15話旅の途中2日目前半
起きると馬車の中だった
どうやら朝早くに出発したらしい
しかし今日は暑い水浴びをしたい位に
クーラーが恋しいがそんなものは無い
できる事と言えば濡れた布で身体を拭く位で有る
そして馬車のスピードも昨日より遅い
馬もこの暑さには参ってるのだろう
「奥様そろそろ休憩しなければ馬が持ちません」
御者が話かけて来た
「分かったわ休憩しましょうか」
馬車が止まりドアが開く
そこは川のそばで、周りは森になっていた
御者もいいタイミングで休憩を取ったものである
馬には大量の水が必要なのだ
更に森なら木陰も有り川が近いので涼しい
「この森居るわね」
ルクスが話かけて来た
魔物だろうか、そんな事を考えていると
「違うわよ精霊よ」
精霊だったらしい
精霊なら契約してみたい物である
ただどんな精霊か分からないのでそこの所も
重要かと思っていると突風が吹いた
「きゃ いい風ね気持ちがいいわ
ここで休憩は正解ね水もあるし」
「奥様我々は付近の警戒に当たります」
「そうお願いね」
そうゆうと護衛は2人1組になり3方向へと、行った
多分そんなに離れては居ないところに
居るのだろう
「せっかく川があるのだし赤ちゃんに
水浴びでもさせるのはどうでしょうか」
リリさん気が利くじゃないか
「そうねだけど前みたいに襲われると困るから
リリさんが付いててくれる?」
「はい、分かりました」
ん?リリさんもしかして俺をダシに使ったな
顔がにやけてるそして服を脱がされる
スッポンポンにされる
赤ちゃんに人権は無いのか
赤ちゃんだから許されるのか
リリさんは、素足になりスカートを
横で縛り水に濡れないようにした
30分位水浴びをして涼しくなった
そして服を着て馬車に戻る
また、馬車に揺られる事2時間
「そろそろお昼ね馬車を停めて頂戴」
そうお昼である
今日は川沿いに来たので水の心配は無いし
水浴びが出来るので有難い限りで有る
スッポンポンで水浴び出来るのは
子供の特権ですね
大人がやったら通報されますので
いい大人は真似しない様に(笑)