19話旅の途中2日目後半
修理に時間が掛かり過ぎた
日が昏れ辺りは暗くなって来ている
本来は、この森を抜けて平原まで出ている
筈だった商人の馬車は先頭を走っているが
そろそろ前が見えなく危険になってきた
「前の馬車が止まりました」
「そうここまでね 今日はここで明かしましょう」
テントは平地じゃないと張れない
馬車の中で泊まるしかない
「取り敢えず食事を用意しましょうか」
「リリさんは、護衛の人と薪を拾って来て
精霊が居れば周りを照らせるでしょ」
そこに、グスラマスさん一家が来た
「すいません。奥様我々の馬車が道を塞いだばかりに」
「良いのよ困った時はお互い様だわ」
「そう言って頂きますと助かります
しかし何もお礼無しにとは、行きません
これをお納めください」
「これは?商品じゃ無いの、駄目ですわ」
「いえ、野菜等は、日が経つと鮮度が落ち悪くなって
しまいます。明日の夜に、村に付いても売れないので
ここで使ってしまっても問題有りません」
「じゃあ、一緒に食事をしなさい其れなら奥さんの
ハンナさんも手伝って貰えるでしょ」
「ありがとうございます」
娘のナタリーとハンナを連れ戻って来た
そこに薪拾いに行っていたリリさんと
護衛も、戻って来たのだが護衛の一人が血塗れで有る
慌てて駆け寄るサプルお母さん
「どうしたの?何があったの?取り敢えず怪我を…」
「落ち着いてください奥様これは私の血では有りません」
「え?どうゆう事?」
お母さんが、困惑していると肩に担いだ棒の先下ろした
そこには兎が、吊るされていた
「兎を見掛けたので狩って来ました今日の食事にと
思いましたので」
そうこの血は兎を捌いた時に付いた返り血で有る
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「おお、中々立派な兎ですな」
グラマスさんはそれを見てナイフで骨と皮を外しに掛かる
護衛の人は河原の石を集め簡易釜戸を作ると
そこに薪を入れ火打石で火を起こす
リリさんとハンナさんは、野菜の下ごしらえをし
鍋に川の水を入れ火に掛ける
中々美味しそうな匂いがしている
そして俺とナタリーは、
お母さんの相手をしている
ん?違うなお母さんが相手をしているだな
どうも、こちらとしては、チョッカイ出される
感覚なので、アヤシて貰う感覚が無い
赤ちゃんとしてどうなのか?と思わなくも無いが
まあ良いか(笑)
そんな事を考えて居ると食事が出来たようだ
食事を皆んなで食べる
しかし、俺は、食べれ無い何故なら
赤ちゃんであるスープをスプーンに1杯位
しか与えられないのだ
勿論、おっぱいは別で有る
なんかくやしい早く大きくなりたい
そして食事が終わると馬車に帰り眠るのだった
2日目終わったーー
ボリューム出し過ぎた
でも書き足りない(笑)