86話 収穫祭6
ノエルと、合流したノア達は、メインストリートを、歩き港に向かって行く、途中グラマスさんの所娘さんの、ナタリーと会う
「こんにちは、ノア君」
「こんにちは?ええっと?グラマスさんの所の娘さん?」
「ナタリーよ」
「こんな所でどうしたの?」
「今日は、お手伝い終わったから、遊びに来たんだけど、、、、」
「まあ、この村何にも無いからね退屈でしょう」
「そうなの!食べる物は、美味しいんだけど、遊びに行く所が無いのよお小遣いも、そんなに、持ってないしどうしようかなっと思って」
「じゃ、じゃあ、一緒に遊ばない?」
クリス兄が、少しだけ吃りながら、遊びに、誘うと
「ん〜、まあ、暇だから、良いんだけどノア君に聞きたい事が、有るんだけど?」
「何聞きたい事って?」
「変な話なんだけど、5年前の事、覚えてる?」
「5年前?」
「そうなの、まだノア君が、赤ちゃんの時の話だよ」
グラマスさんが、馬車で、道を塞いだ話だった。
「あぁ、その話ね」
「事実なの?」
「まあ、事実だね、あの時は、言葉も喋れなかったから、苦労したよ」
「そうなんだ」
「まあ、ノアは、昔から、変な事ばかりしてたからな〜」
「え?そうなの?」
「妖精捕まえたり、人魚姫釣ったり、水魔法で、石切ったり」
「人魚姫!釣っちゃったの?」
「あぁ、港に行けば、人魚見れると思うぜ」
「えーー、見たい見たい」
「見世物じゃ無いんだから、まんまりジロジロ見たら駄目だよ」
「えー良いじゃないちょっと位」
「見ては駄目とは、言ってないよ、獣人の人だって、尻尾を興味本意で、見られるの、嫌がるでしょそれと一緒だよ」
「そうね、ノアの言うとうりだわあんまり、珍しいって視線は良く無いわね、ナタリーちゃんも、男の子に、興味本意で、スカート覗かれるのは嫌でしょ」
「あー確かに、、、」
「まあ、気をつけてればいいよ」
「そうね、じゃあ行きましょ」
ノア達は、港を目指して歩いて行くと、キャシーさんに声を掛けられた。
「ノアさんこんにちは」
「キャシーさん、こんにちは、お買い物ですか?」
「そうよ、これから、お塩買いに、行こうと思って、マンドレイク村のお塩は、安いから」
「あぁ、色々な領地通ると、税で値上がりするからね」
「良く知ってるわね」
「王都から、一番海に近いから、グラマスさんが、帰りに結構な量積んで行くよ」
「ノアさんは、どちらに?」
「そんなに、畏まらなくていいよ普通に、ノア君でも、ノアでも」
「だって、あの時のノア君大人顔負けだったから、、、」
「まあ、人の人生掛かってたからね」
「そうゆうものかしら?」
「そうゆうものだよ」
「まあ、良いわで、何処に行くの?」
「港まで、人魚見に行くんだよ」
「はい?人魚?」
「そう人魚」
ノア達は、これまでの、経緯を話ながら、港に歩いて行来ました。
25名の元盗賊団も、連れて行こうかと思いましたが、人魚達に、30名近くの、人が対応するとなると、文章的にキツイので辞めました。まあ、そのうち会わせますがw
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(どの作者でも同じですがw)