベンチの高さは今の身長位だ強化魔法で
下に降りれない事は無いそう思い
降りて行き魔水晶から魔力を取り出す
リリさんの手に手を重ね
魔力を持って行きイメージする
そう回復のイメージをそうすると
血が止まる痛みも無くなったのか
泣き止む続けてノエルの方へ
足を抑えてるそこに手を当て同じ様に
イメージするとこちらも泣き止んだ。
そして俺は座り込みぐったりするフリだ
復活したクリスとノエルに玩具にされない為に
リリさんが近寄り抱っこする勿論
血塗れの手でそして部屋に連れて行かれ
身体を拭かれベットヘ
その間クリスとノエルはちゃんと着いてきて
汚れた服を着替えていたそしたらお母さんが来た
回復魔法お披露目です
そしてリリさんの立場は?