85話 収穫祭5
スカルウッドと別れた、ノア達は、ランキング会場へと、足を運んだ。
「あ!ノアこっちこっち」
「お姉ちゃん!良かった見つかって」
「ノア、スカルウッドと、会えた?」
「うん、会えたよ」
「そうそれなら良かったわ」
「あれ?心配して無かったの?」
「心配は、したけど途中で、気づいたのよノアを、攫おうとしたら、逆に捕まえてしまうだろうって」
「あはは、お姉ちゃんは、僕の事良く見てるね」
「だって、結界があるし、コキュートスも使えるし下手な事できないでしょう」
「まあね」
「ノア、スカルウッドは、なんだって?」
「あ、お父さんこれ、お父さんに手紙だよ」
「ん?これは、ノアの魔法の師事を、頼んだ、ジェファーソンさんからじゃないか?なんでノアに、渡したんだろう?」
「なんか、僕を試したかったみたいだね」
「どうゆうことだ?」
「手紙に魔力を載せて、メッセージを、送ってきたんだよ開封しずにお父さんに渡しなさいって」
「裏に僕の名前書いてあるのはフェイクだよ」
「は?開けて良いか?」
「良いよ、お父さん宛だし」
手紙を、読むアレクそこにはこう書かれていた。
拝啓
弟子から、手紙を貰い師事をしてもらいたいと言う事を聞いた。この手紙が、開封されずに、アレク殿に渡されたのならば、喜んで、師事をさせて貰おう。もし開封されていたのならば、済まないが、この話無かった事にしてくだされ、返事は、スカルウッドに渡して下されば、こちらに届く手はずとなっています。
この手紙を同封の上送り返して下さい、但しこの手紙をアレク殿以外触れないようお願いする。
ジェファーソンより
「そうゆうとか、なる程な」
「ねぇねぇ、お父さんなんて書いてあったの?」
「お姉ちゃん、その手紙触っちゃ駄目だよ」
「え、なんでよ?」
「魔術が掛かってるから」
「そうなんだ」
「ノア、そこまでわかるのか?」
「まあね、だから、僕からも、お返事しといたよ」
「あぁ、それで、スカルウッドさんに、依頼書を、依頼主に渡すように言ってたのか」
「そうなんだ、後は、お父さんが、返事書いて出しておいてね」