91話 キャシーの奮闘2
続きです
「なに?まだあると?」
「はい、マンドレイク村で、人魚族との交流が、行われております」
「ほう、人魚族とな、してどの様な、様子じゃった?」
「私が、見たのは、芋と魚を、交換する物々交換で御座います」
「フム、それは、興味深いのうじゃが、物々交換では税は取れまい」
「はい、ですが、海産資源には、価値の高い物も有りますれば、取引も悪くないので御座います」
「ほう、価値の高い物というと?」
「真珠で御座います」
ザワザワ ザワザワ
「静粛に」
「なる程、ではマンドレイク村では、物々交換して、真珠を得ていると言うのか?」
「それは、違います、あくまで、今までは、芋と魚の交換のみでした」
「フム、話が、見えんのう申してみよ」
「はい、こちらも、先程の、ノア・ライヤが、出てくるのですが、」
新たな貨幣を、作ってもらいたい事又、真珠を貨幣として扱わない事、その理由を、話して行った。
「なる程のう、ノア・ライヤ話しを聞く限り、相当の切れ者のようじゃ」
「真珠のような物は、形色やツヤ大きさにより、価値が変わるそれを、貨幣とすれば、取引の度鑑定せねばなるまい、一個は一個で価値を、決めるのは、愚の骨頂じゃそこまで、考えておりそうじゃのう宰相よどう思う?」
「新たな銀貨や、金貨の、発行はしても宜しいかと我々にも利のある話だと、おもわれます」
「ふむ、では、宰相手配を頼む、それと、新たな貨幣は、マンドレイク村優先で、手配せよ」
「御意に」
「他には、無いかの?」
「もう一点御座います」
「よい、申してみよ」
「コリア村の、村人達で御座います」
「ほう、マンドレイク村に滞在しておる村人かの?」
「はい、25名は、冬の間マンドレイク村に滞在し春には、帰る手はずとなっています」
「ふむ、何か、問題でも?」
「税にございまする」
「というと?」
「彼らは、税に苦しめられ、村を出ていますマンドレイク村で拾われなければ、餓死あるいは、盗賊なっていたでしょうその者に、春の税を、取るのは酷かと」
「ふむ、そうじゃな春の税は、無税とするして、マンドレイク村は、彼らをどう扱っておるのじゃ?」
「住むとこを与え、仕事を与え、食事を与えております」
「ほほう、素晴らしいでは無いか、褒美を取らせねばな」
「これも、ノア・ライヤが、中心人物になります」
「なんと、恐るべきだな」
「更に、コリア村の村人に、教育として、先程の、害虫駆除の、研究を手伝わせております」
「ふむ、被害に合った者に対処法を、教える素晴らしいでは無いか!ますます興味が湧いた、一度会ってみたいのう!」
「今は、召喚すべきでは無いかと、せめて、害虫駆除の、研究が終わってからにすべきです」
「私からの、報告は、以上です」
報告終わったww褒美何くれるのかな?
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